- 英
- robin
- 関
- 鳴禽類
WordNet
- large American thrush having a rust-red breast and abdomen (同)American robin, Turdus migratorius
- small Old World songbird with a reddish breast (同)redbreast, robin_redbreast, Old World robin, Erithacus rubecola
PrepTutorEJDIC
- (またrobin redbreast)(ヨーロッパの)『ロビン』,『コマドリ』(胸が黄色がかって赤色;声がよくておとなしく,英国民に古くから愛されて数々の詩に歌われている小鳥で,英国の国鳥;キリストにまつわる伝説により神聖視されることも多い;アメリカのrobinはこれより大型の渡り鳥である) / (アメリカなどの)コマツグミ,ワタリツグミ(胸と腹がクリ色がかった赤色)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/14 11:06:21」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目では、鳥類について説明しています。その他の用法については「こまどり」をご覧ください。 |
コマドリ |
コマドリ Erithacus akahige
|
保全状況評価[a 1] |
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
鳥綱 Aves |
目 |
: |
スズメ目 Passeriformes |
科 |
: |
ツグミ科 Turdidae |
属 |
: |
コマドリ属 Erithacus |
種 |
: |
コマドリ E. akahige |
|
学名 |
Erithacus akahige (Temminck, 1835) |
和名 |
コマドリ |
英名 |
Japanese robin |
コマドリ(駒鳥、Erithacus akahige)は、鳥綱スズメ目ツグミ科コマドリ属に分類される鳥類。
目次
- 1 分布
- 2 形態
- 3 分類
- 4 生態
- 5 人間との関係
- 6 参考文献
- 7 関連項目
- 8 外部リンク
分布
- E. a. akahige コマドリ
- 中華人民共和国南部、日本、樺太南部、南千島
- 夏季に日本やサハリン、南千島で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬する。日本では夏季に繁殖のため九州以北に飛来(夏鳥)する。
- E. a. tanensis タネコマドリ
- 日本(伊豆諸島、種子島、屋久島)固有亜種
形態
全長13.5-14.5センチメートル。体重13-20g。
嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は薄橙色。
幼鳥は嘴の基部から口角にかけて黄色みを帯びる。オスは頭部から上胸にかけての羽衣が橙がかった赤褐色。体上面の羽衣や尾羽、翼は橙褐色。メスは頭部から上胸、上面が橙褐色、下胸から腹部にかけての羽衣が灰色で、上胸と下胸の色彩の境目が不明瞭。
- E. a. akahige コマドリ
- オスの成鳥は上胸と下胸の境目に黒い横縞が入り、下胸から腹部にかけての羽衣は暗灰色。
- E. a. tanensis タネコマドリ
- オスの成鳥でも上胸と下胸の境目に黒い横縞が入らず、下胸から腹部にかけての羽衣は灰色。成鳥でも下嘴の基部から口角にかけて黄色みを帯びる個体が多い。
分類
本種とアカヒゲの種小名は和名から採られているが、登録の際に取り違えられたと考えられており、コマドリがE. akahige、アカヒゲがE. komadoriと互い違いになっている。
- Erithacus akahige akahige (Temminck, 1835) コマドリ
- Erithacus akahige tanensis タネコマドリ
生態
亜高山帯の渓谷や斜面にあるササなどの下草が生い茂った針葉樹林や混交林、亜種タネコマドリは照葉樹林にも生息する。
食性は動物食で、主に昆虫を食べる。低木の樹上や地表で獲物を捕食する。
繁殖形態は卵生。崖の下など目立たない場所に木の枝や葉を使って巣を作る。3-5個の卵を産む。抱卵期間は12-14日で、雌が抱卵する。雛は12-14日で巣立つ。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。
「ヒンカラカラ」と囀る。囀りが馬(駒)の嘶きのように聞こえることが和名の由来である。
人間との関係
ウグイスやオオルリと共に日本三鳴鳥の1つとされる。開発による生息地の破壊、人為的に移入されたニホンイタチによる捕食(三宅島)などにより生息数は減少している。
- E. a. tanensis タネコマドリ
- 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)
参考文献
- 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年。33、38、196頁
- 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、ISBN 978-4582542301。357、450頁
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、ISBN 978-4092172050。89頁
- 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版、2004年、ISBN 978-4829901656。176頁
- 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会、2007年、ISBN 978-4-931150-41-6。236-237頁
- 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と渓谷社、2008年、ISBN 978-4635070171。168-169頁
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、ISBN 978-4582545098。154頁
関連項目
|
ウィキスピーシーズにコマドリに関する情報があります。 |
|
ウィキメディア・コモンズには、コマドリに関連するカテゴリがあります。 |
外部リンク
- ^ The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2012. Erithacus akahige. In: IUCN 2013. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.1.
|
この項目「コマドリ」は、鳥類に関連した書きかけ項目です。加筆・訂正などをして下さる協力者を求めています(ポータル鳥類 - PJ鳥類)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 伯母子岳地域の冷温帯落葉広葉樹林における鳥類の生息状況
- 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (40), 47-53, 2013-03
- NAID 120005580738
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
コマドリ
- 関
- songbird、thrush
[★]
- 英
- songbird
- 関
- 鳴鳥類、コマドリ