膿尿

出典: meddic

pyuria
膿尿症

概念

  • 尿中に白血球が混入した尿をいう。
  • 狭義の膿尿とは肉眼的膿尿を指す。
  • 尿中の白血球は正常でも1視野に4-5個認められることがある。
  • 尿沈渣を検鏡して≧5個/HPF であれば、白血球陽性と判断される。

分類

  • 肉眼的膿尿 :泌尿器疾患が多い
  • 顕微鏡的膿尿:内科的尿路疾患、特に腎盂腎炎。


UpToDate Contents

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和文文献

  • 剖検により全身性炎症の合併が判明した心臓突然死の一例
  • 林田 昌子,伊関 憲,篠崎 克洋,大江 倫太郎,山川 光徳
  • 山形大学紀要. 医学 : 山形医学 30(1), 23-31, 2012-02-25
  • … また、気管支に多量な痰の貯留があり、食道壁のびらん、膵臓に微小膿瘍形成、膀胱に膿尿など多臓器に炎症所見を認めた。 …
  • NAID 110008906961
  • 膿尿・膿性分泌 (日常診療でよくみる症状・病態--診断の指針・治療の指針) -- (腎臓および泌尿器系の異常)

関連リンク

膿尿(沈渣中の白血球数)の症状、排尿痛・発熱・腹部痛&無菌性膿尿/濁り尿|塩類尿 (リン酸塩・炭酸塩・蓚酸塩・尿酸塩)の症状、尿路結石や神経因性膀胱症状など/濁り尿 |濁り尿/尿と病気.

関連画像

イメージ 3左から血尿、膿尿、ビリルビン White blood cells seen under a microscope 某病院でMoonlighting 当直して


★リンクテーブル★
先読みpyuria
国試過去問107B040
リンク元尿路感染症」「膀胱炎」「白血球尿
拡張検索無菌性膿尿」「血膿尿
関連記事尿

pyuria」

  [★]


WordNet   license wordnet

「presence of white blood cells in the urine; symptom of urinary tract infection」


107B040」

  [★]

  • 86歳の女性。発熱意識障害のため搬入された。搬入時の意識レベルはJCSII-10。体温38.3℃。脈拍112/分。血圧122/56mmHg。呼吸数30/分。SpO2 98%(マスク4l/分酸素投与下)。膿尿と末梢血白血球増多とを認め、尿路感染症に伴う敗血症と診断し緊急入院とした。高度の貧血に対して濃厚赤血球2単位を輸血するとともに、乳酸リンゲル液の急速輸液とセフェム系抗菌薬の点滴投与とを行った。いったん状態は安定したが、翌日の深夜、モニターのアラームが鳴ったため看護師が病室に駆けつけたところ心肺停止状態であった。直ちに心肺蘇生法を行ったが、反応せず死亡した。
  • まず行うべき対応はどれか。
  • a 遺族に状況を正確に説明する。
  • b 遺族に医療過誤であると告げる。
  • c 第三者医療事故調査機関に届け出る。
  • d 医療事故として所轄の警察署に届け出る。
  • e 死因を尿路感染症とした死亡診断書を発行する。]]


[正答]


※国試ナビ4※ 107B039]←[国試_107]→[107B041

尿路感染症」

  [★]

urinary tract infection, UTI, urinary tract infections, UTIs
尿路感染

定義

  • 尿路(腎、尿管、膀胱、尿道など)の感染症。尿道炎は別に取り扱われるらしい

疫学

  • 尿路感染症は特に女性に多く、30歳になるまでに4人に1人が罹患。
  • 入院患者の1/3は尿路感染症であり、さらにその3/4以上は膀胱カテーテルを留置されいる患者で起こる。

分類

背景

  • 一般細菌の上行性感染によって起こることがほとんどであり、
  • 単純性尿路感染症:尿路に明らかな基礎疾患がない。
  • 急性、20-30歳代の女性に多い
  • 慢性、高齢の男性に多い

部位

  • 上部尿路感染症:腎盂腎炎
  • 下部尿路感染症:膀胱炎

病因

  • 特異性尿路感染症
  • 非特異性尿路感染症
  • 一般的な尿路感染症

病原体

SMB.607

外来患者

院内感染患者

first aid p.162

Staphylococcus saprophyticus (10-30%) is the 2nd most common cause of UTI in young ambulatory women.

感染経路

  • 外尿道口からの上行性感染

病因

  • 冷え、過度の排尿自制、尿流の停滞、経尿道的操作など

症状

小児科 SPE.615

  • 年長児:
  • 上部:発熱、腰痛
  • 下部:排尿痛、頻尿、尿の混濁
  • 乳幼児:発熱、嘔吐、下痢、食欲不振など非特異的な全身症状
  • 新生児:乳幼児の症状 + 脱水、体重減少、黄疸など。

検査

尿検査

  • 尿:混濁
  • 尿沈渣:1視野(400倍)5個以上の白血球(膿尿)
  • 尿培養:1ml中10^5個以上の細菌 ← 中間尿の定量培養
  • 症状(頻尿、排泄痛、残尿感)ががあれば、これ以下の菌数でも病因的意義がある。

治療

膀胱炎」

  [★]

cystitis
膀胱

病型

病因

  • 細菌感染による
  • 急性:全身の防御能の一時的低下:大腸菌単独が多い
  • 慢性:尿路のに何らかの基礎疾患:グラム陰性桿菌の複合菌感染

疫学

  • 女性に多い

症状

  • 排尿痛、頻尿(尿意頻数)、尿混濁(混濁尿、膿尿)
  • 全身症状:(発熱)まれ、あっても軽微

治療

  • 生活指導:水分をとること、排尿を我慢しないこと、下腹部を保温すること




白血球尿」

  [★]

leukocyturia
白血球尿白血球尿膿尿
  • 尿沈渣を400倍拡大で鏡検したとき、白血球が1視野に3-5個以上認められる尿。
  • 検鏡下でHPFあたり5個以上で陽性。




無菌性膿尿」

  [★]

abacterial pyuria, sterile pyuria
無菌膿尿
結核性膀胱炎、混濁尿、尿路結核膿尿

概念

  • 一般細菌がみられない膿尿
  • 川崎病で見られることがある。



血膿尿」

  [★]

hemotopyuria
混濁尿


尿」

  [★]

urine
urina
尿浸透圧尿量


臨床関連

尿中への代謝物質の異常排出

尿の色

決定する要素:ウロビリノゲンヘモグロビンミオグロビンなど





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