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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/13 00:12:58」(JST)
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チチン(Titin)またはコネクチン(connectin)[1]は、骨格筋の収縮に関わるタンパク質である。
構造
チチンは26926個のアミノ酸からなる、これまで知られている中で最も大きなタンパク質である。分子量は299万3451.39Daにもなり、pIは6.01である[2]。また分子式はC132983H211861N36149O40883S693である。
試験管の中でも安定で、生体内での半減期は哺乳類の網赤血球で約30時間と見積もられている[3]。
名前
チチンはこれまで知られている中で最も大きなタンパク質で、アルファベット表記で18万9819文字と最も長いIUPAC名を持つ物質として知られる。これは最も長い英単語であるとも言われる[4]。なおチチンという名前も、ギリシア神話の巨人ティーターン(titan)からとられたものである。
出典
- ^ Online 'Mendelian Inheritance in Man' (OMIM) 188840
- ^ “ExPASy-calculated pI for titin”. 2007年8月26日閲覧。
- ^ “Swiss-Prot Protein knowledgebase, main entry”. 2006年5月4日閲覧。
- ^ Oxford Word and Language Service team. “Ask the experts - What is the longest English word?”. AskOxford.com / Oxford University Press. 2008年5月10日閲覧。
外部リンク
Japanese Journal
- 食肉の熟成と筋漿中のコネクチン断片増加 (第52回日本食肉研究会大会発表要旨)
- 2P162 プラナリアのコネクチン様タンパク質の探索(筋肉(筋蛋白質・収縮),第48回日本生物物理学会年会)
- Sasano Kouhei,Hanashima Akira,Nakauchi Yuni,Kimura Sumiko
- 生物物理 50(SUPPLEMENT_2), S111, 2010-08-15
- NAID 110008102746
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