- 英
- tetracosactide acetate
- 関
- テトラコサクチド
UpToDate Contents
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コートロシン注射用0.25mg
組成
有効成分
- テトラコサクチド酢酸塩 0.28mg(テトラコサクチドとして0.25mg)
添加物
- D-マンニトール 10mg
- 添付溶解液は1アンプル中日本薬局方生理食塩液2mLを含有する。
効能または効果
- 副腎皮質機能検査
- 1日1回添付溶解液に溶解し、下記量を使用する。必要があれば連続2〜3日行う。
○筋注・静注(ラピッド・テスト)には、テトラコサクチドとして0.25mg(1アンプル)を使用する。
○点滴静注にはテトラコサクチドとして0.25〜0.5mg(1〜2アンプル)を5%ブドウ糖注射液、生理食塩液、注射用蒸留水等に加え、4〜8時間点滴静脈内注入する。
慎重投与
- アジソン病、あるいは副腎皮質ホルモン剤長期連用患者[急性副腎皮質不全(アジソンクリーゼ)又は離脱症状を起こすことがあるので、使用中、発熱、チアノーゼ、消化器症状(腹痛、下痢)、脱力感、頭痛等の症状が発現した場合には、直ちに比較的大量の副腎皮質ホルモン剤を投与すること。]
- アレルギー素因のある患者、本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者、気管支喘息患者、又は、本剤の投与を一時中断している患者[まれにショック様症状を起こすことがある。なお皮膚テスト陰性の気管支喘息患者に投与した場合にも、重篤な気管支喘息発作を誘発することがあるので、観察を十分に行うこと。]
- 高齢者、高血圧、心・腎疾患の患者[1日0.25mgを3日間以上点滴静注する場合には、副腎皮質ホルモンの過剰分泌により、浮腫、高血圧、乏尿等を起こすことがある。この場合、通常投与を中止すれば、症状は消退する。]
重大な副作用
ショック様症状
頻度不明注)
- ショック様症状を起こすことがあるので、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼ等の過敏症状あるいは重篤な気管支喘息発作が発現した場合には、直ちに投与を中止し、気道確保、副腎皮質ホルモン剤の静注、強心薬、昇圧薬、アミノフィリン系薬剤等の投与あるいは人工呼吸等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬効薬理
- コートロシン注射用0.25mgは24個のアミノ酸からなる合成ペプチドであるテトラコサクチド酢酸塩を製剤化したもので4,5,6)、天然ACTHと同じアミノ酸配列(N末端から24番目まで)と副腎皮質刺激作用を有する合成ACTH製剤である。
副腎皮質刺激作用7)
- 同一人物に本剤及び天然ACTHを点滴静注し、血中・尿中ステロイド値を測定した結果によれば、本剤0.25mgは天然ACTH25単位の効力に相当することが確認されている。
測定法
副腎皮質機能検査の方法と判定1)
方法
- 注射前少なくとも30分は安静とした後、前採血(a.)する。
- コートロシン注射用0.25mg1アンプルを筋注又は静注する。
- 注射後30分及び60分に採血(b.)する。
- a.とb.の血中コルチゾールを測定する。
判定
- a.の約2倍以上(又はa.より10μg/dL以上)増加した場合を正常と判定する。
- 増加がみられないときは、副腎皮質分泌予備能が低下しており、副腎皮質機能不全が疑われる。
- ただし、迅速ACTH試験だけでは原発性副腎皮質機能不全と続発性副腎皮質機能不全の鑑別はできない。これは、後者の血中コルチゾールが増加しない場合と多少増加する場合があるためである。
- これらを識別するためには、コートロシンZ筋注0.5mgによる続発ACTH試験を行うか、迅速ACTH試験での血中コルチゾール測定と同時にACTHの基礎値を測定することで鑑別が可能である。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- テトラコサクチド酢酸塩(Tetracosactide Acetate)
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の粉末又は薄片である。水にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、アセトニトリルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tetracosactide
- 化
- 酢酸テトラコサクチド、tetracosactide acetate
- 商
- コシントロピン、コートロシン Cortrosyn
- 関
- ACTH
[★]
- 英
- acetic acid acetate
- ラ
- acidum aceticum
- 関
- カルボン酸
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
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