異常脳波
異常脳波
- 1. 基礎律動の異常
- 1. 速波化:β波やα波が多い状態:向精神薬服薬時、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
- 2. 徐波化:δ波とθ波が多い状態:意識障害や代謝障害、脳腫瘍、脳血管障害など
- 3. 左右差:左右で異なる周波数を認める状態:大脳の片方に異常がある場合は左右差を認めることがある。
- 2. 突発波
- 1. 棘波 spike:70ms未満で先鋭な波形
- 2. 鋭波 sharp wave:70ms以上で先鋭な波形
http://www.fujimoto.or.jp/tip-medicine/lecture-77/index.php, LAB. 1716
- 非突発性異常脳波(基礎律動の異常)
- 突発性異常脳波
- 周期性同期性放電:亜急性硬化性全脳炎、Creutzfeldt-Jakob病、心・呼吸停止による無酸素脳症
- 抑圧-群発交代:無酸素脳症、エーテルやサイクロプロパンなどの麻酔時、バルビツレートなどの薬物中毒
- 周期性片側性てんかん様発作、周期性一側性てんかん様放電 PLED:脳血管障害、代謝性・中毒性疾患
- 両側独立性周期性一側性てんかん様放電 BIPLED:無酸素脳症、中毒性脳症、脳炎
- 三相性波:肝性昏睡
プリント
- 1. 3Hz棘波徐波複合:両側同期性に出現し、欠神発作でみられる。棘波と徐波の組み合わせが、1秒に1回現れる。
- 2. 多棘徐波複合:ミオクロニー発作に伴うことが多い。数個の棘波と徐波の組み合わせが、約1秒に3回現れる。
- 3. ヒプスアリスミア:4歳以下の小児で、点頭てんかん(West症候群)でみられる。
- 4. 遅棘徐波複合:Lennox-Gastaut症候群でみられる
- 5. 周期性同期性放電:クロイツフェルトヤコブ病・狂牛病や亜急性硬化性全脳炎(麻疹)、単純ヘルペス脳炎などでみられる。高振幅の鋭波や棘波が両側同期性にあらわれる。
- 6. 14Hz&6Hz陽性棘波:自律神経発作や頭部外傷に関連が深いとされる。