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Japanese Journal
- 目で見る感染症 (94) ストレプトコックス ミレリー
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- 2005年2月23日 ... 【医薬品名】ストレプトコックス・ピオゲネス(A群3型)Su株 ペニシリン処理凍結乾燥粉末 . 【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。 [重要な基本的注意]の項の ショックに関する記載を. 「本剤によるショック、アナフィラキシー様症状の ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ピシバニール注射用0.2KE
組成
成分・含有量:有効成分:1バイアル中
- 凍結乾燥粉末注2):0.56mg
乾燥菌体として:0.02mg(0.2KEに相当)
成分・含有量:添加物:1バイアル中
- 硫酸マグネシウム水和物:0.02mg
DL‐メチオニン:0.04mg
マルトース水和物:17.69mg
ベンジルペニシリンカリウム:540単位
リン酸二水素カリウム:含有
水酸化ナトリウム:含有
塩化ナトリウム:含有
懸濁用溶解液
- 1アンプル中:日局生理食塩液 2mL
- 注2)ストレプトコックス・ピオゲネス(A群3型)Su株ペニシリン処理凍結乾燥粉末。製造工程において、培地成分としてTodd Hewitt Broth(ウシの心臓、骨格筋、骨髄、脂肪組織、結合組織及び乳、並びにブタの心臓、膵臓及び胃由来)、牛肉(ウシの骨格筋由来)、ペプトンN粉末(ウシの乳をブタのパンクレアチン(ブタ膵臓由来酵素)で処理したもの)及びスキムミルク(ウシの乳由来)を使用している。
禁忌
- 本剤によるショックの既往歴のある患者
- ベンジルペニシリンによるショックの既往歴のある患者[本剤はベンジルペニシリンを含有している。]
効能または効果
胃癌(手術例)患者及び原発性肺癌患者における化学療法との併用による生存期間の延長
胃癌(手術例)患者及び原発性肺癌患者における化学療法との併用による生存期間の延長の場合
- 化学療法に併用し、各投与量(KE)を添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、筋肉内、皮下又は皮内投与する。通常、初回0.2〜0.5KEより開始し、患者の状態を観察しつつ、連日又は隔日1回の投与で2〜3週間かけて2〜5KEまで漸増する。維持量は1回2〜5KE、週1〜2回とする。
ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。
消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少
消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少の場合
- 通常、1回5〜10KEを添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、週に1〜2回漿膜腔内投与する。
ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。
他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌
他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌の場合
- 通常、1回5〜10KEを添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、毎日又は数日に1回、腫瘍内又は腫瘍辺縁部に注入する。
ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。
リンパ管腫
リンパ管腫の場合
- 本剤の投与に際しては、生理食塩液で適宜懸濁溶解して、0.05〜0.1KE/mL濃度の懸濁溶解液を調製する。通常、吸引リンパ管腫液量と同量の懸濁溶解液を局所に注入する。1回総投与量2KEを上限として、年齢、症状により適宜増減する。
- 患者によって本剤に対する発熱などの感受性が異なるため、「消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少の場合」、「他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌の場合」についても少量投与から始め、患者の状態を観察しつつ漸増することが望ましい。
慎重投与
- 心疾患・腎疾患のある患者[動物による毒性実験において、大量長期投与した場合に溶連菌感染症類似の所見(心障害、腎障害、アミロイドーシス等)がみられている。]
- セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
間質性肺炎
- 間質性肺炎が発現又は増悪することがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた場合には、本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
急性腎不全
- 急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、BUN、クレアチニンの上昇、尿量の減少等が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
薬効薬理
実験腫瘍に対する効果
自家誘発腫瘍に対する効果
- マウスの自然発生腫瘍8)及びメチルコラントレン誘発腫瘍9)を用いた実験で、本剤を各々腫瘍内、筋肉内に投与することにより、腫瘍増殖の抑制効果が認められた。
同系腫瘍に対する効果
- マウス10)及びラット11)の同系腫瘍を用いた実験で、本剤を腹腔内に投与し、それぞれ延命効果、腫瘍縮小効果が認められた。更にモルモット12)の同系腫瘍に本剤を腫瘍内投与し、腫瘍縮小効果が認められた。
化学療法との併用効果13)
- マウスのL1210腫瘍に対し、本剤を抗悪性腫瘍剤であるフルオロウラシルと併用することにより、化学療法単独群に比較して延命効果が認められた。
作用機序
腫瘍細胞に対する作用14)
- 本剤は腫瘍細胞に対する直接的増殖抑制作用が認められている。
生体防御反応に対する作用
- 本剤の投与により好中球、マクロファージ、リンパ球数の増加(ヒト15))、好中球(ラット16))、マクロファージ(ヒト15))、NK細胞(ヒト17))の活性化及びCTL細胞の誘導(ラット18))が認められた。更にこれら細胞の増殖、活性化に関与するIL‐1、IL‐2(マウス19))、IL‐8(ヒト20))、IL‐12(マウス21))、IFN‐γ(マウス22))、TNF‐α(ヒト20)、G‐CSF(ヒト20))、GM‐CSF(ヒト20))等のサイトカインの産生が認められることから、主に本剤の投与によって賦活された種々の宿主の生体防御反応を介して、抗腫瘍効果を発現するものと考えられている。
リンパ管腫に対する作用機序23,24)
- 本剤をリンパ管腫の局所に投与することにより炎症反応が惹起され、続いて炎症に関わるマクロファージ等の誘導や内皮細胞の透過性亢進作用を有するTNF等のサイトカインの産生が認められ、これらによりリンパ液の排出が促進され、管腔が縮小するものと考えられる(ヒト)。
有効成分に関する理化学的知見
性 状
- 白色〜類白色の凍結乾燥した吸湿性の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。生理食塩液を加えて振り混ぜるとき白濁ないしわずかに白濁する。
★リンクテーブル★
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- 関
- 栓、二方活栓、二方コック、雄鳥
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- 英
- roentgen equivalent physical
- 関
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