- 英
- end-plate potential, endplate potential, EPP
- 関
- 微小終板電位
- アセチルコリン受容体にアセチルコリンが結合して、チャンネルが開き、ナトリウムイオンが流入すれば電流が流れ、局所的に電位が脱分極に向かう。ガラス電極を終板のシナプス後膜側に刺入して、この電位変化を測定することができる。この電位を終板電位(endplate potential、EPP)という。
- これまで述べたように、EPPは活動電位とは異なり、全か無かの法則にはしたがわない。多数のシナプス小胞がシナプス前膜と融合してたくさんのアセチルコリンが放出されれば、EPPは足し算され、閾電位を越えると活動電位が発生する。
- 終板以外でも、このようなシナプス後膜側の電位変化を測定することができる。シナプス後膜側における電位変化なので、シナプス後電位(postsynaptic potential、PSP)と呼ぶ。
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Japanese Journal
- ラット懸垂萎縮筋と懸垂中に伸張を与えたヒラメ筋の微小終板電位(m.e.p.p.)について
- マウスの運動神経終末における素量性伝達物質放出に影響する筋活動
- 高橋 祐次,米沢 恵子,西村 昌数
- The journal of veterinary medical science 61(5), 513-516, 1999-05-25
- … 終板電位の素量(m)を細胞内電極法により測定した. …
- NAID 110003920152
- <原著>食用蛙の神経の興奮性および神経伝達物質放出に及ぼす静磁場曝露条件について
- 佐藤 侑子,松波 謙一
- 岐阜医療技術短期大学紀要 11, 55-60, 1995-12-30
- … 神経標本を用いて神経の回復曲線(Recovery Curve;RC)における閾値の低下, 神経・筋標本を用いて神経反復刺激前と刺激後の終板電位(EPP)や微小終板電位(MEPP)発生頻度の比較をすることにより, 磁場の影響が現れる磁場曝露条件を調べた。 …
- NAID 110000472599
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- 10.筋細胞膜の活動電位 = 終板電位 筋細胞膜の活動電位発生のメカニズムも、基本的に神経細胞のそれと同様である。その活動電位は終板電位とも呼ばれ、筋収縮の引き金となる。 運動神経を伝導してきた活動電位は、神経‐筋 ...
- 運動神経終末と筋肉組織の接着部。神経終板とも呼ばれる。シナプスが形成され、筋収縮を引き起こす神経伝達が行われる。脊椎動物の神経筋接合部では、神経終末からアセチルコリンが放出され、筋肉細胞に存在する受容体に ...
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★リンクテーブル★
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- 関
- end plate potential、endplate potential
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- 英
- miniature endplate potential, miniature end-plate potential, MEPP
- 関
- 終板電位
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- 英
- end-plate, terminal lamina
- ラ
- lamina terminalis
- 関
- 運動神経、運動終板 motor end-plate、神経効果器接合部
- (脊椎の構造)椎体終板、軟骨終板
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- 英
- voltage、potential、electrical potential、electric potential
- 関
- 可能、可能性、潜在的、ボルテージ、ポテンシャル、有望、電圧