- 23歳の看護婦。HBs抗原陽性患者の採血をした後、その注射針で自分の指を誤って剌した。この看護婦はHBs抗原・抗体が陰性であった。直ちに行うべきことはどれか。
- (1) ロで指から血液を吸い出す。
- (2) プレドニゾロンを筋注する。
- (3) HBワクチンを接種する。
- (4) HBs抗体含有ガンマグロブリン製剤を投与する。
- (5) 肝機能検査を行う。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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[★]
- 78歳の女性。在宅療養中のところ介護老人保健施設に初めて入所した。10年前からB型肝炎ウイルスのキャリアであることが病歴に記載されている。必要な対策はどれか。
- a. 個室に収容する。
- b. 介護者にB型肝炎ウイルスキャリアであることを周知する。
- c. 介護者は入室時には着衣を取り替える。
- d. 介護者はこの入所者の汗には直接触れない。
- e. 入浴時は他の入所者と同じ浴槽を使わない。
[正答]
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[★]
- 60歳の男性。定期健康診断を受けに来院した。高校卒業後から、染料工場に勤務していた。現在では製造中止となっているβ-ナフチルアミンを使用する仕事に数年間従事したことがある。現在とくに自覚症状はない。最も気をつけるべき疾患はどれか。
[正答]
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