黄体形成ホルモン

出典: meddic

luteinizing hormone, LH
黄体化ホルモンルトロピン lutropin
卵胞刺激ホルモン FSHホルモンgonadotropin
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分類

性状

産生組織

標的組織

生理作用

作用機序

分泌調節

月経・性周期との関連

  • 卵胞期に漸増
  • エストロゲンのピークに引き続いて、排卵期にピークを示す。
  • 黄体期は低値のままとなる。

基準値

HIM.A-7

女性

  • 月経
  • 卵胞期:2.0-15.0 U/L
  • 排卵期:22.0-105.0 U/L
  • 黄体期:0.6-19.0 U/L
  • 閉経後 :16.0-64.0 U/L

男性

  • 2.0-12.0 U/L


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和文文献

  • マカの黄体形成ホルモン改善作用 : 中村学園大学大学院 栄養科学研究科教授 内山文昭氏に聞く (健食イキイキさんぽ 拡大するマカ市場 女性の綺麗に欠かせないホルモン改善作用に期待)
  • プロスタグランジンF2α及び性腺刺激ホルモンによる排卵同期化法を用いた豚の定時人工授精
  • 中田 智子,田島 瑶子,野口 倫子,上野山 賀久,大蔵 聡,前多 敬一郎,鈴木 千恵,吉岡 耕治
  • 日本獣医師会雑誌 67(2), 119-124, 2014
  • … 化処置を施した豚の生殖内分泌動態,排卵時期及びAI適期を検討した.排卵後12日から排卵同期化処置を施した豚の血中プロジェステロン濃度は,PGF2α投与の翌日には有意に低下した.排卵前に起こる黄体形成ホルモンサージのピークは,hCG投与後26.0±1.2時間に認められ,排卵はhCG投与後44.8±2.3時間に観察された.発情終了後から処置を開始し,hCG投与後24時間あるいは36時間に1回のみAIを行った場合,すべての豚から …
  • NAID 130004640744
  • Hormonal Lecture 黄体形成ホルモン(LH)・卵胞刺激ホルモン(FSH)について : 前立腺癌との関連から
  • ラットの黄体形成ホルモン(LH)の律動性分泌リズムと摂食パターン : 摂食パターンを用いた非侵襲的性周期判定法
  • 治京 玉記,内山 文昭
  • 日本生殖内分泌学会雑誌 18, 35-38, 2013
  • NAID 40020207253

関連リンク

黄体形成ホルモンまたは黄体化ホルモン(Luteinizing hormone, LH)は下垂体前葉の 性腺刺激ホルモン産生細胞から分泌される性腺刺激ホルモンである。その他の性腺 刺激ホルモンには卵胞刺激ホルモン(Follicle stimulating hormone, FSH)がある。
卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)も下垂体から分泌される性腺刺激 ホルモンです。血清中のFSH値、LH値の測定はともに、性腺機能不全や月経異常、 不妊症が疑われる場合には必須の検査です。
栄養・生化学辞典 黄体形成ホルモンの用語解説 - 黄体化ホルモン,ルトロピンともいう. 下垂体前葉が産生する性腺刺激ホルモンの一つで,糖タンパク質.雄の精巣に作用 するとアンドロゲンの生合成を促進,雌の卵巣に作用すると排卵の促進,黄体形成の 促進 ...

関連画像

黄体形成ホルモンの画像 p1_24黄体形成ホルモンの画像 p1_26黄体形成ホルモンの画像 p1_21黄体形成ホルモンの画像 p1_19チェックワンLH・II黄体形成ホルモンの画像 p1_15黄体形成ホルモンの画像 p1_2黄体形成ホルモンの画像 p1_13


★リンクテーブル★
先読み卵胞刺激ホルモン」「gonadotropin」「FSH」「lutropin」「ルトロピン
国試過去問105E028」「105B033
リンク元下垂体腺腫」「下垂体前葉ホルモン」「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」「下垂体ホルモン」「LH-producing adenomas
拡張検索黄体形成ホルモン放出ホルモン」「黄体形成ホルモン放出ホルモン負荷試験」「黄体形成ホルモン受容体」「黄体形成ホルモンβサブユニット
関連記事ホルモン」「黄体」「形成」「黄体形成

卵胞刺激ホルモン」

  [★]

follicle stimulating hormone, FSH
濾胞刺激ホルモンフォリトロピン follitropin
卵胞


  • NGY.266(閉経前後における変動)

分類

性状

  • 糖タンパク

産生組織

標的組織

生理作用 (QB.Q-212)

作用機序

分泌調節

  • ネガティブフィードバック:卵巣から分泌されるインヒビンにより下垂体からのFSHの分泌が抑制される。

促進

  • ゴナドトロピン放出ホルモン GnRH:視床下部由来の
  • レプチン:脂肪細胞から分泌される。やせている場合にはFSHが低下。肥満している状態では視床下部に作用して基礎代謝をあげると共に食欲を抑制する

抑制

月経・性周期との関連

  • 卵胞期に高く、黄体期に低い。
  • 排卵期にピークを示す。

基準値

HIM.A-5

女性

  • 月経
  • 卵胞期 :2.0-20.0 mIU/ml
  • 排卵期 :9.0-26.0 mIU/ml
  • 黄体期 :1.0-12.0 mIU/ml
  • 閉経後 :18.0-153.0 mIU.ml

男性

  • 1.0-12.0 mIU/ml

検査の本

女性

  • 思春期前:≦4 mIU/ml
  • 月経周期
  • 卵胞期初期 :2.7-10.2 mIU/ml
  • 排卵期ピーク:2-23 mIU/ml
  • 黄体期   :1.0-8.4 mIU/ml
  • 妊娠時 :≦1 mIU/ml
  • 閉経後 :9.2-124.7 mIU/ml

男性

  • 思春期前:≦4 mIU/ml
  • 成年期 :1.2-15 mIU/ml
  • 老年期 :≧15 mIU/ml


ホルモン>:ホルモン


-FSH
卵胞刺激ホルモン
卵胞刺激ホルモン


gonadotropin」

  [★] 性腺刺激ホルモン

WordNet   license wordnet

「hormone secreted by the anterior pituitary gland and placenta; stimulates the gonads and controls reproductive activity」
gonadotrophin, gonadotropic hormone, gonadotrophic hormone


FSH」

  [★] 卵胞刺激ホルモン follicle-stimulating hormone follicle stimulating hormone


lutropin」

  [★]

ルトロピン

corpus luteum hormoneluteinizing hormone

ルトロピン」

  [★]

lutropin
黄体化ホルモン

105E028」

  [★]

  • 顔面の写真(別冊No.4)を別に示す。
  • この疾患で異常値となるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105E027]←[国試_105]→[105E029

105B033」

  [★]

  • 急性ストレスによって血中濃度が低下するのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 105B032]←[国試_105]→[105B034

下垂体腺腫」

  [★]

pituitary adenoma
脳腫瘍下垂体腫瘍下垂体前葉ホルモン下垂体

概念

  • 脳下垂体前葉(の内分泌腺細胞)を発生母地とする良性腫瘍

分類

  • 成長ホルモン産生腺腫 GH産生腺腫
  • プロラクチン産生腺腫 PRL産生腺腫
  • 副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫 ACTH産生腺腫
  • 甲状腺刺激ホルモン産生腺腫 TSH産生腺腫
  • ゴナドトロピン産生腺腫
  • 混合腺腫
  • 非機能性腺腫

放射線診断学的分類

  • 鞍内型(enclosed type):手術による治療率が高い、とかなんとか?
  • 浸潤型

大きさによる分類

  • マクロアデノーマ macroadenoma:10mm以上
  • 微小腺腫 マイクロアデノーマ microadenoma:10mm以下

疫学

  • 原発性脳腫瘍の16%(IMD.1040)。(頭蓋内腫瘍の約10%。全脳腫瘍の約17%(2000年統計)。)
  • 成人の下垂体の5-20%に腺腫が存在するらしい(IMD.1040)。
  • 好発年齢:成人(30-50歳)。小児はまれ。

症状

  • 腫瘍による圧迫:視力障害、頭痛
  • 下垂体の上に視交叉があるため、下垂体が広がるとトルコ鞍の骨を薄くし風船のように膨らむので視交叉を圧迫するので、視力低下が進行し両耳側半盲などになる。
  • 内分泌症状
  • 腫瘍組織による下垂体前葉機能低下
  • 腫瘍組織より分泌されるホルモンによる機能障害

下垂体腺腫 鞍上部腫瘍の圧迫による内分泌障害

  • 生殖・成長に関わるホルモンは真っ先に切られる。
  • TSHは代謝のアクセル。代謝をゆるめてみる?
  • ACTHはストレス耐性、異化・同化に関わるから重要。
  • PRL・・・授乳は生命維持と必要ない・・・けど、下垂体前葉の内分泌細胞数として2番目に多いからと理解?

病理

  • 組織学的に一様な腺腫細胞が、血管に富んだ結合組織の隔壁によって分画。(IMD)

検査

画像検査 IMD.1041,YN J-198

  • 頭蓋単純X線写真
  • トルコ鞍の拡大(ballooning)。前後13mm、深さ17mm以上
  • トルコ鞍底の二重輪郭(double floor)。


  • 血管造影:前大脳動脈水平部(A1)および前交通動脈の挙上。
  • 頭部CT:トルコ鞍から鞍上槽部へ進展する
  • 単純:等吸収~高吸収。微小腺腫は低吸収
  • 造影:ほぼ均一に増強
  • MRI:腫瘍と周囲組織との関係が明瞭。術前検査として有効。矢状断と前頭断で微小腺腫の診断を行う
  • T1強調像:低信号
  • T2強調像:高信号
  • 造影:ほぼ均一に増強

内分泌検査

ホルモン名称 腫瘍 頻度
(IMD.1040)
頻度
(RNT. 64)
症候 検査(IMD.1041より引用)
成長ホルモン 成長ホルモン産生腺腫 20%. 20%. 頭痛、視野欠損、手足の成長、顔貌粗造、手根管症候群、いびきおよび閉塞性睡眠時無呼吸、下顎成長および下顎前突症、骨関節炎および関節痛、過剰発汗、醜形恐怖 ・安静空腹時のGHが10ng/ml以上と持続的に高値。
・75gOGTTによっても5ng/ml以下にならない。
TRHおよびLH-RH負荷に反応してGH増大。
L-ドパまたはブロモクリプチンに対する増加反応がない。(正常:DRアゴニスト→GH↑)
ソマトメジンC(IGF-I)高値。
プロラクチン プロラクチン産生腺腫 32%. 30%. 頭痛、視野欠損、希発月経または無月経、妊孕性の低下、性欲喪失、勃起不全、エストロゲンで初回刺激を受けた(estrogen-primed)女性乳房における乳汁漏出 ・抗精神病薬、乳房刺激などの原因を除外しても血清PRL濃度が100ng/ml以上。
・インスリン負荷(IRI)(0.1U/kg)による低血糖刺激(正常:低血糖→TRH↑→PRL↑)、TRH負荷(500μg)(正常:TRH↑→PRL↑)、クロルプロマジン負荷(25mg)(正常:D2R↓→PRL↑)による反応減少。
副腎皮質刺激ホルモン ACTH産生腺腫 3%. 5%. 頭痛、視野欠損、近位筋障害、求心性の脂肪分布、神経精神医学的症状、線条、易傷性、皮膚の菲薄化、多毛、骨減少 ・血中コルチゾールが高値、かつ日内変動なし。
・尿中17-ヒドロキシコルチコステロイド(17-OHCS)、尿中17-ケトステロイド(17-KS)、尿中コルチゾールが高値。
CRH試験(CRH100μg静注)
 ・健常者:血中ACTHは30分後に、血中コルチゾールは60分後に、それぞれ前値の約2倍に上昇。
 ・Cushing病:過剰反応
 ・副腎腫瘍・異所性ACTH産生腫瘍によるCushing症候群:無反応
甲状腺刺激ホルモン       動悸、振戦、体重減少、不眠、過剰な排便(hyperdefecation)、発汗 *freeT3、freeT4上昇。
*TSHが、(1)上昇、(2)T3で抑制されない、(3)TRH負荷で無反応。
卵胞刺激ホルモン ゴナドトロピン産生腺腫 10%.      
黄体形成ホルモン      
  非機能性腺腫 18%. 40%. 頭痛、視野欠損、下垂体不全、などmassの圧排による続発性性腺機能低下症。まれに、卵巣過剰刺激、精巣増大、またはテストステロン値の上昇、  

診断

  • トルコ鞍を中心とした脳内局所圧迫症状 + 下垂体ホルモンの過剰・欠乏症状 + 画像所見(CT、MRI)


合併症

  • 下垂体卒中:発生頻度は7-9%。血管に富んでいるため腫瘍内出血や梗塞が起こりやすく、急激かつ高度に生じた場合に致命的となる。病理的には出血性壊死による下垂体腫瘍の突然の腫大がみられ、鞍隔膜の破裂をきたすとくも膜下出血となる。脳動脈瘤の合併率は高いらしい。髄膜刺激症状+血性髄液がみられ、クモ膜下出血と誤診されることがある。(IMD.1040)

治療

治療法別

薬物療法

  • ブロモクリプチン:ドパミンD2受容体作動薬
  • 麦角アルカロイド系:ドパミンD2受容体作動薬
  • PRL分泌、GH分泌に対する生理的抑制因子。血漿PRL値、GH値の低下、腫瘍縮小の効果がある。
  • オクトレオチド:ソマトスタチン誘導体
  • ブロモクリプチンで効果不十分な例、外科手術困難例に用いる。
  • 50%で腺腫の縮小がみられる。

外科的治療

腫瘍別

プロラクチン産生下垂体腫瘍(2)

  • ドパミンアゴニスト(カベルゴリン(麦角由来)・ブロモクリプチン)で腫瘍の縮小・症状の寛解を狙う。手術は一般に、ドパミンアゴニストに耐えられない患者、治療中に下垂体卒中を被る患者、またはマクロプロラクチノーマが医学療法に反応しない患者にのみ行われる。最終的に放射線療法を必要とする。
  • ほとんどの微小腺腫と大腺腫はドパミンアゴニストに反応。
  • カベルゴリンは、ブロモクリプチン副作用が少なく、ブロモクリプチンに抵抗性の患者また不耐性の患者に有用。
  • 妊孕性の回復を目標とする場合、妊娠中の安全性を考慮しブロモクリプチンが第一選択となる。
  • 薬物療法に対して微小腺腫では大きさに変化はほとんど認められないが、大腺腫では縮小が期待できる。

参考

  • 1. 日本脳神経外科学会 脳神経外科疾患情報ページ
[display]http://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/205.html
  • 2. がん情報サイト|PDQR日本語版(医療専門家向け)下垂体腫瘍の治療(PDQR)
[display]http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/japanese-s.jsp?Pdq_ID=CDR0000062915
  • 3. プロラクチン(PRL)分泌過剰症の診断と治療の手引き(平成22年度改訂)
[display]http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance/prolactin_surplus.pdf


名称 構造 分泌細胞 下垂体前葉細胞
全細胞に対する
産生細胞の割合
染色性 腫瘍 頻度
(IMD.1040)
頻度
(RNT. 64)
症候
成長ホルモン GH ペプチド somatotroph 40-50% 好酸性   成長ホルモン産生腺腫 成長ホルモン分泌細胞腺腫 20%. 20%. 頭痛、視野欠損、手足の成長、顔貌粗造、手根管症候群、いびきおよび閉塞性睡眠時無呼吸、下顎成長および下顎前突症、骨関節炎および関節痛、過剰発汗、醜形恐怖
プロラクチン PRL mammotroph 10-25% 好酸性   プロラクチン産生腺腫 プロラクチノーマ 32%. 30%. 頭痛、視野欠損、希発月経または無月経、妊孕性の低下、性欲喪失、勃起不全、エストロゲンで初回刺激を受けた(estrogen-primed)女性乳房における乳汁漏出
副腎皮質刺激ホルモン ACTH corticotroph 0.1 好塩基性 嫌色素性 ACTH産生腺腫 コルチコトロフ腺腫 3%. 5%. 頭痛、視野欠損、近位筋障害、求心性の脂肪分布、神経精神医学的症状、線条、易傷性、皮膚の菲薄化、多毛、骨減少
甲状腺刺激ホルモン TSH 糖タンパク thyrotroph 0.05 好塩基性     甲状腺刺激ホルモン分泌細胞腺腫     動悸、振戦、体重減少、不眠、過剰な排便(hyperdefecation)、発汗
卵胞刺激ホルモン FSH gonadotroph 10-15% 好塩基性   ゴナドトロピン産生腺腫   10%.    
黄体形成ホルモン LH 好塩基性        
  非機能性腺腫 非機能性腺腫 18%. 40%. 頭痛、視野欠損、下垂体不全、などmassの圧排による続発性性腺機能低下症。まれに、卵巣過剰刺激、精巣増大、またはテストステロン値の上昇、



下垂体前葉ホルモン」

  [★]

anterior pituitary hormone
下垂体前葉下垂体下垂体ホルモンホルモン

分泌されるホルモン

GOO. chapter 55

名称 構造 分泌細胞 下垂体前葉細胞
全細胞に対する
産生細胞の割合
染色性 サブユニット 残基数
(aa.)
分子量
(kDa)
その他
成長ホルモン GH ペプチド somatotroph 40-50% 好酸性   1 191 22  
プロラクチン PRL mammotroph 10-25% 好酸性   1 199 23  
副腎皮質刺激ホルモン ACTH corticotroph 0.1 好塩基性 嫌色素性 1 39 4.5 POMC由来
甲状腺刺激ホルモン TSH 糖タンパク thyrotroph 0.05 好塩基性   2 α: 92, β:118 28 αサブユニットは共通
卵胞刺激ホルモン FSH gonadotroph 10-15% 好塩基性   2 α: 92, β:111 32.6
黄体形成ホルモン LH 好塩基性   2 α: 92, β:121 29.4

HIM.2196

Table 333-1 Anterior Pituitary Hormone Expression and Regulation
Cell corticotrope somatotrope lactotrope thyrotrope gonadotrope
Tissue-specific transcription factor T-Pit Prop-1, Pit-1 Prop-1, Pit-1 Prop-1, Pit-1, TEF SF-1, DAX-1
Fetal appearance 6 weeks 8 weeks 12 weeks 12 weeks 12 weeks
Hormone POMC GH PRL TSH FSH LH
Chromosomal locus 2p 17q 6 -6q; -1p -11p; -19q
Protein ポリペプチド 糖タンパク
Amino acids 266 (ACTH 1–39) 191 199 211 210 204
Stimulators CRH, AVP, gp-130 cytokines GHRH, ghrelin, bromocriptine(1) estrogen, TRH, VIP TRH GnRH, activins, estrogen
Inhibitors glucocorticoids somatostatin, IGF-I dopamine T3, T4, dopamine, somatostatin, glucocorticoids sex steroids, inhibin
Target gland adrenal liver, other tissues breast, other tissues thyroid ovary, testis
Trophic effect steroid production IGF-I production, growth induction, insulin antagonism milk production T4 synthesis and secretion sex steroid production, follicle growth, germ cell maturation
(1):QB.D-253


分泌の制御

ヒト絨毛性ゴナドトロピン」

  [★]

chorionic
human chorionic gonadotrophin, (国試)hCG, HCG
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン絨毛性ゴナドトロピン chorionic gonadotropin絨毛性性腺刺激ホルモン胎盤性性腺刺激ホルモン placental gonadotrophin
HCG、プベローゲン、ゲストロンゴナトロピンプレグニールプロファシー, Chorex, Choron, Pregnyl
β-HCG

概念

  • シンチオトロホブラストで産生される糖タンパクホルモン(NGY.290)

分類

  • 胎盤性ホルモン?

性状

  • 糖タンパク

産生組織

  • 妊娠したヒトの胎盤の絨毛組織

標的組織

受容体

作用

  • 黄体形成ホルモン(LH)に類似した作用を持つ
  • 黄体化作用:黄体形成ホルモン LHと同じ作用
  • 排卵作用 :弱いけど、卵胞刺激ホルモン FSHと同じ作用
  • TSH様作用:正常妊婦に一過性の甲状腺機能亢進症が見られることがある(YN.D-33)

分泌の調整

  • 胚が子宮内膜に着床してから48時間たつと産生するホルモン (SP.965)
  • 受精後2週間後には分泌され始める (SP.965)
  • 黄体機能を6-7週まで刺激し、黄体からのホルモン分泌を維持する (SP.965)
  • hCGの分泌は妊娠10週頃がピーク (G9M.183)
  • 作用期間は短期間。最初の8週に上昇、15週にかけて低下、低レベルで維持される。妊娠末期に小さな増加 (SP.966)

分子機構

生合成

臨床関連

  • 精巣からのテストステロン分泌能評価(OLM.339) ← LHと構造が似ており、ライディッヒ細胞に作用してテストステロンの産生・分泌を促す
  • 妊婦の甲状腺機能亢進(gestational thyrotoxicosis)

検査

  • 妊娠中:100 ← (出典不明)
  • 妊娠判定:25 ← (出典不明)

正常

  • 正常(男性、非妊婦)ではhCG(αβコンプレックス)は以下の通り。
  • 血中:0.7mIU/ml以下
  • 尿中:0.7mIU/ml以下

妊娠・疾患

  • 妊娠により1万以上に上昇、正常妊娠では数万~10万mIU/mlまで上層。
  • 全胞状奇胎なら50万-100万mIU/mlと高値となり、部分胞状奇胎なら数十万mIU/mlとやはり高値となる。

妊娠経過中の変化

  • 妊娠4-5週 :50-1000IU/l
  • 妊娠8-10週 :20万IU/l。ピークとなる。




下垂体ホルモン」

  [★]

pituitary hormone
下垂体下垂体前葉下垂体後葉ホルモン


下垂体前葉ホルモン

名称 構造 分泌細胞 下垂体前葉細胞
全細胞に対する
産生細胞の割合
染色性
成長ホルモン GH ペプチド somatotroph 40-50% 好酸性  
プロラクチン PRL mammotroph 10-25% 好酸性  
副腎皮質刺激ホルモン ACTH corticotroph 0.1 好塩基性 嫌色素性
甲状腺刺激ホルモン TSH 糖タンパク thyrotroph 0.05 好塩基性  
卵胞刺激ホルモン FSH gonadotroph 10-15% 好塩基性  
黄体形成ホルモン LH 好塩基性  


LH-producing adenomas」

  [★]

黄体形成ホルモン産生腺腫
黄体形成ホルモン luteinizing hormone

黄体形成ホルモン放出ホルモン」

  [★]

luteinizing hormone-releasing hormone luteinizing hormone releasing hormone, LH-releasing hormone LH releasing hormone, LHRH, LH-RH
黄体化ホルモン放出ホルモン性腺刺激ホルモン放出ホルモンGn-RHGnRH
ホルモン黄体形成ホルモン放出ホルモン負荷試験 LHRH試験
[show details]




黄体形成ホルモン放出ホルモン負荷試験」

  [★]

luteinizing hormone-releasing hormone stimulation test, LH-RH stimulation test
(国試)LHRH試験 LHRHテスト LHRH負荷テスト LHRH負荷試験 LHRH test、GnRH負荷テストGnRH負荷試験GnRHテストGnRH試験、GnRH test
黄体形成ホルモン放出ホルモン LHRH

内分泌

  • 先端巨人症の診断
  • 検査:成長ホルモン
  • 判定:上昇すれば先端巨人症を示唆する

産婦人科

  • 無月経、排卵障害などの診断
  • 検査:LH、FSH
  • 判定:低下していれば下垂体の障害が示唆される。


黄体形成ホルモン受容体」

  [★]

LH receptor
LH受容体LHレセプターヒト絨毛性ゴナドトロピン受容体


黄体形成ホルモンβサブユニット」

  [★]

luteinizing hormone beta subunit
黄体ホルモンβサブユニット

ホルモン」

  [★]

hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



黄体」

  [★]

yellow body
corpus luteum(Z), (pl.)corpora lutea


概念

NGY 11,17改変
  • 排卵後、卵胞の裂孔が血液で満たされ赤体となった後に血液が吸収され、リポイド色素によって肉眼的に黄色に見える黄体が形成される。排卵後1-4ないし2-3日で形成される。組織的には卵胞の顆粒膜細胞内莢膜細胞が黄体化ホルモンの作用を受けて大型化した顆粒膜ルテイン細胞と比較的小さめの莢膜ルテイン細胞にそれぞれ変化した細胞から構成される。

分類

  • 月経黄体:妊娠しない場合に形成され、約12日間持続した後に退縮し白体となる
  • 妊娠黄体:妊娠が成立した場合に形成され、黄体機能は妊娠10~12週がピークとなり、出産後に退縮して白体となる。

機能

  • エストロゲンとプロゲステロンを分泌する。


形成」

  [★]

形式形態構造組成品種編成フォーム成立形づくる


黄体形成」

  [★]

luteinizationluteinize
黄体化




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