蝶形骨縁髄膜腫

出典: meddic

和文文献

  • 2. 大型蝶形骨縁髄膜腫の手術経験(第42回群馬腫瘍研究会<一般演題1>)
  • 若林 和樹,黒崎 みのり,甲賀 英明
  • The Kitakanto medical journal 59(4), 391-391, 2009-11-01
  • NAID 120002098516
  • 髄膜腫の再発に伴い発生したperitumoral cyst : cyst内液吸引による長期経過観察
  • 堤 圭介,吉岡 努,日宇 健,松尾 義孝,横山 博明
  • 脳神経外科ジャーナル 14(5), 341-346, 2005-05-20
  • … 症例は62歳, 男性.49歳時, 左蝶形骨縁髄膜腫の亜全摘術を受けた.経過観察中, 症候性に腫瘍は再増大し, 周囲浮腫組織内にperitumoral cystが発生したが, 患者と家族の希望によりcyst内液の吸引術のみを選択した.結果的にcystの拡大は停止し, 症状は消失した.その後, 頭部打撲に伴って再度cystは拡大したが, 同様の処置で縮小した.髄膜腫に伴うperitumoral cystの発生機序やその自然経過について考察する. …
  • NAID 110003813985

関連リンク

大脳鎌や矢状洞近くにできる髄膜腫では両足の麻痺が生じたりけいれんをおこします。 鞍結節部髄膜腫や蝶形骨縁髄膜腫などでは腫瘍が視神経を圧迫するために視力障害 や視野障害が生じます。 後頭蓋窩にできる髄膜腫では比較的症状がでにくく、症状がで  ...
この髄膜腫は,視神経のすぐ外側の骨である蝶形骨縁に沿って発生します。これらの 腫瘍は視力障害、視野障害,顔面の知覚異常,顔面のしびれ感を引き起こします。この 部分の腫瘍はときに,大切な大脳の大血管;内頸動脈やその分枝や脳表大静脈とその  ...

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4;蝶形骨縁髄膜腫  窩髄膜腫 図 2 髄膜 腫 の 好 発頭蓋底髄膜腫例:蝶形骨縁髄膜腫


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関連記事髄膜腫」「髄膜」「蝶形骨」「」「蝶形

複視」

  [★]

dipl opia
diplopia, double vision
両眼視

概念

  • ある視標を見たときにものが二重に見える状態を複視という。(SOP.269)

分類

仮像の出現する方向

両眼・単眼の別

  • 両眼複視:両眼で物が二重に見える場合。動眼神経麻痺、滑車新家麻痺、重症筋無力症、眼窩吹き抜け骨折など
  • 単眼複視:単眼で物が二重に見える場合。正乱視不正乱視、あるいは白内障が原因となる。

鑑別疾患

単眼視したときに物体が二重に認識される状態 monocular diplopia

  • 水晶体脱臼(外傷、マルファン症候群)
  • 早期白内障
  • 角膜白濁(corneal opacities)
  • 二重虹彩(手術や外傷)
  • ヒステリー

両眼視したときに物体が二重に認識される状態 biocular diplopia

DIF
  • 外眼筋麻痺:MINT
  • 脳神経末梢:VINCE
  • 脳神経核:VINDICATE
  • vascular 脳底動脈血栓症/出血/塞栓症/動静脈奇形。片頭痛?
  • inflammatory 梅毒性脳炎、結核性脳炎、ウイルス性脳炎
  • neoplasms 脳幹神経膠腫、転移性脳腫瘍、ホジキンリンパ腫
  • deficiency ウェルニッケ脳症
  • intoxication ボツリヌス症、臭素・ヨウ素中毒
  • congenital 水頭症、アーノルド・キアリ奇形
  • autoimmune 多発性硬化症、感染後脳症、ループス脳症
  • traumatic 硬膜下血腫、頭蓋底骨折、橋血腫
  • endocrine 糖尿病による脳底動脈血栓症
  • 核上性
  • 松果体腫瘍、脳血栓/脳出血のconjugate plasy、局在性皮質てんかんのconjugate gaze、テント切痕への早期ヘルニアにおける瞳孔の拡張

検査



髄膜腫」

  [★]

meningioma
メニンジオーマ
脳腫瘍

概念

  • クモ膜細胞に由来し、ゆっくり増殖する良性脳腫瘍。

疫学

  • 40-60歳
  • 男:女=3:1

分類

部位

悪性度

病理

  • 腫瘍細胞のシート状、渦巻き状に配列。壊死巣や核分裂像はほとんど見られない。(SCN.230)
  • 22番染色体長腕の腫瘍抑制遺伝子の欠損・変異によって生じる。
  • 血管に富んでおり、造影CT,MRIで均一、強く造影される。

検査

  • 頭部単純X線写真:頭蓋骨内板の骨肥厚・骨破壊、頭蓋骨の硬膜血管溝拡大、腫瘍の一部石灰化が少なからず見られる(SCN.179)
  • CT:境界明瞭な高度吸収域。(造影CT)均一かつ著明に増強
  • MRI:(T1)やや低信号、(T2)高信号、(造影)均一にに増強。腫瘍付着部硬膜に線状の増強効果(dural tail sign)。
[show details] [show details]

治療

  • 外科手術:腫瘍は骨・硬膜に浸潤していることが多いが全摘を目指すが、重要な組織に付着した腫瘍は残す。
  • 術中の出血量を減らすために外頚動脈系の栄養動脈 feeding arteryを塞栓することがある。
  • 放射線・ガンマナイフ:残存例、悪性度の高い髄膜腫
  • × 化学療法、放射線療法は感受性が低くほぼ無効。

参考

  • 1.
[display]http://www.ebm.jp/disease/brain/07noshuyo2/guide.html
  • 2. 治療法 - フローチャート
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_19/hc/cc_19_021.html

国試




髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



蝶形骨」

  [★]

sphenoid bone (M,N)
os sphenoidale
sphenoid bone
頭蓋頭蓋骨








腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


蝶形」

  [★]

butterfliy pattern




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