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- a bowl-shaped depression formed by the impact of a meteorite or bomb
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- (火山の)噴火口) / (爆発によってできた地面の)穴
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/01 15:07:26」(JST)
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この項目では、火山の噴火口について説明しています。火を起こす道具については「火口箱」をご覧ください。 |
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2000年の噴火活動で出来た有珠山の寄生火口。火口列をなす(2001年8月撮影)
火口(かこう、英: crater)とは、地下のマグマや、火山ガスに運ばれた岩塊など、固体~液体が地表に噴出する(または過去に噴出した)穴。噴出するものが泥や湯であっても規模によっては火口と呼ばれることがある。噴火口(英: eruptive crater)ともいう。
ガス(気体)のみを噴出する穴は噴気口と呼ぶことが多いが、実際のところサイズによって大まかに区別され、ガスのみであっても直径数メートルともなると火口と呼ばれることが多い。過去現在の噴火の有無は問われない(大分県伽藍岳の泥火口の例など)。
目次
- 1 火口の形成と形状
- 2 火口の配列
- 3 危険性
- 4 ギャラリー
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
火口の形成と形状
火口はマグマや熱泥や温泉水が、地下深部から上昇してきて地表を突き破ることで形成される。
火口に水が溜まったものを火口湖という。
火口の配列
火口は直線上に並んで火口列をなすこともよくある。
- 割れ目噴火の場合
- マグマが細い柱状ではなく板状の形で上昇してきた場合は割れ目噴火を起こすが、地表では連続した割れ目ではなく楕円形の火口が直線上に並んだ火口列となる。
- 広域応力場に影響されている場合
- 地殻はプレートの動きによって応力を受けているため、割れやすい方向と割れにくい方向があり、火口もこれに従って割れやすい方向に並ぶ傾向がある。この場合、火口どうしの間隔は割れ目噴火の火口列よりもかなり遠い。
危険性
地震活動などで近々噴火や火砕流発生の危険性があったり、硫黄由来の火山性ガスの噴出で中毒死する恐れがあるので立ち入り制限をしている自治体もある。
ギャラリー
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高空より見る吾妻小富士の火口と火口湖五色沼 (福島市)
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ラキ火山の火口(中央)。奥に向かって火口列を成している。
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参考文献
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、火口に関連するカテゴリがあります。 |
外部リンク
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- 硫黄島旧噴火口(ミリオンダラーホール)で2013年2月17日-2月18日、2013年4月11日に発生した噴火に伴い放出された泥の構成物について
- 硫黄島旧噴火口(ミリオンダラーホール)の現地調査結果(2012年3月7日~9日)
- 小笠原・硫黄島の旧噴火口で2012年-2013年に発生した爆発現象に伴い放出された噴出物の特徴
Related Links
- 知恵蔵2015 - 噴火口の用語解説 - 噴火によって噴出点に造られる窪地で、多くはすり鉢状。底がマグマの通路(火道)に通じている。溶岩がたまり溶岩湖や、水がたまり火口湖になっているものもある。直径は1km以下のものが多い。1つの ...
- お釜(噴火口)は蔵王馬の背と五色岳の中間、1,600mにある円形火口湖。水深25m。五色に変化するので五色沼ともいう酸性湖。
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