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Japanese Journal
- HDLのコレステロール搬出/逆転送作用 (HDL : 定量検査から機能検査ヘ)
- 臨床病理 = The official journal of Japanese Society of Laboratory Medicine : 日本臨床検査医学会誌 64(1), 57-65, 2016-01
- NAID 40020738631
- HDLの抗炎症能の分子機序と評価方法 (HDL : 定量検査から機能検査ヘ)
- 臨床病理 = The official journal of Japanese Society of Laboratory Medicine : 日本臨床検査医学会誌 64(1), 49-56, 2016-01
- NAID 40020738610
- 高比重消波ブロックの耐津波安定性に関する実験的研究
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
マーカイン注脊麻用0.5%等比重
組成
1mLあたりの成分含量
成分・含量(1mL中)
添加物(1mL中)
1管あたりの成分含量
1管4mL中成分・含量
1管4mL中添加物
禁忌
- 大量出血やショック状態の患者[過度の血圧低下が起こることがある。]
- 注射部位又はその周辺に炎症のある患者[化膿性髄膜炎症状を起こすことがある。]
- 敗血症の患者[敗血症性の髄膜炎を起こすことがある。]
- 本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者
- 中枢神経系疾患:髄膜炎、灰白脊髄炎、脊髄ろう等の患者[脊椎麻酔により症状が悪化することがある。]
- 脊椎に結核、脊椎炎及び転移性腫瘍等の活動性疾患のある患者[脊椎麻酔により症状が悪化することがある。]
効能または効果
- 以下に示す本剤の等比重製剤、高比重製剤の特性並びに手術部位及び患者の状態を十分考慮して適宜、製剤を選択すること。
- 等比重製剤:麻酔範囲の広がりが緩徐で、高比重製剤に比べて作用発現時間が遅く、作用持続時間が長い。
- 高比重製剤:麻酔範囲の広がりが比重に依存しているため手術台の傾斜によりある程度の麻酔範囲の調節が可能である。等比重製剤に比べて作用発現時間が早く、作用持続時間が短い。
- 通常、成人にはブピバカイン塩酸塩水和物(無水物として)1回10〜20mg(2〜4mL)を脊髄クモ膜下腔に注入する。
- なお、年齢、身長、麻酔領域、部位、組織、症状、体質に応じ適宜増減するが、1回20mg(4mL)を超えないこと。
- 20mg(4mL)を超えて投与しないこと。[20mgを超えて投与された場合の有効性・安全性が評価されていない。]
慎重投与
- 脊柱管狭窄、又は外傷性の脊柱変形のある患者[脊椎麻酔により神経障害があらわれることがある。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)
- 妊産婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)
- 若年者[麻酔範囲が広がりやすいという報告があるので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 腹部腫瘤のある患者[仰臥位性低血圧を起こしやすく、麻酔範囲が広がりやすい。麻酔中はさらに増悪することがあるので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 身長の低い患者[血圧低下の発現率が高くなる傾向がある。また、麻酔範囲が広がりやすいので、投与量の減量を考慮するとともに、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 血液凝固障害や抗凝血薬投与中の患者[出血しやすく、血腫形成や脊髄への障害を起こすことがあるので、やむを得ず投与する場合は観察を十分に行うこと。]
- 重篤な高血圧症、心弁膜症等の心血管系に著しい障害のある患者[脊椎麻酔により循環動態が急変しやすく、血圧低下や病状の悪化が起こりやすいので、患者の全身状態の観察を十分に行うこと。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 脊柱に著明な変形のある患者[脊髄や神経根の損傷のおそれがあり、また麻酔範囲の予測も困難であるので、やむを得ず投与する場合は患者の全身状態の観察を十分に行うこと。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 全身状態が不良な患者[生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 心刺激伝導障害のある患者[症状を悪化させることがある。]
- 重篤な肝機能障害又は腎機能障害のある患者[中毒症状が発現しやすくなる。]
- 神経学的疾患:多発性硬化症、運動麻痺、神経筋疾患等のある患者[症状が悪化することがある。]
重大な副作用
- ショック(0.1%未満):過度の血圧低下、徐脈、呼吸抑制、心停止等があらわれることがある。また、まれにアナフィラキシーショックがあらわれることがあるので、患者の全身状態の観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。
- 振戦、痙攣(0.1%未満):振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合は、直ちにジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。(「過量投与」の項参照)
- 異常感覚、知覚・運動障害(0.1%未満):注射針の留置時に神経(神経幹、神経根)に触れることにより一過性の異常感覚が発現することがある。また、神経が注射針や薬剤あるいは虚血によって障害を受けると、まれに持続的な異常感覚、疼痛、知覚障害、筋脱力、運動障害、膀胱直腸障害等の神経学的疾患があらわれることがある。
薬効薬理
- ブピバカインは、神経活動電位伝導の遮断によって脊椎麻酔作用を発揮するが、その活動電位伝導遮断作用はリドカインに比べて約8倍強力であった10)。
- ウサギにおける各種局所麻酔薬の等比重液の脊椎麻酔作用の持続時間は、プロカイン<リドカイン<ブピバカイン<テトラカインの順に長く、ブピバカイン塩酸塩はテトラカイン塩酸塩と同様、長時間作用性の脊椎麻酔薬に属する11)。
- マウスにおいて、ブピバカイン塩酸塩の等比重液(0.25〜0.75%)は迅速かつ用量依存的な脊椎麻酔作用を示した12)。臨床使用濃度(0.5%)における作用持続時間は、約7倍高濃度のリドカイン塩酸塩の等比重液とほぼ同等であった12)。
- イヌにおいて、ブピバカイン塩酸塩の高比重液(0.5%)の脊椎麻酔における運動神経遮断作用の持続時間は、リドカイン塩酸塩の高比重液(5%)に比べて長かった13)。また、ブピバカイン塩酸塩の高比重液(0.5%)の脊椎麻酔作用発現時間は等比重液(0.5%)よりも早く、持続時間は短い傾向にあった13)。
- in vitro試験系における神経毒性及び細胞障害作用はブピバカイン<<テトラカイン<ジブカインの順でブピバカイン塩酸塩が最も弱かった14),15)。また、in vivo試験系におけるブピバカイン塩酸塩の等比重液(0.5%、0.75%)の局所刺激性はリドカイン塩酸塩と同程度で、テトラカイン塩酸塩よりも弱く、高比重液においても臨床使用濃度(0.5%)では脊髄神経に異常は認められなかった16),17),18)。
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:ブピバカイン塩酸塩水和物(Bupivacaine Hydrochloride Hydrate)(JAN)(日局)
- 化学名:(2RS)-1-Butyl-N-(2,6-dimethylphenyl)piperidine-2-carboxamide monohydrochloride monohydrate
- 構造式:
- 分子式:C18H28N2O・HCl・H2O
- 分子量:342.90
- 融点 :約252℃(分解)
- 性状 :ブピバカイン塩酸塩水和物は白色の結晶性の粉末である。本品は酢酸(100)に溶けやすく、水、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けやすい。本品は0.01mol/L塩酸試液に溶ける。本品0.5gをエタノール(99.5)/水/5mol/L水酸化ナトリウム試液混液(34:15:1)50mLに溶かした液は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
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- high density、dense、densely
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- 高比重、濃い、密
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- 関
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- 高吸収域
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- high-density lipoprotein cholesterol
- 関
- HDLコレステロール、高密度リポ蛋白コレステロール、高密度リポタンパク質コレステロール
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- high density lipoprotein-cholesterol
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