- 英
- Triton X-100
- 同
- トリトン-X-100, Triton-X-100
- 関
- オクトキシノール
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/07 20:33:11」(JST)
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トリトンX-100(Triton X-100:英語風にトライトンと言うこともある)は代表的な非イオン系界面活性剤の商品名。ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルの一種で、ポリエチレングリコール p-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)-フェニルエーテルなどの化合物を含む。CAS番号[9002-93-1]。分子は親水性のポリオキシエチレン鎖(平均鎖長9.5単位)と、疎水性のアルキルフェニル基からなる。
無色透明、融点は6℃、室温では非常に高粘度の水飴状液体で、水とは撹拌すれば混じりエマルションとなる。加熱すれば粘度が下がり扱いやすくなる。
液体洗剤の成分、各種液状製品の添加剤として用いられる他、生化学関係の試験研究用試薬としても汎用される。
Triton X-100 は初めローム&ハースにより開発され商標登録されたもので、後にユニオンカーバイド、次いでダウケミカル(その後ローム&ハースを合併)に買収された。他社でも同等品を発売している。
外部リンク[編集]
- Triton™ X-100Sigma-Aldrich
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- エーテル型非イオン界面活性剤の壁面付着による迅速分析法
- 中畑 則道,大久保 聡子
- 日本薬理学雑誌 122(5), 419-425, 2003-11-01
- 細胞膜は,均一な脂質二重膜ではなく,特徴あるいくつかの脂質が集合したマイクロドメインを形作っていることが明らかにされてきた.マイクロドメインとしてはカベオラ構造や脂質ラフト構造が知られており,それらはコレステロール,糖脂質やスフィンゴミエリンに富んでいる.カベオラ構造はカベオリン(caveolin)と呼ばれる膜の裏打ちタンパク質によって,比較的安定な構造を持つのに対し,筏(いかだ/ラフト)という意 …
- NAID 10011897833
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- Triton X-100 膜研究用に特に精製、オクチルフェノールポリ(エチレングリコールエーテル) n 、粘性のある溶液、非イオン系 ... 純度 1 ppm 過酸化物 (H 2 O 2 として) 使用濃度/ 除去の容易さ 1-5 mM-アプリケーション 天然ゲル電気泳動や ...
- [Triton-X 100] C14H22O(C2H4O)n。非イオン性界面活性剤でタンパク質可溶化に効果。BASF社のPluronic(poloxamer)と類似で、生化学ではよく使用する洗剤。もともとRohm & Haas Coの登録商標だが、Union Carbideが購入し、これを買収 ...
- TOPページ < 製品名アルファベット順 < Triton® X-100, Molecular Biology Grade Triton® X-100, Molecular Biology Grade Triton® X-100, Molecular Biology Grade 製品説明 Triton ® X-100は、様々な用途に使用される非イオン性 ...
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