- 68歳の女性。右肺に限局した肺癌と診断され、すでに悪性腫瘍であることが伝えられている。主治医は治療法として手術が最も適切であると判断し、手術を受けるように説明した。ところが、患者は手術を受けたくないと答えたため、繰り返し手術の必要性、手術の危険性、手術を受けなかった時の不利益およびその他の治療法を説明した。患者はその内容を十分理解したが手術を拒否した。意識は清明で、判断能力はある。
- a. 医師には裁量権があるのでこの方針に従ってほしいと言う。
- b. 家族の中のキーパーソンに判断を一任する。
- c. 患者の意向を尊重し治療方針を決める。
- d. 手術以外の治療では責任が持てないと言う。
- e. 担当を外れたいと病棟医長に申し出る。
[正答]
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- 61歳の男性。C型肝炎から肝硬変になり加療中であった。病院から自転車で帰宅の途中転倒し、左前額部を打撲し救急搬入された。治療の甲斐なく2日後に死亡し、病理解剖で左前額部挫創、180gの左硬膜下血腫、肝硬変および3cm大の肝細胞癌が認められた。
[正答]
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[正答]
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