UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- マウス視床皮質スライスの多点電位記録によるシナプス応答の解析(BCI/BMIとその周辺)
- 荒井 香,片山 統裕,白石 泰士,辛島 彰洋,中尾 光之
- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 109(279), 3-6, 2009-11-05
- げっ歯類のヒゲの感覚情報は,視床のVPM核およびPOm核を経由して大脳皮質バレル野第IV層に入力される.POmはヒゲの細かい動きの情報を,またVPMは細かい動きに加えて接触状態の情報を伝達していることが示唆されている.本研究では視床,新皮質および視床-皮質間シナプス結合が保存されている脳スライス標本を作製し,VPM刺激に対するバレル野の時空間的な応答特性を解析した.その結果,VPMに2連発刺激を与 …
- NAID 110007521371
- 雨夜 勇作,玄番 央恵,中尾 和子,松崎 竜一
- 四條畷学園大学リハビリテーション学部紀要 3, 51-54, 2007
- 本研究の目的は、サルの頚部水平回転運動前に生じる大脳皮質活動を明らかにすることである。玄番らはサルに上肢運動(或いは発声)を行わせた際、各大脳皮質の表面で陰性、表面から2-3mm深部で陽性の準備電位(運動に約1秒先行して出現する電位)が発生することを既に報告している。そこで、サルが自発的に首を水平回転できるように訓練し、回転運動時の大脳皮質フィールド電位は対電極(表面電極、深部電極)で記録し、運動 …
- NAID 110006992410
Related Links
- 大脳皮質などで観測される局所フィールド電位は、主に 錐体細胞 群への集団的な シナプス 入力によって発生すると説明される( フィールドfield EPSP )。 例えば、大脳皮質の錐体細胞の尖頭 樹状突起 の遠位部(皮質浅層に相当)に興奮性の グルタミン酸 作動性のシナプス入力が来た場合、 グルタミン酸受容体 を介して 陽イオン (つまり電流)が細胞内へ流れ込む(吸い込み、シンクsink)。 この電流は樹状突起内を流れて近位部などから細胞外へ流れ出る(湧き出し、ソースsource)。 局所フィールド電位は、シンク付近でマイナス、ソース付近でプラスの極性を示し、このシンクとソースの対を 双極子dipole と呼ぶ。
- 局所集合電位 (local field potential)は、脳や脊髄といった神経組織の神経細胞により生じる電気信号を局所的に記録したもので、その領域の数千の細胞のシナプス後電位を反映しています。 局所集合電位は、睡眠中や行動中の脳活動のモニターにしばしば用いられます。 目次 1 発生機序 2 記録方法 3 利用 4 関連項目 5 参考文献 発生機序 神経細胞の細胞体では活動電位が発生し、これが軸索を伝わり終末ボタンでそれとシナプスを形成する膜にシナプス後電位を引き起こす事により次の神経細胞に情報を伝えています。
- 細胞外電極によるフィールド電位記録は,興奮 性伝達が行われているのに応答波形がマイナス方向に変 化したり,その波形にさらに逆極性の一過性電位変化が 重畳していたりと,複雑な様相を呈するので,それを中 心に解説する。 2. 海馬CA1領域のシナプス応答 海馬スライス標本におけるシナプス応答を記録するま での手順を,ごく簡単に述べておく。 動物(ラットやマ ウスなど)の脳から300~400 ˜mの厚さの海馬スライス 標本を作製する。 海馬標本の電気記録の場である,正立 型生物顕微鏡のステージ上に設置した透明のチャンバー 内には人工細胞外溶液を常に流し込み,その対角線上の 反対側付近から陰圧によってチャンバー内の液を吸い出 す仕組みにする。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- voltage、potential、electrical potential、electric potential
- 関
- 可能、可能性、潜在的、ボルテージ、ポテンシャル、有望、電圧
[★]
- 英
- field
- 関
- 分野、野、場