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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/07 03:43:45」(JST)
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裏層(りそう)とは、歯科医療で行われるもので歯の修復に際して、修復物と歯の間に層を設けるもので歯髄保護の一手法として用いられる。ライニング(lining;塗布裏層)とベース(base;埋立・断熱裏層)とに分かれる。
構成[編集]
ライニング[編集]
ライニング(lining;塗布裏層)とは、窩洞に開放する象牙細管開口部を物理的に封鎖し外来刺激が歯髄に伝わるのを防止するものである。
ベース[編集]
ベース(base;埋立・断熱裏層)とは、窩洞が深い時に深部を歯質と同等の熱伝率のある修復材料で修復し熱良導性の金属修復物による温度的刺激を避け覆髄部の補強やアンダーカットの埋め立てを行う。
関連項目[編集]
- 歯学/保存修復学/歯科理工学/口腔細菌学
- 窩洞
- 覆髄
- アマルガム修復法/非接着性レジン修復法/コンポジットレジン修復法/グラスアイオノマーセメント修復法/メタルインレー修復法/ラミネートベニア修復法/直接金修復法
- 齲蝕/エナメル質齲蝕/象牙質齲蝕/慢性齲蝕/急性齲蝕
- 歯/歯周組織
- 歯科医師
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Japanese Journal
- Fenton 反応を利用した合板のアルカリ汚染防止法の開発
- 柿谷 朋,市川 裕司
- 木材保存 = Wood preservation 38(1), 7-13, 2012-01-25
- … ヒノキ (表裏層) - スギ (芯層) 合板表面を種々の濃度の Fenton 試薬で処理し, 養生後にアルカリ汚染を発生させ, その程度を観察した。 …
- NAID 10030451469
- Fenton反応を利用した合板のアルカリ汚染防止法の開発
- 柿谷 朋,市川 裕司
- 木材保存 = Wood preservation 38(1), 7-13, 2012-01-00
- … ヒノキ(表裏層)-スギ(芯層)合板表面を種々の濃度のFenton試薬で処理し,養生後にアルカリ汚染を発生させ,その程度を観察した。 …
- NAID 120005330448
- セルフエッチングプライミング処理された従来型グラスアイオノマーセメントあるいはレジン添加型グラスアイオノマーセメントに対するレジン接着
- 森田 有香
- 日本歯科保存学雑誌 54(6), 448-465, 2011-12-31
- … してグラスアイオノマーセメントによる裏層がなされた.また,深い窩洞でその容量が大きい場合,レジンの重合収縮量を制御するために,象牙質部分の代替材料としてグラスアイオノマーセメントが用いられ,いわゆる「サンドイッチテクニック」が提唱された.本法は,裏層材や歯質接着材が格段に進歩した現在においてもなされているが,裏層材とレジンとの接着に関する研究は,ほ …
- NAID 110009419174
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- 裏層(りそう)とは、歯科医療で行われるもので歯の修復に際して、修復物と歯の間に層 を設けるもので歯髄保護の一手法として用いられる。ライニング(lining;塗布裏層)と ベース(base;埋立・断熱裏層)とに分かれる。
- 最近、この治療法には疑問がもたれているが、裏層は以下の臨床条件がすべてみ られるときに適応である・・・
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- 塩基、基剤、基礎、底部、基づく、基礎づける、裏層