舌盲孔

出典: meddic

foramen cecum, foramen cecum of tongue (Z)
foramen cecum linguae
モルガーニ孔 Morgagni foramen



和文文献

  • ヒト有郭乳頭と舌盲孔の関係(平成15年度福岡歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容の要旨及び審査結果の要旨)
  • 湯田 和正
  • 福岡歯科大学学会雑誌 31(4), 付9-付10, 2005-08-25
  • NAID 110004061354
  • ヒト有郭乳頭と舌盲孔の関係
  • 湯田 和正
  • 福岡歯科大学学会雑誌 31(2), 93-108, 2004-06-25
  • … その中で,有郭乳頭の配列を中心部乳頭の数と左右の展開角で分類するとともに,有郭乳頭と近接して存在している舌盲孔の有無についても報告している。 … しかし,これまで舌盲孔と有郭乳頭の関連を総合的に検索したものは極めて少なく,近年Toh et al.のヒトおよびモルモットでの舌盲孔についての報告以外認められない。 …
  • NAID 110004013317
  • 舌盲孔付近と舌尖正中にみられた血管系先天奇形の1症例
  • 大林 由美子,吉本 陽子,今川 尚子,岩崎 昭憲,小川 尊明,谷崎 明弘,三宅 実,長畠 駿一郎
  • 小児口腔外科 = Pediatric oral and maxillofacial surgery 12(2), 6-9, 2002-12-25
  • NAID 10016192921

関連リンク

それに対し、前方に向かう水平部(舌の前3分の2)は口蓋に面していて、舌体と言い ます。舌体と舌根の境界を分界溝と言います。分界溝の中央はくぼみがあり、これを舌 盲孔と言います。舌盲孔は胎生時に舌と甲状腺の間を結んでいた甲状舌管の遺物です 。
ヒト舌に関しては人種差による舌乳頭,とくに有郭乳頭についての研究が国内外でなされ, Kunitomoは,先人の報告と比較検討している。その中で,有郭乳頭の配列を中心部乳頭 の数と左右の展開角で分類するとともに,有郭乳頭と近接して存在している舌盲孔の ...

関連画像

甲状舌管の走行>舌盲孔图册盲孔推出舌盲孔


★リンクテーブル★
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甲状腺」

  [★]

thyroid gland
glandula thyroidea
甲状腺ホルモン副甲状腺(上皮小体)
喉頭
  • 図:N.24(全面の筋),25(全面の筋),70(血管),71(血管)

解剖学

部位

性状

  • 成人の正常重量15-25g、女性の方が少し重い。妊娠中や性周期で重量が変化する。分泌期初期(early secretary phase排卵後2-5日目)には50%も重量が増加する。

大きさ

よくわかる甲状腺疾患のすべて 永井書店 (2004/01) ISBN 481591673X
単位はmm?
  n 峡部 横断厚 横径 縦経(右) 縦経(左)
男性 34 1.8±0.6 18±3.0 48±4.8 49±3.7 49±3.8
女性 16 1.3±0.8 16±2.2 46±3.6 45±6.0 46±3.0

血管

動脈

静脈

神経

声帯を支配する神経が甲状腺の裏側を通過 N.71

画像

  • 超音波検査
  • (高エコー)筋肉>甲状腺>気道(低エコー)  ← 要確認

組織学

濾胞上皮細胞 follicular cell

  • 甲状腺ホルモンを産生、分泌。

C細胞 C cell

  • 成人甲状腺全体の0.1%を占める
  • カルシトニン産生細胞、HEでは判別困難。
  • 銀染色(Glimerius)、免疫組織化学(chromogranin A、synaprophysin, carcitoninなど)により明らかとなる。
  • 電顕では、electron dense な顆粒を有する(神経内分泌顆粒)。

機能

発生

  • 甲状腺は舌盲孔で咽頭底の上皮性増殖として出現
  • 舌盲孔で陥入し、咽頭腸の前を2葉に分かれて下降する。
  • 甲状腺が陥入してできた管を甲状舌管という。
  • 発生学的由来:咽頭底の上皮性上皮、内胚葉

神経支配

  • 上頚部交感神経節、中頚部交感神経節。交感神経神経線維は濾胞近傍に終末し、分泌に影響を及ぼす。

臨床関連

非腫瘍性疾患

  • 1. 遺伝疾患、発達傷害
  • mynocyclineによるblack thyroid:消耗性色素リポフスチンと他の物質(lipid-drug complexによりlysosomeに色素が沈着する)。
  • 4. 感染
  • 5. 自己免疫性甲状腺疾患

腫瘍性疾患 (甲状腺腫瘍)

  • 1. 良性腫瘍
  • a) 濾胞腺腫 follicular adenoma
  • 2. 悪性腫瘍 悪性腫瘍中の頻度)
  • a) 乳頭癌 papillary carcinoma 88%
  • b) 濾胞癌 follicular carcinoma 4.2% 甲状腺濾胞癌 thyroid follicular carcinoma
  • c) 低分化癌 poorly differentiated carcinoma
  • d) 未分化癌 undifferentiated carcinoma 1.5%
  • e) 髄様癌(C細胞癌) medullary carcinoma, C-cell carcinoma 1.4%
  • f) 悪性リンパ腫 malignant lymphoma 3.5%


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

分類






鰓弓」

  [★]

branchial arch
咽頭弓 pharyngeal arch
鰓嚢咽頭嚢


first aid step1 2006 p.122
  • 鰓弓由来の構造とその神経支配.xls
# 鰓弓 神経 骨格 動脈*
1 顎弓(上顎隆起下顎隆起) CN V
三叉神経: 上顎枝、下顎枝(第一鰓弓の筋を支配)
咀嚼筋(側頭筋咬筋内側翼突筋外側翼突筋)、顎舌骨筋顎二腹筋前腹、口蓋帆張筋鼓膜張筋 上顎突起(顎前骨上顎骨頬骨側頭骨の一部)、メッケル軟骨(下顎骨キヌタ骨ツチ骨、前ツチ骨靱帯、蝶下顎靱帯) 消失し一部残存(顎動脈)
2 舌骨弓 CN VII
顔面神経
顔面表情筋(頬筋耳介筋前頭筋広頚筋口輪筋および眼輪筋)、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋アブミ骨筋 アブミ骨茎状突起、茎突舌骨靱帯、舌骨小角と舌骨体の上部 消失し一部残存(舌骨動脈、アブミ骨動脈)
3   CN IX
舌咽神経
茎突咽頭筋 舌骨大角と舌骨体の下部 総頚動脈、内頚動脈の基部。外頚動脈が出芽
4   CN X
迷走神経
輪状甲状筋口蓋帆挙筋 喉頭軟骨(甲状軟骨輪状軟骨披裂軟骨小角軟骨、および楔状軟骨 大動脈弓の一部
5 上喉頭神経(第四鰓弓支配神経) 咽頭収縮筋 消失
6 反回神経(下喉頭神経)(第六鰓弓支配神経) 喉頭内の筋 動脈管と肺動脈の基部





甲状舌管」

  [★]

thyreoglossal duct
ductus thyroglossus
[[]]


  • 甲状舌管の遺残が舌盲孔
  • 甲状舌管は胎生期の咽頭の腹側壁から起始する。そのまま下行して、その先端部に甲状腺が発生する


モルガーニ孔」

  [★]

Morgagni foramen
舌盲孔


Morgagni foramen」

  [★] 舌盲孔モルガーニ孔




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