越婢加朮湯

出典: meddic

えっぴかじゅつとう


和文文献

  • 越婢加朮湯で浮腫改善後に人参湯を服用した自験例
  • 臨床リポート 白虎加人参湯合越婢加朮湯が著効した線維筋痛症の1例
  • 川村 力,北郷 邦昭,江部 康二
  • 漢方と診療 = Kampo practice journal 5(4), 323-325, 2015-01
  • NAID 40020326535
  • プレガバリン,トラマドールの副作用に対する漢方治療 (特集 末梢神経障害を緩和するために) -- (さまざまな神経障害性疼痛)

関連リンク

越婢加朮湯とは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
『明解漢方処方』 西岡 一夫著 ナニワ社刊 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう) (金匱) 処方内容 麻黄六、〇 石膏八、大棗、朮各四、〇 甘草二、〇 生姜一、〇 (二五、〇) 必須目標 ①全身浮腫(とく ...

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JPS 越婢加朮湯 JPS-2 情報 価格 ツムラ 越婢加朮湯 エキス顆粒 一元製薬】 越婢加朮湯 越婢加朮湯エキス顆粒 製薬 越 婢 加 朮 越婢加朮湯/自汗、浮腫、小便

添付文書

薬効分類名

  • *漢方製剤

販売名

JPS越婢加朮湯エキス顆粒〔調剤用〕

組成

*

含量:

*本剤7.5g中
日局 マオウ     6g
日局 セッコウ    8g
日局 ショウキョウ  1g
日局 タイソウ    3g
日局 カンゾウ    2g
日局 ソウジュツ   4g
上記の混合生薬より抽出した越婢加朮湯乾燥エキス4.0gを含有する。 *

添加物:

*ステアリン酸Mg、ショ糖脂肪酸エステル、乳糖水和物

効能または効果

* * *浮腫、尿利減少などがあるものの次の諸症

* *腎炎、ネフロ−ゼなどの初期の浮腫、脚気の浮腫、変形性膝関節症、関節リウマチ、急性結膜炎、フリクテン性結膜炎、翼状片、湿疹


* * *通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年令、体重、症状により適宜増減する。



慎重投与

* * *病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者

* *〔副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。〕

* *胃腸の虚弱な患者

* *〔食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、軟便、下痢等があらわれることがある。〕

* *食欲不振、悪心、嘔吐のある患者

* *〔これらの症状が悪化するおそれがある。〕

* *発汗傾向の著しい患者

* *〔発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。〕

* *狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者

* *〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

* *重症高血圧症の患者

* *〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

* *高度の腎障害のある患者

* *〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

* *排尿障害のある患者

* *〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕

* *甲状腺機能亢進症の患者

* *〔これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。〕


重大な副作用

* *

偽アルドステロン症:

*低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。 *

ミオパシー:

*低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。 ■


★リンクテーブル★
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浮腫」

  [★]

edema
水腫angioedema全身性浮腫

分類

  圧痕性浮腫 非圧痕性浮腫
pitting edema nonpitting edema
病態 水のみが間質に貯留
圧痕を残す
水分+血漿由来物質の蓄積(ムコ多糖、蛋白質)・炎症細胞の浸潤
圧痕を残さない
疾患 fast edema slow edema 甲状腺機能低下症
局所性炎症(蜂窩織炎、虫さされ)
強皮症
低アルブミン血症 心不全
腎不全
  • 低アルブミン血症はfast edema と覚えておく

浮腫の原因

IMD.518
  • 全身性
  • 心性浮腫
  • 腎性浮腫
  • 肝性浮腫
  • 内分泌性浮腫
  • 栄養失調性浮腫・栄養障害性浮腫
  • 薬剤性浮腫
  • 起立性浮腫
  • 特発性浮腫
  • 局所性
内科診断リファレンス p.4

浮腫を来す疾患

IMD.519改変
  • 局所性浮腫
  • 全身性浮腫
  • 非ステロイド性抗炎症薬:インドメタシンなど  ← 1-2%の例で見られる。
  • ホルモン薬:副腎皮質ステロイドエストロゲンなど  ← 体液貯留させる作用あり
  • 降圧薬:血管拡張薬(Ca拮抗薬など)  ←  細動脈優位の拡張による
  • 甘草製剤:甘草グリチルリチンなど  ←  アルドステロン様作用
  • Na含有薬:ペニシリン系抗菌薬、重炭酸ナトリウムなど  ←  Na自体の性質による
内科外科マニュアルp.212
  • 片側性 common
  • 蜂窩織炎
  • 深部静脈血栓症
  • 表在静脈瘤(慢性静脈還流不全)
  • 両側性 common
  • うっ血性心不全
  • ネフローゼ症候群
  • 肝硬変
  • 甲状腺機能亢進症
  • 甲状腺機能低下症
  • 薬剤:CCB,ピオグリタゾン,NSAIDs,女性ホルモン,甘草
  • 特発性浮腫:女性,夕方増悪する下腿の浮腫:NaCl,炭水化物制限
  • 月経前症候群:黄体期に出現し,月経発来と共に消退:当帰芍薬散,加味逍遥散
  • 片側性 important
  • 両側性 important

肝性浮腫と腎性浮腫

  • 肝性浮腫は下肢に、腎性浮腫では眼瞼に浮腫が初発する?(出典不明)

漢方薬

  • 口渇(+)
  • 高度の熱感(+)
越婢加朮湯
  • 高度の熱感(-)
五苓散
  • 口渇(-)
  • めまい・ふらつき(+)
  • 月経異常(+)
当帰芍薬散
  • 月経異常(-)
真武湯
  • めまい・ふらつき(-)
  • 汗かき(+)
防已黄耆湯
  • 汗かき(-)
八味地黄丸

参考

  • [display]http://www.igaku.co.jp/pdf/resident0806-3.pdf





防已黄耆湯」

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ぼういおうぎとう

目標

  • 太陰病期、虚証
  • 比較的体力が低下し色白で筋肉が軟らかく、いわゆる水肥り体質の人が、全身倦怠感、多汗傾向を訴える場合に用いる。
  • 浮腫、尿量減少、関節(特に膝関節)の腫脹・疼痛等を伴う場合(中年以降の女性の肥満者で、運動不足のものに多い)

適応

  • 色白で筋肉軟らかく水ぶとりの体質で疲れやすく、汗が多く、小便不利で下肢に浮腫を来し、膝関節の腫痛するものの次の諸症:腎炎、ネフローゼ、妊娠腎、陰嚢水腫、肥満症、関節炎、癰、せつ、筋炎、浮腫、皮膚病、多汗症、月経不順(ツムラのみ適応承認)。
  • 色白で疲れやすく汗のかきやすい傾向のある次の諸症:肥胖症(筋肉のしまりのない、いわゆる水ぶとり)、関節痛、むくみ(クラシエのみ適応承認)

鑑別

  • 1)越婢加朮湯:体力中等度以上、顔面の紅潮、口渇、尿量減少
  • 2)桂枝加朮附湯:体力中等度以下、筋の攣縮、下肢の冷え
  • 3)防風通聖散:体力中等度以上、肥満、顔面紅潮、充実した腹力、便秘傾向
  • 4)よく苡仁湯:体力中等度以上、患部の熱感あり、口渇を伴わない
  • 5)麻杏よく甘湯:体力中等度、急性関節炎、関節の発赤、腫脹、口渇はない
  • 6)大柴胡湯:体力充実、口苦、胸脇苦満、充実した腹壁、便秘

注意

高齢者

  • 生理機能が低下しているので減量など考慮

妊婦、産婦、授乳婦

  • 妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。


越婢加朮湯エキス」

  [★]

越婢加朮湯漢方製剤




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