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Japanese Journal
- 過酢酸製剤の歯科用金属製器材に対する腐食性とその低減化に関する研究
- 尾立 達治,遠藤 一彦,井田 有亮,斎藤 隆史,川上 智史
- 日本歯科保存学雑誌 54(3), 208-221, 2011-06-30
- … .過酢酸溶液は,鉄系の合金(炭素鋼,ステンレス鋼)に対する腐食性が低く,これらの材質の器材の消毒に用いても大きな問題は生じない.2.過酢酸溶液は,真鍮やアルミニウム合金に対する腐食性が,イオン交換水や緩衝化剤でpHを調整したグルタールアルデヒド溶液と比較してきわめて高く,これらの材質の器材の消毒には適用できない.3.Na_2HPO_4を過酢酸溶液に3%添加することによって,真鍮の表面にはCu(OH)_2から成る皮膜が生成 …
- NAID 110008752237
- 寒天・アルジネート連合印象システムの研究 : 薬液消毒の影響
- 土生 博義,内田 博文
- 歯科材料・器械 17(4), 231-237, 1998-07-25
- … 寒天印象材4製品による寒天・アルジネート連合印象を, 2種類の0.5%次亜塩素酸ナトリウム溶液中に15分間, 2種類の2%グルタラール溶液中に30分間浸漬した.得られた模型の表面粗さと歯型の寸法精度を測定して, 消毒処理の影響をみた.連合印象の次亜塩素酸ナトリウム溶液中への浸漬は, 模型の精度に大きな影響を及ぼさなかった.緩衝化剤を添加したグルタラール溶液中への浸漬は, 模型の表面粗さを増加した。 …
- NAID 110002991378
- 田爪 正氣,糠信 憲明,高安 直子,安藤 貴子,伊藤 彩子,築地 真実,相川 浩幸
- 東海大学健康科学部紀要 4, 77-80, 1998
- … 2)リン酸緩衝化生理的食塩水(PBS)および人工汗中に銀メッキ繊維布を浸漬した結果、銀の溶出量は時間の経過とともに増量傾向を示した。 …
- NAID 110006454972
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- A: 反応自体は可能ですので、pHに注意してご使用ください。 ラベル化反応の条件 としては、弱アルカリ側(pH8~9)が適していますので、 その範囲内にpHを調製したPBS を調製してください。 PBSは中性付近で使用することが多く、アルカリ側での緩衝能が 十分 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- グルタラール製剤 化学的滅菌・殺菌消毒剤(医療用器具・機器・装置専用)
販売名
ステリハイド2W/V%液
組成
- ステリハイドは、グルタラール2W/V%濃度液に、添付の緩衝化剤(粉末)を溶かして使用する用時調製の組合わせ医薬品である。
====ステリハイド2W/V%液
==
- グルタラール(グルタルアルデヒド)2W/V%
及び添加物としてpH調整剤 含有
緩衝化剤(粉末)
効能または効果
- 本品は用時調製の製剤で、使用目的に応じて次の用法により製する。
- 1)ステリハイド2W/V%液1Lに対し、緩衝化剤(粉末)5.7gを加えて溶かし、とう赤色の液として製する。
- 2)ステリハイド20W/V%液100mLを注意してとり、精製水900mLに徐々に加えて2W/V%液1Lとし、この液に緩衝化剤(粉末)5.7gを加えて溶かし、とう赤色の液として製する。
- ステリハイド実用液2W/V%液1Lに精製水3Lを加えて希釈して製する。
- 被消毒物を液に完全に浸漬して行う。細孔のある器具類は注意して液と十分接触させること。
- 通常、次の時間浸漬する。
- 1)体液等の付着した器具 1時間以上
- 2)体液等の付着しない器具 30分以上
- 浸漬後、取り出した器具類は、付着物があれば除き、多量の滅菌水で十分に洗浄すること。なお、使用目的により水を使用することもできる。また、細孔のある器具類は内孔を注意して洗うこと。
使用濃度 |
用途 |
対象器具 |
ステリハイド実用液2W/V%液
|
微生物若しくは有機物により高度に汚染された器具または皮下組織、粘膜に直接適用される器具の化学的滅菌、及びHBウイルスの汚染が予想される器具の消毒に使用する。 |
レンズ装着の装置類、内視鏡類、麻酔装置類、人工呼吸装置類、人工透析装置類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科・泌尿器科用器具、歯科用器具またはその補助的器具、注射筒、体温計及び加熱滅菌できないゴム・プラスチック器具、リネン等。 |
ステリハイド実用液0.5W/V%液
|
上記以外の器具の殺菌消毒に使用する。 |
麻酔装置類、人工透析装置類等。 |
薬効薬理
- ステリハイド実用液(2W/V%)は、in vitroの試験において、14株のシュウドモナス属菌(緑膿菌等)を含むグラム陰性菌、陽性菌及び真菌を、ほぼ15秒以内に殺菌する。また、枯草菌芽胞(105〜6/mL)に対する殺芽胞効果は、25℃、60分後生存芽胞数を極端に減少させる。
- 過酷な使用条件下での実用試験におけるステリハイドの消毒効果3)
- ステリハイド実用液(2W/V%)は、非常に多量の細菌(黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌、結核菌)を含むヒト全血(菌密度各108/mL)によって濃厚な汚染を受けた器具(ネラトンカテーテル)を、2〜60分間以内に消毒する。
- ステリハイド実用液(2W/V%)は、in vitroの試験において、アデノウイルス5型、SV40、ポリオウイルス、日本脳炎ウイルスを、30秒〜15分間でその感染価を測定し得る最低値以下にする。
- ステリハイド実用液(2W/V%)及びその希釈液(1W/V%)と種々の抗原価のHBs抗原陽性血清を等容混和して作用させ、RIA法またはR−PHA法で測定する実験手法において、その抗原性は2〜30分で強く不活化されると報告されている。
- HBウイルスの感染性粒子Dane particle(8試料)に対するステリハイド実用液(2W/V%)及びその希釈液(1W/V%)の作用をDNA−polymeraseの活性を指標として測定した結果、3分後にステリハイド液により全試料が失活へ進むことが報告されている。
- ステリハイドによるHBウイルスのチンパンジー感染不活性化実験9),10)
- ステリハイド実用液(2W/V%)を50%チンパンジー感染量10−8以上のHBe抗原陽性血清の希釈液と等容混和して5分間作用させ、チンパンジーに感染実験を行ったところ、HBウイルス感染性は消失している。
- ステリハイドの有効濃度(改良Kelsey―Sykes法準用)11)
- 消毒剤の有効濃度評価方法として英国公衆衛生研究所の採用している改良Kelsey−Sykes法に準じた試験の結果、ステリハイドの有効濃度は清浄な状態では0.06W/V%、汚染の状態では0.3W/V%であり、実用濃度0.5W/V%はこの試験結果に基づいている。
- ステリハイドの器具、装置に対する実用効果12)〜16)
- 気管内挿管全身麻酔装置をステリハイド実用液(2W/V%)で30分間、1時間浸漬消毒し、その消毒効果、装置材質に与える影響、グルタルアルデヒドの残留を観察した結果、実用上有用な結果を示している。
- ステリハイド実用液の各種濃度(0.5W/V%、2W/V%)による人工透析装置内の消毒効果についてグラム陰性桿菌を指標として細菌検査を行ったところ、いずれの濃度でも10分以内で陰性化する。また、装置内は水洗によりステリハイドの残留はない。
- 手術部、検査室、病棟等で、ステリハイド実用液(2W/V%)を注射器、ゴム製チューブ、プラスチック製カテーテル、金属性手術用具等に使用し、材質への影響を観察した結果、いずれも問題となる点を認めない。
- ステリハイド実用液(2W/V%)による内視鏡の手動または自動による洗浄消毒実験において3分間で内視鏡の付着菌は著しく減少している。また、水洗によりステリハイドの残留はない。
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:グルタラール(Glutaral)
- 化学名:グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde)
- 分子式:C5H8O2
- 分子量:100.12
- 構造式:OHC・CH2・CH2・CH2・CHO
- 性 状:無色〜淡黄色澄明の液で、そのガスは粘膜を刺激する。水、エタノールまたはアセトンと混和する。
★リンクテーブル★
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- 英
- buffering、buffering action
- 関
- 緩衝、緩衝化、(圧力)pressure-buffering capacity
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- 関
- buffer、buffering action
[★]
- 英
- buffering、buffer、buffer
- 関
- 緩衝液、緩衝化、緩衝作用、緩衝剤、バッファ、バッファー、リリーフ