静脈血栓塞栓症

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venous thromboembolismVTE


静脈血栓塞栓症 WMM.529

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/14 15:51:21」(JST)

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和文文献

  • 加齢とプロテインS (静脈血栓塞栓症と凝固制御因子プロテインS)
  • 宮田 敏行,岡本 章,小久保 喜弘
  • 臨床検査 55(4), 407-409, 2011-04
  • NAID 40018760083
  • 肥満とプロテインS (静脈血栓塞栓症と凝固制御因子プロテインS)

関連リンク

静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)は、肺血栓塞栓症(Pulmonary embolism:PE)と深部静脈血栓症(Deep vein thrombosis:DVT)を併せた疾患概念で ある。 飛行機内などで長時間同じ姿勢を取り続けて発症することがよく知られており、俗 ...
静脈血栓塞栓症について. 医療従事者の方々へ「静脈血栓塞栓症」に関する情報をお 届けします。 静脈血栓塞栓症とは? 静脈血栓塞栓症の基本概念と発生率などを解説し ます。 DVTの予防法について. 深部静脈血栓症の予防法についてご紹介します。

関連画像

静脈血栓塞栓症のリスクの 静脈血栓塞栓症予防静脈血栓塞栓症の画像 p1_33 1:肺塞栓症と深部静脈血栓症静脈血栓塞栓症を予防しよう における静脈血栓塞栓症患者数


★リンクテーブル★
リンク元深部静脈血栓症」「ローエンベルク徴候」「ホーマンズ徴候」「急性肺塞栓症」「VTE
関連記事血栓」「塞栓症」「静脈」「」「静脈血栓

深部静脈血栓症」

  [★]

deep venous thrombosis DVT, deep vein thrombosis
深部静脈血栓静脈血栓症
末梢静脈疾患下肢深部静脈血栓症

概念

  • 深部静脈(特に下肢)に血栓が生じる
  • 静脈血栓により生じた肺塞栓は静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism VTE)とよばれる

リスクファクター

リスク評価はWells scoreを使う。

PHD.366

  • 血流うっ滞
  • 血液凝固亢進
  • 遺伝性凝固障害
  • 血管損傷
  • 外傷
  • instrumentation

SAN.378

  • 1. 基礎疾患・素因
  • 血栓性素因
  • 静脈血栓症の既往
  • 肺塞栓症の既往
  • 年齢(60歳以上)
  • 長期臥床(4日以上)
  • 肥満(肥満度BMI25以上)
  • 悪性腫瘍
下肢静脈瘤
  • 下肢、骨盤骨折
多発外傷
  • 骨盤部腫瘤の合併
  • 片麻痺、四肢麻痺
  • 2. 手術因子
  • 全身麻酔
  • 3時間以上の手術
  • 開腹術
  • 人工股関節置換術、膝関節置換術
  • 気腹手術、開腹下骨盤手術
  • 静脈還流を阻害する体位(骨盤低位、側臥位など)
  • 3. その他の因子
  • 妊娠
  • 経口避妊薬服用
  • 副腎皮質ホルモン服用
  • 血栓性素因:後天性抗リン脂質抗体症候群、先天性アンチトロンビン欠損、プロテインC欠損、プロテインS欠損、第V因子異常、プラスミノゲン以上、異常フィブリノゲン血症、第XII因子欠損、組織プラスミノゲン活性化因子インヒビタ増加、トロンボモジュリン異常など
参考2
  • 疾患別に見るとDVTでもPTEでも卵巣癌が最多で、子宮体癌がこれに次ぐ。術前発症では卵巣癌が最多である。卵巣癌の術前にDVTがおおいのは多量腹水による脱水、自宅での安静、腫瘍細胞数が非常に多い、腫瘍細胞が放出する組織因子が多いなどによる。卵巣後の術後では、根治術では手術時間が長く、侵襲度が高い、リンパ節郭清を要する、多量の輸血が必要なことが多い、また長期にわたる化学療法を要するなどによる。

リスク評価

DVTの検査前確率

  • >大項目
  • 活動性の癌
  • 麻痺、足が動かない
  • ベット上臥床(>3日)、または大手術(<4週)
  • 静脈に沿い限局した疼痛
  • 大腿/腓腹筋の腫脹
  • 無症状側と比較して>3cmの腓腹筋腫脹
  • DVTの家族歴(第一度近親者で≧2人)
  • >小項目
  • 60日以内の症状ある足への外傷
  • 有症状の下肢における圧痕性浮腫
  • 有症状の下肢のみの表在静脈拡張
  • 最近6ヶ月以内の入院
  • 紅斑

高確率85%

  • 大項目≧3+他の診断なし
  • 大項目≧2+小項目≧2+他の診断なし

中等度の確率33%

  • 確率が高くも低くもない

低確率5%

  • 大項目1+小項目≧2+他の診断あり
  • 大項目1+小項目≧1+他の診断なし
  • 大項目0+小項目≧3+他の診断あり
  • 大項目0+小項目≧2+他の診断なし


身体所見

evidence-based physical diagnosis 3rd edition p.473

予防

産婦人科

参考2
  • 早期離床、ベッド上での下肢挙上・膝の屈伸・足の背屈運動、弾性ストッキング着用、間欠的空気圧迫法、脱水予防
  • 未分画ヘパリン5,000単位を術後6~12時間以内に(止血を確認できたら術直後からでも可)1日2回皮下注/静注、3-5日投与

ガイドライン

  • 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2009年改訂版)
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf

参考

産婦人科

  • 1. 学際領域の診療 Interdisciplinary Practice 肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症 - 日産婦誌
http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5610-382.pdf
  • 2. E.婦人科疾患の診断・治療・管理 10.10)深部静脈血栓症・肺塞栓症 - 日産婦誌61巻11号
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6111-591.pdf




ローエンベルク徴候」

  [★]

Lowenberg's sign Lowenberg sign
Lowenberg徴候
深部静脈血栓症静脈血栓症
[show details]

概念

  • 静脈血栓塞栓症の徴候で、腓腹筋の圧痛をきたすもの
  • 腓腹筋部をマンシェットで加圧し、20-30mmHgで疼痛が出現する徴候(SSUR.45 YN.C-157)
  • 陽性率:50-70%(参考2)

参考

  • 1. wiki en
  • [display]http://en.wikipedia.org/wiki/Lowenberg%27s_sign
  • 2. 深部静脈血栓症deep vein thrombosis(DVT)
[display]http://home.hiroshima-u.ac.jp/katachan/DVT.pdf


ホーマンズ徴候」

  [★]

Homans' sign, Homans sign
Homans徴候ホーマンス徴候
静脈血栓塞栓症 venous thromboembolism VTE


概念

  • 静脈血栓塞栓症の徴候
  • 仰臥位で足関節を背屈させると腓腹筋に疼痛を感じる。
  • 陽性率:44-92% (参考1)



参考

  • 1. 深部静脈血栓症deep vein thrombosis(DVT)
[display]http://home.hiroshima-u.ac.jp/katachan/DVT.pdf


急性肺塞栓症」

  [★]

acute pulmonary embolism
静脈血栓塞栓症


VTE」

  [★] 静脈血栓塞栓症 venous thromboembolism


血栓」

  [★]

thrombus, thrombi TH
血栓症


分類

心筋梗塞における血栓

  • ST上昇型急性冠症候群の症例ではフィブリンと赤血球主体の赤色血栓が認められ、非ST上昇型急性冠症候群で心筋トロポニンが上昇した症例では血小板主体の白色血栓が存在していることが明らかとなった。

参考文献

  • 岡松健太郎1 清野精彦1 水野杏一2, 血管内視鏡を用いた急性冠症候群の洞察(II),日医大医会誌2009; 5(1)
1日本医科大学千葉北総病院循環器内科
2日本医科大学大学院医学研究科器官機能病態内科学


塞栓症」

  [★]

embolism
embolia
塞栓形成 thrombus formation
塞栓塞栓形成塞栓術塞栓療法塞栓化



静脈」

  [★]

vein (Z)
vena


  • 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。



症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態

静脈血栓」

  [★]

venous thrombosisvein thrombosis
静脈血栓症




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