アムホテリシンB
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
含量(1mL中)
容量
添加物(1mL中)
- パラオキシ安息香酸メチル 1.3mg
パラオキシ安息香酸プロピル 0.35mg
安息香酸ナトリウム 2mg
ヒドロキシエチルセルロース 10mg
シリコーン樹脂 0.6mg
D-ソルビトール 168mg
白糖 100mg
黄色5号 微量
赤色3号 微量
香料 微量
禁忌
効能または効果
- 通常小児に対し1回0.5〜1mL〔アムホテリシンBとして50〜100mg(力価)〕を1日2〜4回食後経口投与する。
重大な副作用
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) 、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗真菌作用1)
- アムホテリシンBは、カンジダ属、アスペルギルス属等の病原真菌に対し抗菌力を示すが、グラム陽性菌、グラム陰性菌、ウイルス等には、ほとんど活性を示さない。
カンジダに対する最小発育阻止濃度は、0.04〜1.56μg/mLである。
作用機序2)
- アムホテリシンBは、感受性菌の膜ステロールを含む細胞膜と結合し、膜構造に変化を与え、その透過性障害を起こさせ、菌を死滅させる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (1R,3S,5R,6R,9R,11R,15S,16R,17R,18S,19E,21E,23E,25E,27E,29E,31E,33R,35S,36R,37S)-33-(3-Amino-3,6-dideoxy-β-D-mannopyranosyloxy)-1,3,5,6,9,11,17,37-octahydroxy-15,16,18-trimethyl-13-oxo-14,39-dioxabicyclo[33.3.1]nonatriaconta-19,21,23,25,27,29,31-heptaene-36-carboxylic acid
略号
分子式
分子量
性状
- 黄色〜だいだい色の粉末である。
ジメチルスルホキシドに溶けやすく、水またはエタノール(95)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- amphotericin B, AMPH-B, AMPH
- ラ
- amphotericinum-B
- 商
- ファンギゾン、ハリゾン、アムビゾーム Ambisome, Amphocil, Amphotec
- 関
- 抗真菌薬、ポリエンマクロライド系抗生物質、アムホテリシンBリポソーム製剤
- 腎毒性
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商品