- 英
- enantioselectivity、enantioselective
- 関
- エナンチオ選択的
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/01 12:23:28」(JST)
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立体選択性(りったいせんたくせい)とは、ある化学反応の生成物として複数の立体異性体が考えられる場合に、ある特定の立体異性体が優先的に得られる反応の性質についていう。 考えられる生成物の立体異性体がジアステレオマーの関係にある場合にはジアステレオ選択性、エナンチオマーの関係にある場合にはエナンチオ選択性という。
立体選択性を定量的に表すためには、生成物の異性体比やジアステレオマー過剰率、鏡像体過剰率が使用される。
また、その反応の機構上ある特定の立体異性体のみしか得られないような反応の性質を立体特異性という。 例えばSN2反応は脱離基の背面側から求核剤が反応するというその機構上必ずワルデン反転を伴う。 そのため立体特異性のある反応である。 しかしある反応である特定の立体異性体のみしか得られなかったからといってその反応が立体特異性を持つとは限らない。
関連項目[編集]
Japanese Journal
- キトサン,D-(+)-グルコサミン誘導体を配位子とする金属錯体存在下でのジエチル亜鉛の芳香族アルデヒド類への触媒的不斉付加反応
- 太田 哲男,前田 憲輝,久次米 亮,大江 洋平,山下 隆之,古川 功
- 同志社大学理工学研究報告 52(2), 113-126, 2011-07
- … ベンジル-2-アセチルアミノ-4,6-O-アニシリデン-2-デオキシ-α-D-グルコピラノシドとチタン錯体が反応を加速し、各種アルデヒドとジエチル亜鉛の不斉付加反応において、高収率、94%に達するエナンチオ選択性で(R)-1-フェニル-1-プロパノールが得られ、最も効率のよい触媒であることが分かった。 …
- NAID 110008601725
- 希土類金属錯体触媒の高次構造変化によるエナンチオ選択性の逆転現象
- 美多 剛,加藤 信樹,金井 求,柴崎 正勝
- 希土類 = Rare earths (48), 184-185, 2006-05-23
- NAID 10019257214
Related Links
- 本発明は、光学異性体の分離に有用なエナンチオ選択性複合膜と、その製造方法とを提供する。本発明は、圧力駆動分離処理に基づく、鏡像異性体をそれらの混合物から分離して光学的に純粋な異性体を得るための膜をさらに提供する。
- では、えなんちお選択性は98 526963号 触媒、生体触媒および試薬のえなんちお選択性を決定するため ... および7を、エナンチオ的に アルドリッチ|Leighton's Strained Silacycles||Sigma-Aldrich エナンチオ選択的なえなみどのかるぼにる ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- enantioselective、enantioselectively
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- エナンチオ選択性
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- enantioselective
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- 英
- selection、choice、option、select、choose、opt、selective、elective、optional
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- 選ぶ、選挙、選択肢、選択性、選択的、任意、オプション、選抜、セレクション、選定、待期的、随意
- 淘汰
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- selectivity、selective
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