- 英
- pyrrolidone
- 関
- ピロリジノン
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2-ピロリドン |
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識別情報 |
CAS登録番号 |
616-45-5 |
ChemSpider |
11530 |
UNII |
KKL5D39EOL |
ChEBI |
CHEBI:36592 |
ChEMBL |
CHEMBL276849 |
|
- InChI=1S/C4H7NO/c6-4-2-1-3-5-4/h1-3H2,(H,5,6)
Key: HNJBEVLQSNELDL-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C4H7NO/c6-4-2-1-3-5-4/h1-3H2,(H,5,6)
Key: HNJBEVLQSNELDL-UHFFFAOYAP
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特性 |
化学式 |
C4H7NO |
モル質量 |
85.1 g mol−1 |
密度 |
1.116 g/cm³[1] |
融点 |
25 ℃, 298 K, 77 °F ([2])
|
沸点 |
245 ℃, 518 K, 473 °F ([1])
|
危険性 |
MSDS |
ScienceLab.com |
引火点 |
129 ℃ (264 °F) (open cup)[1]
138 ℃ (280 °F) (closed cup)[2] |
特記なき場合、データは常温(25 ℃)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
2-ピロリドン(または2-ピロリジノン、γ-ブチロラクタム)は、5員環ラクタム構造を持つ有機化合物。水、エタノール、酢酸エチル、ジエチルエーテル、クロロホルム、二硫化炭素、ベンゼンなど多くの溶媒と互いに混合し、工業用溶媒として用いられる。またポリビニルピロリドンなど高分子化合物の中間体として用いられる。
関連項目[編集]
- N-メチルピロリドン
- N-ビニル-2-ピロリドン
- ピログルタミン酸
- ピラセタム
- ピロリジン
- ピロール
脚注[編集]
- ^ a b c Merck Index, 11th Edition, 8027
- ^ a b Record in the GESTIS Substance Database from the Institute for Occupational Safety and Health (IFA)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ウェットタイプポリスルホン膜のポリビニルピロリドン溶出に及ぼす滅菌法と保管期間の影響
- 宮田 賢宏,小西 修二,島本 佳昌 [他],海本 浩一
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 45(9), 845-851, 2012-09-28
- … ポリビニルピロリドン(PVP)溶出制御は,ポリスルホン(PS)膜などPVP配合膜ダイアライザにおける重要な課題である.ダイアライザの滅菌法はPVP溶出に深く関与し,同じ銘柄のダイアライザでも保管期間の違いによりPVP溶出量が異なる.本研究では,PS膜のPVP溶出に及ぼす滅菌法と保管期間の影響を検討するため,共通のPS膜を使用し滅菌法が異なるウェットタイプダイアライザAPS-SA(APS-15SA:APS, n=7)とRENAK PS(RENAK …
- NAID 10031123031
- N-ビニル-2-ピロリドン/メタクリル酸メチル/メタクリル酸三元共重合体被覆マグネタイトナノ粒子の調製と特性解析
- 25aAA-2 ピロリドンカルボキシルペプチダーゼの天然立体構造の大規模な揺らぎをH/D交換反応で検出する。(25aAA 生物物理,領域12(ソフトマター物理,化学物理,生物物理))
Related Links
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- N-メチル-2-ピロリドン (N-methylpyrrolidone、NMP) はラクタム構造を含む 5員環の 構造を持つ有機化合物で、極性溶媒のひとつである。別名は N-メチルピロリドン、N- メチルピロリジン-2-オン、1-メチル-2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリジノン ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イワコールラブ消毒液0.2%
組成
- 1mL中、クロルヘキシジングルコン酸塩2mgを含有する液剤。
添加物としてエタノール、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩、D-ソルビトール液、中鎖脂肪酸トリグリセリド、pH調節剤を含有する。
禁忌
(次の場合には使用しないこと)
- 1.クロルヘキシジン製剤に対し、過敏症の既往歴のある者
- 2.膣、膀胱、口腔等の粘膜面
[クロルヘキシジン製剤の上記部位への使用により、ショック症状(初期症状:悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等)の発現が報告されている。]
効能または効果
手指の消毒
- 本剤をそのまま用いる。
(注意:手指の消毒における使用濃度は、クロルヘキシジングルコン酸塩として0.1〜0.5%であり、本剤は0.2%であるので、そのまま用いる。)
慎重投与
(次の場合には慎重に使用すること)
- 1.薬物過敏症の既往歴のある者
- 2.喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者
重大な副作用
(0.1%未満)
ショック
- まれにショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
イワコールラブ消毒液0.2%の手指消毒効果を40例についてグローブ・ジュース法(FDA変法)により検討し、90.2%の減菌率を得た。1)
イワコールラブ消毒液0.2%の化学療法学会抗菌力測定用標準菌25株に対するMBC(最小殺菌濃度)は0.00313〜0.1%であった。(接触時間1分)2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロルヘキシジングルコン酸塩(Chlorhexidine Gluconate)
化学名
- 2,4,11,13-Tetraazatetradecanediimidamide,N,N"-bis(4-chlorophenyl)-3,12-diimino-,di-D-gluconate
分子式
分子量
性状
- 通常20w/v%の水溶液として得られる無色〜微黄色の澄明な液で、においはなく、味は苦い。
水又は酢酸(100)と混和する。
20w/v%水溶液1mLはエタノール(99.5)5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加する時白濁する。
光によって徐々に着色する。
比重 d(20度、20度):1.06〜1.07
★リンクテーブル★
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ピロリドン
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