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- 1. ペスト（Yersinia pestis感染症）の臨床症状、診断、および治療 clinical manifestations diagnosis and treatment of plague yersinia pestis infection
- 2. ペスト（Yersinia pestis感染症）の疫学、微生物学および病因 epidemiology microbiology and pathogenesis of plague yersinia pestis infection
- 3. 東アジアへの旅行によって感染する可能性のある疾患 diseases potentially acquired by travel to east asia
- 4. 帰国者における発熱の評価 evaluation of fever in the returning traveler
- 5. サハラ以南アフリカへの旅行によって感染する可能性のある疾患 diseases potentially acquired by travel to sub saharan africa
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- 感染ルートや臨床像によって腺ペスト、肺ペスト、および敗血症型ペストに分けられる。 臨床症状 1 ）腺ペスト 腺ペストはヒトペストの80～90%を占め、ペスト菌含有ノミの咬傷 や、稀に、感染したヒトあるいは動物への接触により、傷口や粘膜から感染する。
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「Yersinia pestis infection」
「ペスト菌感染症」
「ペスト」
特徴
病原体
感染経路
- ノミが媒介：感染ネズミを吸血したノミがヒトを吸血することで感染 → 皮膚ペスト
- 空気感染(動物糞尿の塵埃の吸入)・飛沫感染(ペスト患者の咳嗽飛沫) → 肺ペスト
病型
症状
- 皮膚ペスト：刺咬部に限局した化膿創、潰瘍
- 腺ペスト：局所のリンパ節腫大・出血性炎症、化膿・潰瘍化
- 敗血症ペスト：疼痛、発熱、衰弱化、肝臓・脾臓の腫大、中毒症状、意識障害、痙攣、出血素因
- 肺ペスト：出血性気管支肺炎