UpToDate Contents
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- 1. 異所性尿管ectopic ureter [show details]
- 2. 先天性腎尿路異常（CAKUT）の概要overview of congenital anomalies of the kidney and urinary tract cakut [show details]
- 3. 思春期前の小児に生じる外陰膣障害の概要overview of vulvovaginal complaints in the prepubertal child [show details]
- 4. 胎児水腎症の概要overview of fetal hydronephrosis [show details]
- 5. 尿管瘤ureterocele [show details]
Japanese Journal
- 小児の尿失禁 (特集 必読! 尿失禁マネジメントの極意) -- (尿失禁の種類と標準的治療)
- 菅野 由岐子,守屋 仁彦,篠原 信雄
- 臨床泌尿器科 = Japanese journal of clinical urology 72(8), 620-625, 2018-07
- NAID 40021631962
- 患者自身がネット検索により尿管異所開口を疑い受診した1例
- 佐本 征弘,江口 賢,長尾 一公,内山 浩一,馬場 良和
- 日本農村医学会雑誌 66(5), 585-588, 2018
- … インターネットで尿失禁の原因を検索し，尿管異所開口による尿失禁と症状が類似していたため，精査目的で受診した。 … 画像診断で左低形成腎，尿管異所開口を認めた。 …
- NAID 130006489388
- 当科で経験したobstructed hemivagina and ipsilateral renal anomaly（OHVIRA）症候群の検討
- 中原 康雄,後藤 隆文,片山 修一,上野 悠,人見 浩介,青山 興司
- 日本小児外科学会雑誌 53(4), 899-904, 2017
- … 膀胱尿管逆流症の経過観察中1例であった．経過は開窓，中隔切除を施行した症例が4例，新生児期の自然穿破症例が1例，経過観察中が4例であった．合併する腎奇形は最終的に腎欠損が7例，低異形成腎・尿管異所開口が2例（1例は画像上腎欠損と診断していた）であった．同一期間の女児の画像上腎欠損症例は15例あり，画像上腎欠損を認めた場合のOHVIRA症候群合併頻度は15例中8例（53.3％）であった．</p><p>【結 …
- NAID 130006855995
Related Links
- 尿管異所開口とは、尿路奇形の一種であり、尿管が本来の尿管口とは異なる部位に開口している状態です。多くの場合は重複腎盂尿管（腎盂、尿管が先天的に2つある状態）に合併し、通常本来の尿管口の位置より足側の、膀胱の出口
- 尿管口は尿管間靭帯の上に開口し、内尿道口と合わせて膀胱三角部を形成します。尿管異所開口は、この膀胱三角部以外に尿管が開口するもので、女性に多くみられます（男女比は1対3）。 次項で述べる重複腎盂尿管の完全型（腎盂が2つ、尿管も下端まで2本あるもの）の場合は、上腎杯からの ...
- 尿管異所開口の基礎知識 POINT 尿管異所開口とは 尿管が本来の位置とは違う位置で膀胱や尿道などとつながることです。尿管異所開口は女児に多く、腎盂腎炎などの尿路感染症や尿漏れをきっかけにして見つかることが多いです。腎臓の機能が低下してしまう原因にもなるので治療が必要となり
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![図表一覧 [尿管異所開口]](https://1mg.info/0/e/w/1347.jpg)
★リンクテーブル★
| 国試過去問 | 「112A032」「098D042」 |
| リンク元 | 「尿管性尿失禁」「異所性尿管」 |
| 関連記事 | 「尿管」「異所」「開口」「口」 |
「112A032」
- 7歳の女児。3歳でオムツが取れたにもかかわらず、下着が常に少し濡れていることを主訴に来院した。本人は｢お漏らしはしていない｣と言う。静脈性尿路造影では両側に完全重複腎盂尿管を認める。膀胱鏡検査で右側に2個、左側に1個の尿管口を認める。
- 尿失禁の原因はどれか。
※国試ナビ4※ ［112A031］←［国試_112］→［112A033］
「098D042」
- 7歳の女児。3歳でオムツがとれたにもかかわらず、下着が常に少し濡れていることを主訴に来院した。本人はお漏らしはしていないという。静脈性尿路造影では両側に完全重複腎盂尿管を認める。膀胱鏡検査で右側に2個、左側に1個の尿管口を認める。尿失禁の原因はどれか。
※国試ナビ4※ ［098D041］←［国試_098］→［098D043］
「尿管性尿失禁」
「異所性尿管」
- 英
- ectopic ureter
- 関
- 尿管異所開口
「尿管」
- 図：M.173(体表解剖)
| 男性 | 女性 | |
| 前面 | N.327 | N.328 |
| 上面 | N.350 | N.349、351、354、355 |
神経 (KL.402)
- 腎盂と同じ
自律神経
求心性線維
- 交感神経と共に走行 → L1, L2へ
生理的狭窄部 (KH.176|KL.401)
- 腎管から尿管に移行する部分
- 尿管が総腸骨動脈と交叉する部分
- 膀胱壁の中を通過する部分
走行(男性)
走行(女性)
- 骨盤側壁から前内方に向かい、子宮頚と膣円蓋の約2cm外側で子宮動脈と交叉(KL.402)
- 子宮広間膜後葉に沿って、子宮動静脈の下をくぐるように走行し、基靭帯の上部をかすめ膀胱子宮靭帯の前層と後層の間を貫いて膀胱に入る(G9M.191)
- 図：G9M.191 N.349
発生
- 中腎管から尿管芽として発生。腎臓の上昇につれて尿管の開口部が上昇する
組織 HIS.388
- 直径3-4、長さ25-30cm
- 粘膜・筋層、外膜
- 粘膜：移行上皮、基底板、粘膜固有層(密不規則性結合組織)
- 筋層：(上位2/3)内縦筋層、外輪筋層、(下位1/3)内縦筋層、中輪筋層、外縦筋層 ⇔消化器系では内側が輪筋
臨床関連
- 生理的狭窄部には尿管結石が引っかかりやすく、臨床的に重要(尿管結石)
- 女性の場合、骨盤部での尿管の走行は重要
「異所」
「開口」
「口」
- 英
- mouth
- ラ
- os
- 関
- oral cavity