- 英
- stunned myocardium
- 関
- 心筋気絶、気絶心筋、冬眠心筋
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Japanese Journal
- 心不全と虚血性心疾患 (あゆみ 各臓器からみた心不全)
- 三浦 傅,阿部 豊彦
- 日本内科学会雑誌 87(8), 1588-1594, 1998-08-10
- … 心筋自体に虚血侵襲に対する防御機転がある.主なものに心筋ischemic preconditioning(IP)や冬眠心筋などが知られ,心筋IPとの係わりで仮死心筋も重要である.心筋IPとは,短時間の心筋虚血が先行すると,続いて生じる長時間の心筋虚血時の心筋障害は軽減し,心筋梗塞や重篤な不整脈の発生が減少する病態である.不安定狭心症のように短時間の心筋虚血が反復する場合にもIP効果を認める. …
- NAID 10005232710
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- 英
- hibernating myocardium、myocardial hibernation
- 関
- 仮死心筋、心筋気絶
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- 英
- myocardial stunning
- 関
- 仮死心筋、心筋収縮不全、冬眠心筋
[★]
- 英
- stunned myocardium
- 関
- 仮死心筋
[★]
- 英
- cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
- 関
- 心筋の活動電位、横紋筋、筋肉
- 筋小胞体が発達していない
心筋の酸素消費量 (SPC.226)
- (tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
- (doble product)∝(tension-time index)
- 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
- 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
- 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
- 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
- 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
- 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
- 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
- 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
- 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
- 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.