フラボキサート
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- 作成又は改訂年月 ** 2010年2月改訂 (第9版,「指定医薬品」の表記削除を含む改訂) * 2008年12月改訂 日本標準商品分類番号 87259 薬効分類名 頻尿治療剤 承認等 *ウロステート錠200mg 販売名コード 2590002F1444 承認・許可番号 承認 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- カルナウバロウ,カルメロースカルシウム,酸化チタン,ステアリン酸マグネシウム,タルク,トウモロコシデンプン,ヒプロメロース,マクロゴール6000,メチルセルロース
禁忌
- 幽門,十二指腸及び腸管が閉塞している患者
[弱い副交感神経抑制作用により,腸管運動が抑制される.]
- 下部尿路に高度の通過障害のある患者
[弱い副交感神経抑制作用があるので,排尿筋を弛緩,膀胱括約筋を収縮させるおそれがある.]
効能または効果
- 下記疾患に伴う頻尿,残尿感
- 神経性頻尿,慢性前立腺炎,慢性膀胱炎
- 通常成人1回1錠,1日3回経口投与する.
年齢,症状により適宜増減する.
慎重投与
- 緑内障の患者
[弱い副交感神経抑制作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させるおそれがある.]
- 肝障害あるいはその既往歴のある患者
[副作用として肝障害が報告されている.]
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,蕁麻疹,冷汗,呼吸困難,喉頭浮腫,血圧低下等の異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
肝機能障害,黄疸(初期症状:全身けん怠感,食欲不振,発熱,そう痒,眼球黄染等)(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,ALP,ビリルビンの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
膀胱充満時の周期的収縮を抑制し,排尿を抑制する3).(ラット)
膀胱平滑筋に対し弛緩的に作用するが,低緊張状態においては筋直接作用により,緊張性を保って,正常排尿力を保持する3).(モルモットin vitro)
排尿量,電解質排泄量にはほとんど影響しない3).(ラット)
有効成分に関する理化学的知見
分子量
性 状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である.酢酸(100)又はクロロホルムにやや溶けにくく,水又はエタノール(95)に溶けにくく,アセトニトリル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- flavoxate
- 同
- フラボキセート
- 化
- フラボキサート塩酸塩 塩酸フラボキサート flavoxate hydrochloride
- 商
- アポラキート、ウロステート、サワダロン、ジステリンク、ハルニン、フラボサート、フラボネート、ブラダロン、フレキシン、プログット、ボラボラン、ユリナロン、ラトボレール、ルアダン、ロラーム
- 関
- その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬
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