- 英
- Trizol
- www.invitrogen.comの製品名。
- TRIzol®試薬は、トータルRNAを細胞および組織から分離するために最適なフェノールおよびグアニジンイソチオシアネートの、すぐに使用可能な単相溶液です。 サンプルのホモジナイズまたは溶解の間、TRIZOL®試薬は、細胞を破壊し、細胞成分を溶解しながらRNAの完全性を維持します。(参考1)
参考
- http://products.invitrogen.com/ivgn/product/15596026
- http://lablogue.seesaa.net/article/143393682.html
Japanese Journal
- Ph.D.SawadaのRp.チェック! アリセプトとイトリゾールの相互作用をチェックする (処方の教室 認知症)
- 29.口腔カンジダ症に対するイトリゾール内用液の使用経験(口頭発表,第68回九州歯科学会総会講演抄録)
- 村木 祐孝,藤田 弥千,田部 士郎,高久 治之,高尾 真暢,永尾 史徳
- 九州齒科學會雜誌 : Kyushu-Shika-Gakkai-zasshi 62(5), 173-174, 2009-01-25
- NAID 110007043476
- 国際機関のダイバーシティのマネジメントと日本企業の国際化
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イトリゾール注1%[200mg]
組成
- 本製品は、イトリゾール注1%(200mg/20mL)のアンプル、専用希釈液(40mL)及び専用フィルターセットからなる(「包装」の項参照)。
成分・含量
- 1アンプル(20mL)中にイトラコナゾールを200mg含有する。
添加物
- 1アンプル(20mL)中に添加物としてヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン8.0g、プロピレングリコール500μL、塩酸75.2μL、pH調整剤(適量)を含有する。
専用希釈液
成分・含量
- 1バッグ(40mL)中に塩化ナトリウムを360mg含有する。
禁忌
- ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アリスキレンを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
- 肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
- クレアチニンクリアランスが30mL/分未満の患者[本剤の添加物であるヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンが蓄積することによる腎機能の悪化等を招くおそれがある。]
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な肝疾患の現症、既往歴のある患者[不可逆的な肝障害におちいるおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
真菌感染症
[適応菌種]
- アスペルギルス属、カンジダ属、クリプトコックス属、ブラストミセス属、ヒストプラスマ属
[適応症]
- 真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、食道カンジダ症、ブラストミセス症、ヒストプラスマ症
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
- 本剤は、重度若しくは急性期の真菌感染症患者に使用すること。
- 食道カンジダ症に対しては、経口抗真菌剤が無効あるいは忍容性に問題があると考えられる場合に本剤を使用すること。
- 真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症に対しては、以下の3条件を満たす患者に本剤を投与すること。
- 1回の検温で38℃以上の発熱、又は1時間以上持続する37.5℃以上の発熱
- 好中球数が500/mm3未満の場合、又は1,000/mm3未満で500/mm3未満に減少することが予測される場合
- 適切な抗菌剤投与を行っても解熱せず、抗真菌剤の投与が必要と考えられる場合
- 発熱性好中球減少症の患者への投与は、発熱性好中球減少症の治療に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
- 真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症に投与する場合には、投与前に適切な培養検査等を行い、起炎菌を明らかにする努力を行うこと。起炎菌が判明した際には、本剤投与継続の必要性を検討すること。
- 通常、成人には投与開始から2日間はイトラコナゾールとして1日400mgを2回に分けて点滴静注する。3日目以降は1日1回200mgを点滴静注する。
投与に際しては、必ず添付の専用フィルターセットを用いて、1時間かけて点滴静注する。
- 本剤の14日間を超えて投与した場合の安全性は確認されていない。継続治療が必要な場合は、以下のとおりイトラコナゾールカプセル剤又は内用液剤に切り替えること。
- ・イトラコナゾールカプセル剤への切り替え:1回200mg1日2回(1日用量400mg)を食直後に経口投与する。
- ・イトラコナゾール内用液剤への切り替え:1回20mL1日1回(イトラコナゾールとして200mg)を空腹時に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1回量の最大は20mL、1日量の最大は40mLとする。
- 本剤の調製に際しては、必ず専用希釈液を使用すること。他剤を混合しないこと。
- 本剤の投与に際しては、他剤との同時注入を行わないこと。[「適用上の注意」の項参照]
- 本剤投与の前後に生理食塩液によるライン洗浄(フラッシング)を行うこと。[「適用上の注意」の項参照]
慎重投与
- 腎障害のある患者[「重要な基本的注意」、「その他の注意」、「薬物動態」の項参照]
- うっ血性心不全又はその既往歴のある患者[うっ血性心不全の悪化又は再発を来すおそれがある(「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)。]
- 薬物過敏症の既往歴、アレルギー既往歴のある患者
- 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
アナフィラキシー様症状
頻度不明
- アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、チアノーゼ、冷汗、血圧低下、呼吸困難、胸内苦悶等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全、肺水腫
頻度不明
- うっ血性心不全、肺水腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、下肢浮腫、呼吸困難等の症状に注意し、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝障害、胆汁うっ滞、黄疸
頻度不明
- 肝障害、胆汁うっ滞、黄疸等があらわれることがあるので、食欲不振、嘔気、嘔吐、倦怠感、腹痛、褐色尿等の症状に注意し、肝機能検査を行うことが望ましい。異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎
頻度不明
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎(紅皮症)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗真菌作用
- アスペルギルス属、カンジダ属、クリプトコックス属、ブラストミセス属、ヒストプラスマ属に対してin vitroで強い抗真菌活性を示した41)〜44)。
- マウス、モルモットの免疫正常動物及び実験的な免疫不全動物におけるアスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症に対して高い有効性を示した44)〜46)。
作用機序47)
- 真菌のチトクロームP450に特異的に作用して、真菌の細胞膜の主要構成脂質であるエルゴステロールの生合成を阻害する。イトラコナゾールは哺乳類由来のチトクロームP450には影響が少なかった。
有効成分に関する理化学的知見
性状
溶解性
- N,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水及び2-プロパノールにほとんど溶けない。
融点
分配係数
- logP=5.62(1-オクタノール/pH6.0緩衝溶液)
logP=5.67(1-オクタノール/pH8.1緩衝溶液)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- guanidine Isothiocyanate
- 関
- グアニジン、トリゾール
- 強力なタンパク質変性剤。
- 分子量 118.16
- (NH2)2CNH・HNCS
参考
- http://en.wikipedia.org/wiki/Guanidinium_thiocyanate
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類