脳SPECT

出典: meddic

脳腫瘍

UpToDate Contents

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和文文献

  • 脳SPECTによる脳機能および機能局在に関する研究 (特集 機能画像による脳研究)
  • 脳SPECTの脳卒中への応用の歴史と今後

関連リンク

SPECTやPETは、RI(放射線同位元素)を用いてシンチカメラで撮影し、その画像から病変を診断する装置です。脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、アルツハイマー病などが診断でき、脳神経外科や神経内科での治療方針の決定に役立ちます。
認知症と、認知症の早期診断に役立つ画像診断についての情報サイトです。認知症早期診断の一助となるSPECT(スペクト)検査について説明します。
SPECTの特徴 がんの転移発見や機能・代謝の画像が得意 SPECTは、CTなどのエックス線検査のように、臓器そのものの形態を見るよりも、その神経、代謝、神経伝達機能、受容体などを画像化できるという特徴があります。

関連画像

認知症・アルツハイマー病を  発見の手助けをするSPECT検査PET画像においても、同様の部位 画像提供:国立精神・神経 図3 認知症患者の脳血流(SPECT 脳血流シンチグラム


★リンクテーブル★
先読み脳腫瘍
国試過去問102G065」「100C011」「099G005」「105I066」「100H018
関連記事」「SPECT」「SPE

脳腫瘍」

  [★]

brain tumor, cerebral tumor
脳新生物 brain neoplasm
頭蓋内腫瘍

概念

分類

疫学

腫瘍別発生頻度

腫瘍別発生頻度 小児 成人
神経膠腫 33% 星状細胞腫 髄膜腫
髄膜腫 22% 髄芽腫 膠芽腫
下垂体腺腫 15% 頭蓋咽頭腫 下垂体腺腫
神経鞘腫 9% 胚細胞腫 神経鞘腫
頭蓋咽頭腫 5% 上衣腫 転移性脳腫瘍

YN.J.188

部位 種類 小児 成人
頭蓋骨 頭蓋骨腫瘍
大脳半球 神経膠腫  
髄膜腫  
松果体 胚細胞腫  
小脳半球 星細胞腫  
血管芽腫  
小脳虫部 髄芽腫  
第四脳室 上衣腫  
鞍上部・
視交叉部・
下垂体部
頭蓋咽頭腫  
視神経膠腫  
胚細胞腫  
下垂体腺腫  
髄膜腫  
小脳橋角部 聴神経鞘腫  
脳幹部 神経膠腫

小児の脳腫瘍

SCN.173
  • 腫瘍:星細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫、上衣腫の順に多い。
  • 部位:1歳まではテント上、2-7歳まではテント下、8-15歳まではテント上に多い。

放射線感受性

SCN.173
  • (高い)髄芽腫、胚細胞腫 > (低い)神経膠腫

転移性脳腫瘍

  • 肺癌(約半数)、乳癌、消化器癌、腎癌
  • 頻度:肺癌>乳癌>胃・腸癌 (SCN.173)

石灰化が見られる脳腫瘍

  • 乏突起膠腫:CT上、低吸収領域の中に石灰化がみられる。(SCN.173)
  • 上衣腫:CT:(単純CT)等~低吸収、(造影CT)中~強度の増強。小嚢胞や壊死、石灰化を認める
  • 髄膜腫:腫瘍の一部石灰化が少なからず見られる
  • 頭蓋咽頭腫:小児において石灰沈着が高頻度にみられる。

嚢胞性腫瘍

参考

  • 1. がんサポートセンター 脳腫瘍
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_19/hc/02.html
  • 1-1. がんサポートセンター 脳腫瘍 フローチャート
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_19/hc/cc_19_021.html
  • 2. 脳腫瘍 治療法ガイドライン [総論]
[display]http://www.ebm.jp/disease/brain/07noshuyo1/guide.html
  • 3. 資料
[display]http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/brain_adult.html
  • 4. 資料
[display]http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/brain_child.html
  • 5. 小児脳腫瘍
[display]http://www.geocities.jp/ululu_o_ululu/report-11.html

国試



102G065」

  [★]

  • 次の文を読み、64~66の問いに答えよ。
  • 21歳の男性。「就職など、将来のことが心配である」という訴えで来院した。
  • 現病歴:大学卒業を控え、就職活動でいろいろな企業の面接を受けた。しかし面接担当者の前では恐怖感があり声が出なかった。
  • 出生・発達歴:在胎38週、自然分娩で出生した。手先は不器用であったが、言語発達の遅れはなかった。幼小児期は周りの人と視線が合わず、独り遊びが多かった。小学校では、プロ野球選手の背番号や経歴について非常に興味を持ち「プロ野球博士」と言われていた。小学校、中学校、高校では運動が苦手で、いじめられたり、からかわれたりすることが多かった。その後現役で希望の大学の工学部に入学した。友達は少なく恋愛経験もない。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 現症:意識は清明。身長172cm、体重55kg。体温36.1℃。脈拍76/分、整。血圧120/78mmHg。診察室では不安な様子で下を向き視線を合わせない。
  • 診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G064]←[国試_102]→[102G066

100C011」

  [★]

  • 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
  • 59歳の女性。言動の変化を心配した夫に付き添われ来院した。
  • 現病歴 : 夫は「妻は元来料理が得意であったが、最近献立が毎日同じで味付けもまずくなった。しかも料理を焦がすことが多い」と訴える。市場に買い物に出て迷子になり、隣人に連れられ帰宅したこともあった。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 生活歴 : 25歳で現在の夫と結婚。専業主婦で一男二女をもうけた。元来明るく家事育児も問題なくこなした。
  • 現症 : 意識は清明。身だしなみは整っている。本人はニコニコ笑って「ちよっと体の調子が悪いんです」と答える。
  • 有用な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 100C010]←[国試_100]→[100C012

099G005」

  [★]

  • 56歳の男性。日中の眠気と夜間に熟眠感が得られないこととを主訴に来院した。1年近く同様の症状を自覚していたが、最近日中の眠気がさらに強まり、仕事中に突然居眠りするようになったという。
  • 既往歴に特記すべきことはない。
  • 身長160cm、体重96kg。
  • 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
  • 血清生化学所見:総コレステロール180mg/dl、トリグリセライド380mg/dl。心電図に異常はない。
  • 診断に最も有用なのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099G004]←[国試_099]→[099G006

105I066」

  [★]

  • 70歳の男性。物忘れを心配した娘に伴われて来院した。3年前に妻と死別し、現在は娘夫婦と同居している。1年前から物忘れが目立つようになり、徐々に進行した。半年前から「妻が赤い服を着て現れる」と言うようになった。表情は乏しく、暗算をさせると右手がふるえて、手関節筋強剛がみられる。Mini-Mental State Examination(MMSE)では15点(30点満点)である。
  • この患者の診断に最も有用なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105I065]←[国試_105]→[105I067

100H018」

  [★]

  • 55歳の男性。突然激しい頭痛が起こり、意識がもうろうとしてきたため救急車で搬入された。頭部単純CTを以下に示す。
  • 次に行う検査はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 100H017]←[国試_100]→[100H019

脳」

  [★]

brain
encephalon
大脳ブロードマン野

発生学

前脳 prosencephalon
forebrain
終脳 telencephalon 大脳半球 cerebral hemisphere
間脳 diencephalon 間脳 diencephalon
中脳 mesencephalon
midbrain
中脳 mesencephalon 中脳 midbrain
菱脳 rhombencephalon
hindbrain
後脳 metencephalon pons
小脳 cerebellum
髄脳 myelencephalon 延髄 medulla oblongata

解剖

  • 重量:成人の場合体重の2.2%。2-3%ともいわれる。
新生児:約400g、成人:男性約1,350g、女性:約1,250g

脳幹に着目した分類

  • 大脳、小脳、脳幹(中脳・橋・延髄)

発生学

  • 外胚葉

生理学

  • 脳血流量:心拍出量の15% (心拍出量が5Lとしたら、毎分750ml灌流している事になる)
  • 脳の酸素消費量:全身の消費量の20%
  • 脳のグルコース消費量:全身の消費量の25%。1日100-150g(SCN.3)
  • 血流限界:3分 ⇔心臓は10分(see:窒息)

神経内科プリント

  脳での需要量 割合
血液 700~900 ml/分 心拍出量の 約15%
酸素 40~46 ml/分 全身需要量の 約20%
グルコース 310 μmol/分 全身需要量の 約25%




SPECT」

  [★] 単光子放出コンピュータ断層撮影 シングルフォトンエミッションCT single photon emission computed tomography single-photon emission computed tomography


SPE」

  [★] 連鎖球菌発熱性外毒素




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