酢酸ナファレリン

出典: meddic

ナファレリン

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和文文献

  • 体外受精胚移植(IVF, ICSI)における酢酸ナファレリンによる卵巣刺激法の検討
  • 竹内 茂人,箕浦 博之,田中 慶介,与那覇 斉,野田 直美,二村 典孝,豊田 長康,磯部 哲也,芝原 隆司,田窪 伸一郎
  • 日本受精着床学会雑誌 18(1), 208-214, 2001-02-20
  • NAID 10010944760
  • 酢酸ナファレリンに奏功し, 腸管子宮内膜症として治療されていたクローン病の1例

関連リンク

成分(一般名) : 酢酸ナファレリン 製品例 : ナサニール点鼻液0.2% ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 他のホルモン ... 概説 子宮内膜症や子宮筋腫を治療するお薬です。 作用 【働き-1】 子宮内膜症の病巣は、女性ホルモンの ...
酢酸ナファレリン製剤で始まる薬の検索結果。ナファレリール - goo薬検索では、約7000の薬剤の成分や効能(効果)、正しい服用法・使用法、副作用などが調べられます。

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添付文書

薬効分類名

  • Gn-RH誘導体製剤

販売名

ナサニール点鼻液0.2%

組成

1瓶中:
容量

  • 5mL

有効成分

  • 酢酸ナファレリン(ナファレリンとして10mg)

添加物

  • D-ソルビトール
    氷酢酸
    ベンザルコニウム塩化物
    pH調節剤

禁忌

  • 診断のつかない異常性器出血のある患者[異常性器出血の原因疾患を悪化させるおそれがある。]
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある患者[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
  • 授乳期の患者[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
  • 本剤の成分又は他のGn-RH誘導体に対して過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく下記諸症状の改善
  • 過多月経、下腹痛、腰痛、貧血
  • 通常、成人には1回あたり片側の鼻腔内に1噴霧(ナファレリンとして200μg)を1日2回、月経周期1〜2日目より投与する。

慎重投与

  • 粘膜下筋腫のある患者[出血症状を増悪させることがある。]

重大な副作用

うつ状態(0.1〜5%未満)

  • エストロゲン低下作用に基づく更年期障害様のうつ状態があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察すること。

血小板減少(0.1%未満)

  • 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

肝機能障害(0.1〜5%未満)、黄疸(頻度不明)

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

不正出血(0.1〜5%未満)

  • 大量の不正出血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

卵巣のう胞破裂(頻度不明)

  • 子宮内膜症患者において、卵巣のう胞が破裂することがあるので、観察を十分に行い、腹部膨満感、下腹部痛(圧痛等)等の異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

基礎薬理試験

下垂体−性腺機能抑制作用

  • 雌サルを用いた実験で、血中LH量及びFSH量の減少で示される下垂体機能の抑制と、正常な性周期に伴う血中プロゲステロン量増加の抑制で示される卵巣機能の抑制が認められた9)
    雌イヌを用いた実験で、正常な性周期に伴う血中プロゲステロン量増加の抑制、排卵の抑制及び無月経で示される卵巣機能の抑制が認められた10)
    実験的子宮内膜症ラットを用いた実験で、下垂体中のGn-RH受容体量の減少及び血中LH量の減少で示される下垂体機能の抑制と血中エストラジオール量の減少で示される卵巣機能の抑制が認められた11)

実験的子宮内膜症に対する効果

  • 実験的子宮内膜症ラットの実験で、移植子宮内膜片の体積の減少がみられ、子宮内膜症の治癒効果が認められた11)

臨床薬理試験

下垂体ゴナドトロピン分泌能抑制作用

  • 健康成人(正常月経を有する健康な女性)を対象として、本剤を22日間反復投与したとき、投与開始直後にみられたLH、FSHの分泌の亢進は、投与継続により鈍化し、LH、FSHの分泌能は抑制されることが認められた1)
    また、子宮内膜症患者に、本剤を24週間投与したとき、LH、FSHの律動性分泌の抑制と同時にLH、FSH分泌能の著明な抑制がLH-RHテストにより確認された5)

卵巣機能抑制作用

  • 本剤の投与継続により、一過性に上昇がみられた血中エストラジオール濃度は、その後閉経レベルにまで低下し、それに伴って排卵の抑制、月経の停止等卵巣機能の抑制が認められた1〜8)


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 酢酸ナファレリン(nafarelin acetate)

化学名

  • (−)-5-oxo-L-prolyl-L-histidyl-L-tryptophyl-L-seryl-L-tyrosyl-3-(2-naphthyl)-D-alanyl-L-leucyl-L-arginyl-L-prolylglycinamide acetate hydrate

分子式

  • C66H83N17O13・xC2H4O2・yH2O
    (1≦x≦2,2≦y≦8)

分子量

  • 1322.47(フリー体として)

性状

  • 酢酸ナファレリンは白色〜淡黄色の粉末である。
    水に溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、アセトニトリル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
    本品は吸湿性である。


★リンクテーブル★
リンク元子宮筋腫」「nafarelin acetate
関連記事リン」「ナファレリン」「酢酸」「」「レリ

子宮筋腫」

  [★]

uterine myoma, hysteromyoma, myoma of the uterus
myomacorporis uteri, myoma uteri
子宮線維筋腫 fibromyoma of uterus

概念

疫学

  • 30-40歳の女性。
  • 20%の婦人に認められる (NGY.209)

病理

  • 筋腫内は血行障害があるために充血しており、硝子化、嚢胞化、石灰化、脂肪変性、壊死などの変性を来す。

(G9M.128)

症状

NGY.211
無症状が50% ← 多くの女性は腫瘤を触知するまで無症状
  • 1. 月経過多
  • 2. 不正性器出血:有茎性粘膜下筋腫の場合に多い。
  • 3. 圧迫症状:腫瘤による骨盤内臓の圧迫や充血による
  • 腰痛、下肢痛、膀胱部の不快感、頻尿、排便痛、便秘
  • 4. 疼痛:月経困難症、腫瘤圧迫痛、牽引痛、有茎筋腫捻転痛
  • 5. 不妊:筋腫患者の不妊率は一般女性の3-4倍
  • 6. 筋腫合併妊娠では早流産をきたしやすい。
  • 7. 筋腫変性による諸症状:肉様変性・赤色変性による急性の疼痛を来す。疼痛には軽度の発熱、子宮の圧痛、白血球の増多、腹膜刺激徴候を伴う事がある。(参考3)
参考1
自覚症状 例数(全92例中の%)
腹痛・腰痛・腹部緊満 53(57.6)
巨大腫瘤・腫瘤増大 39(42.4)
性器出血 27(29.3)
筋腫による流産既往 3(3.3)
多発筋腫で胎嚢変形 3(3.3)
筋腫変性による疼痛反復 2(2.2)
水腎症 1(1.1)
128

子宮筋腫と子宮腺筋症の共通点・類似点

  • 過多月経、月経痛(月経困難症)、不正性器出血をみとめる。
  • 子宮筋腫は40歳に最多、子宮腺筋症は20歳代から始まり、30-40歳代に最多。

合併症

検査

画像診断

  • 超音波エコー
  • 辺縁明瞭な低エコー像を示す。
  • MRI
  • 筋腫内の血流乏しく、T1強調画像はやや低信号・T2強調画像は低信号 (G9M.131)
  • T1強調画像:
  • 信号強度は正常子宮と同程度。
  • T2強調画像:
  • 境界明瞭な低信号領域。flow void signが認められる ← 子宮筋腫の周りには血管が豊富なため
  • 内部に変性があれば高信号が散在する
  • 子宮は(高信号)子宮内膜>子宮筋層>(低信号)junctional zoneで、子宮筋腫はjunctional zoneと同程度の信号強度、らしい(NGY.97)

比較

子宮筋腫 30歳代の女性で過多月経をきたし、内診で硬く腫大した子宮を触れ、超音波で子宮体部に充実性の腫瘤を認める。MRI T2では境界明瞭な低信号を認め、JZは保たれる。
子宮腺筋症 過多月経をきたし、内診ではびまん性に腫大した弾性の子宮を触知。エコーでは子宮筋層の肥厚。MRI T2では境界不明瞭な低信号域(筋層)の中に半流動性の出血を反映する点状の高信号を認め、JZは不明瞭化する。
子宮体癌 中年~高齢女性。子宮内膜(高信号)の増殖、肥厚が見られる。境界明瞭な腫瘤ではない。MRI T2ではJZが断裂している。
子宮頚癌 子宮体部は腫大しない。

治療

  • 超手拳大以上の大きさ、疼痛、圧迫症状、出血が多いことによる強い貧血などの症状がなければ定期診断のみで経過を見る。

1. 手術療法

2. 薬物療法

  • 酢酸ブセレリン酢酸ナファレリンを経鼻噴霧や皮下注投与する
  • 6ヶ月までしか使えない
  • 2. ダナゾール(抗ゴナドトロピン作用(FSH,LHの分泌を抑制)) → すたれつつある
  • 下垂体ゴナドトロピン分泌抑制と卵巣直接作用でエストロゲン分泌を抑制する
  • 4ヶ月までしか使えない


  子宮筋腫 子宮腺筋症
T2強調画像 低信号
境界 明瞭 不明瞭
変性 さまざまな高信号
異所性内膜 点状高信号
flow void sign

参考

  • 1. クリニカルカンファレンス(一般診療・その他);5.婦人科腫瘍合併妊婦の取り扱い 1)子宮筋腫 - 日産婦誌59巻9号
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-545.pdf
  • 2. 研修コーナー E.婦人科疾患の診断・治療・管理 7.婦人科感染症 5)性感染症 8.腫瘍と類腫瘍 3)子宮の腫瘍・類腫瘍 子宮筋腫 子宮腺筋症 子宮肉腫 4)卵巣の腫瘍・類腫瘍 悪性卵巣腫瘍  悪性腫瘍 - 日産婦誌61巻5号
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/kenshu_61-5.pdf
  • 3. [charged] Epidemiology, clinical manifestations, diagnosis, and natural history of uterine leiomyomas (fibroids) - uptodate [1]


nafarelin acetate」

  [★] 酢酸ナファレリン

nafarelin


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





ナファレリン」

  [★]

nafarelin
酢酸ナファレリン nafarelin acetate
ナサニールナファレリールSynarel
GnRHアゴニスト
  • ゴナドトロピン放出ホルモン誘導体;子宮内膜症治療薬


酢酸」

  [★]

acetic acid acetate
acidum aceticum
カルボン酸
  • CH3COOH


酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義

レリ」

  [★]

Leri
レリ徴候




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