- 英
 
- isothiocyanate
 
- 関
 
- イソチオシアネート、イソチオシアン酸塩、イソチオシアナート
 
WordNet
- a family of compounds derived from horseradish and radishes and onions and mustards; source of the hotness of those plants and preparations
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/11/07 15:49:00」(JST)
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| チオシアン酸[1] | 
 | 
| 
 | 
| 識別情報 | 
| CAS登録番号 | 
463-56-9 | 
| PubChem | 
781 | 
| 
 | 
| 特性 | 
| 化学式 | 
HSCN | 
| 水への溶解度 | 
混和性 | 
| 危険性 | 
| Rフレーズ | 
R20/21/22 R32 R52/53 | 
| Sフレーズ | 
(S2) S13 S61 | 
| 特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 | 
チオシアン酸(チオシアンさん、thiocyanic acid)は、化学式が HSCN で表される無機酸の一種である。ロダン酸とも呼ばれる。互変異性体であるイソチオシアン酸 (isothiocyanic acid, HN=C=S) との混合物として存在する[2]。不安定な無色の液体で、強酸[3]である。分子量は59.09g/mol。
チオシアン酸の N-エステル(イソチオシアネート)には殺虫剤として用いられるものがある。
合成
チオシアン酸鉛(II) に硫化水素を作用させると遊離する。
- Pb(SCN)2 + H2S → PbS + 2HSCN
 
アンモニアと二硫化炭素を反応させるとチオシアン酸のアンモニウム塩が生成する。
- 2NH3 + CS2 → NH4SCN + H2S
 
塩
- チオシアン酸ナトリウム (NaSCN)
 
- チオシアン酸カリウム (KSCN)
 
脚注
- ^ Merck Index, 11th Edition, 9257.
 
- ^ Holleman, A. F.; Wiberg, E. Inorganic Chemistry Academic Press: San Diego, 2001. ISBN 0-12-352651-5.
 
- ^ 0.002~0.5mol dm-3HSCN水溶液の電気伝導率は塩酸および硝酸と同様に強酸的振る舞いである。 『改訂4版化学便覧基礎編Ⅱ 無機化合物水溶液のモル伝導率』 日本化学会、1993年
 
関連項目
| 
硫黄の化合物 | 
 
 | 
 
| 二元化合物 | 
 SBr2 · SBr4 · S2Br2 · SCl2 · SCl4 · S2Cl2 · SF2 · SF4 · SF6 · S2F2 · S2F4 · S2F10 · SO · SO2 · SO3 · S2O 
 | 
 
 | 
 
| 三元化合物 | 
 H2SO3 · H2SO4 · H2SO5 · H2S2O3 · H2S2O4 · H2S2O5 · H2S2O6 · H2S2O7 · H2S2O8 · NSF · NSF3 · SOBr2 · SOCl2 · SOF2 · SOF4 · SO2Cl2 · SO2F2 
 | 
 
 | 
 
| 四元・五元化合物 | 
 HSCN · HSO3Cl · HSO3F · HSO3NH2 · SO2ClF · SO2(NH2)2 
 | 
 
 
 | 
 
Japanese Journal
- 催涙剤成分イソチオシアン酸アリルとアルコールとの反応
 
- ミズカビ病原因菌Saprolegnia parasiticaに対する西洋ワサビ抽出物の殺菌効果
 
- 柏木  正章,吉岡  基,Khomvilai  C.
 
- 三重大学生物資源学部紀要 = The bulletin of the Faculty of Bioresources, Mie University (33), 1-7, 2006-03-00
 
- … マラカイトグリーンに代わるミズカビ病防除剤としての西洋ワサビ抽出物の有効性を明らかにするために、その主要成分のイソチオシアン酸アリル(AI)にミズカビ菌Saprolegnia parasiica(NJM 8604)の菌糸と遊走子を暴露し、これらの発育および発芽阻止効果を検討した。 …
 
- NAID 80018759811
 
Related Links
- チオシアン酸(チオシアンさん、thiocyanic acid)は、化学式が HSCN で表される無機酸  の一種である。ロダン酸とも呼ばれる。互変異性体であるイソチオシアン酸 (  isothiocyanic acid, HN=C=S) との混合物として存在する。不安定な無色の液体で、  強酸である。
 
- アリルイソチオシアネート(allyl isothiocyanate; アリルイソチオシアナートあるいは  イソチオシアン酸アリル)は、ワサビ、カラシ、大根などアブラナ科の植物に含まれる  辛味成分である。カラシ油から得られる精油成分であり、これ自体を「カラシ油」と呼ぶ  こともある ...
 
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  [★]
- 英
 
- isothiocyanate
 
- 関
 
- イソチオシアネート、イソチオシアン酸塩、イソチオシアン酸
 
  [★]
- 英
 
- isothiocyanate
 
- 関
 
- イソチオシアン酸塩、イソチオシアナート、イソチオシアン酸
 
  [★]
イソチオシアン酸、(化合物)イソチオシアン酸塩、イソチオシアネート
 
  [★]
- 英
 
- alpha-naphthylisothiocyanate
 
- 関
 
- 1-ナフチルイソチオシアン酸、α-ナフチルイソチオシアン酸
 
  [★]
- 英
 
- isothiocyanate
 
- 関
 
- イソチオシアネート、イソチオシアナート、イソチオシアン酸
 
  [★]
- 英
 
- 4-acetamido-4'-isothiocyanatostilbene-2,2'-disulfonic acid、SITS
 
  [★]
- 英
 
- 1-naphthylisothiocyanate
 
- 関
 
- αナフチルイソチオシアン酸
 
  [★]
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- acid
 
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- 塩基
 
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- cyanogen、cyan、CN
 
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