フラボキサート
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Japanese Journal
- 症例報告 クロラムフェニコール腟錠によるsystemic contact dermatitis の1例
- 勝部 奈都子,長嶋 雅子,門田 行史 [他]
- 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 117(6), 1008-1013, 2013-06
- NAID 40019712800
- 新生児B群溶血性連鎖球菌感染予防のための,妊娠中のクロラムフェニコール腟錠投与の試み
- 三橋 玉枝,中川 昌子,行岡 慶介 [他],中西 健太郎,木下 弾,山崎 則行
- 産婦人科の進歩 65(2), 119-125, 2013
- … 菌剤投与(IAP)が行われるようになり早発型GBS感染症は減少したが,今後耐性菌のリスクが懸念される.耐性菌の原因となるIAPの対象症例を減らす可能性はないかと考え,34~37週にGBS陽性であった症例にクロラムフェニコール腟錠(CP腟錠)による局所除菌を試みた.同時にGBS保菌率,新生児への伝播率,IAP開始から分娩までの所要時間・破水から分娩までの所要時間が新生児へのGBS伝播に及ぼす影響について検討を …
- NAID 130003362662
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- ロラームとは。効果、副作用、使用上の注意。 膀胱(ぼうこう)が充満したときにおこる筋肉のけいれんを抑えて、膀胱にたまる尿量を増やしたり、尿意を遅らせたりする作用により、排尿回数を減らす薬です。 神経性頻尿 や 慢性 ...
- ロラーム(頻尿の治療薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 頻尿というのは、腎臓でつくられる尿の増量というよりも、排尿回数、つまり尿意を催す回数が、異常に増すことをいいます。
- gooヘルスケア薬検索。ロラーム 薬検索。副作用、薬価、妊婦の妊娠中服用における安全性、使用上の注意など。薬 ロラーム 薬検索:神経性頻尿,慢性前立腺炎,慢性膀胱炎に伴う頻尿・残尿感
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロラーム錠200mg
組成
成分・分量(1錠中)
添加物
- 結晶セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、プロピレングリコール、ステアリン酸カルシウム、タルク、ヒプロメロース、マクロゴール6000
禁忌
幽門、十二指腸及び腸管が閉塞している患者[弱い副交感神経抑制作用により、腸管運動が抑制される。]
下部尿路に高度の通過障害のある患者[弱い副交感神経抑制作用があるので、排尿筋を弛緩、膀胱括約筋を収縮させるおそれがある。]
効能または効果
下記疾患に伴う頻尿、残尿感
- 神経性頻尿、慢性前立腺炎、慢性膀胱炎
====通常成人1回1錠、1日3回経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。====
慎重投与
緑内障の患者[弱い副交感神経抑制作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させるおそれがある。]
肝障害あるいはその既往歴のある患者[副作用として肝障害が報告されている。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、冷汗、呼吸困難、喉頭浮腫、血圧低下等の異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、そう痒、眼球黄染等)(頻度不明):AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P、ビリルビンの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
1.膀胱排尿運動に対する作用
- フラボキサート塩酸塩は尿充満時の膀胱律動収縮ならびに膀胱三角部の筋放電活動を抑制し、尿意発現の遅延、膀胱容量の増大及び排尿回数の減少をもたらす。
2.刺激膀胱緩解作用
- フラボキサート塩酸塩は骨盤神経刺激による膀胱攣縮を抑制するとともに、薬物誘起による膀胱過敏状態を緩解する。
3.膀胱平滑筋に対する作用
- フラボキサート塩酸塩は膀胱平滑筋に対し、向神経作用及び向平滑筋作用のバランスにより、特異な作用を現し、弛緩作用を現す一方、一定レベルで膀胱平滑筋に対する直接作用により、その緊張性を保ち、過伸展することなく正常排尿力を保持する。これら一連の膀胱平滑筋に対するフラボキサート塩酸塩の作用態度は、従来のパパベリン様あるいは抗コリン様薬剤とは明らかにその性格を異にする。
4.尿量に及ぼす影響
- マウスへのフラボキサート塩酸塩の投与実験において、単位時間当たりの尿量及び5時間累積尿量のいずれにおいても有意の増減はみられず、頻尿改善効果は尿生成量の低下にもとづく排尿回数の減少によるものではないことが確認されている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- フラボキサート塩酸塩 (Flavoxate Hydrochloride)
化学名:
- 2-(Piperidine-1-yl) ethyl 3-methyl-4-oxo-2-phenyl-4H-chromene-8-carboxylate monohydrochloride
- フラボキサート塩酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末である。。
酢酸(100)又はクロロホルムにやや溶けにくく、水又はエタノール(95)に溶けにくく、アセトニトリル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- flavoxate
- 同
- フラボキセート
- 化
- フラボキサート塩酸塩 塩酸フラボキサート flavoxate hydrochloride
- 商
- アポラキート、ウロステート、サワダロン、ジステリンク、ハルニン、フラボサート、フラボネート、ブラダロン、フレキシン、プログット、ボラボラン、ユリナロン、ラトボレール、ルアダン、ロラーム
- 関
- その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬
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