肉芽腫

出典: meddic

granuloma
肉芽腫症

分類

NDE.34


肉芽腫を形成する疾患

  • 感染症
  • 抗酸菌(結核、、らい菌)
  • 真菌(クリプトコッカス、アスペルギルス、ヒストプラズマ、ブラストミセス、コクシジオイデスなど)
  • トレポネーマ(梅毒)
  • その他の菌(ネコひっかき病など)
  • 炎症性疾患(サルコイドーシス、クローン病、血管炎・膠原病、過敏性肺臓炎など)
  • 異物(ベリリウム、バリウム、縫合糸)



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/27 05:03:37」(JST)

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和文文献

  • 非血縁臍帯血移植後にサイトメガロウイルス網膜炎の治療中に免疫回復ぶどう膜炎を生じた1例
  • 内村 英子/豊口 光子/園部 愛/三宮 瞳/堀 貞夫
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E234-E238, 2012-01-31
  • … 初診時、左眼に豚脂様角膜後面沈着を認め肉芽腫性虹彩炎をきたし、鼻側網膜に血管炎と出血を伴った黄白色滲出斑、硝子体細胞を認めた。 …
  • NAID 110008767983
  • 東京女子医科大学眼科における強膜炎の検討
  • 出雲 令子/豊口 光子/島川 眞知子/篠崎 和美/高村 悦子/堀 貞夫
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E173-E177, 2012-01-31
  • … また6例(14%)が強膜炎から全身疾患(MPO-ANCA関連血管炎、再発性多発性軟骨炎、Wegener肉芽腫)の診断に至った。 …
  • NAID 110008767970
  • ぶどう膜炎に伴う虹彩結節-サルコイドーシスとVogt-小柳-原田病の比較
  • 陳 麗理/林 殿宣/豊口 光子/島川 眞知子/堀 貞夫
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E96-E100, 2012-01-31
  • … ,結論:サルコイドーシスとVKHは、肉芽腫性虹彩結節を生じる代表的な疾患である。 …
  • NAID 110008767959

関連リンク

肉芽腫(にくがしゅ、慣習的に「にくげしゅ」とも、英: granuloma)は、炎症反応による病変 のひとつであり、顕微鏡的に類上皮細胞、マクロファージ、組織球、巨細胞などの炎症 細胞が集合し、この周囲をリンパ球、形質細胞と線維組織が取り囲んでいる巣状病変の ...
肉芽腫, ○どんな病気ですか? 皮膚に赤みを帯びたふくらみが小さな丘のように出来 ます・盛り上がりが輪になる場合もあればそうでないばあいもあり、大きさも5mm程度 から数cm以上まで様々です。これ以外の症状はほとんどなく、命に関わる病気では ...

関連画像

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★リンクテーブル★
先読み肉芽腫症
国試過去問101A055」「106D029
リンク元肝臓の病理」「血小板減少症」「細胞内寄生菌」「環状肉芽腫」「類上皮細胞
拡張検索アレルギー性肉芽腫性血管炎」「肉芽腫性アメーバ性脳炎」「多発血管炎性肉芽腫症」「ウェゲナー 肉芽腫
関連記事」「肉芽」「芽腫

肉芽腫症」

  [★]

granulomatosisgranulomatous disease
肉芽腫性疾患


101A055」

  [★]

  • 3か月の乳児。発熱チアノーゼとを主訴に来院した。1か月前から肺炎として治療されていたが、軽快しないため紹介された。体温38.5℃。呼吸数38/分。栄養状態は不良である。血液所見:白血球22,000(桿状核好中球20%、分葉核好中球33%、単球9%、リンパ球38%)。血清生化学所見:IgG1,730mg/dl(基準280~700)、IgA60mg/dl(基準10~60)、IgM198mg/dl(基準30~120)。CRP4.0mg/dl。白血球のNBT還元試験/nitroblue tetrazolium還元試験は陰性。胸部エックス線写真を以下に示す。
  • この疾患について正しいのはどれか。2つ選べ。
  • a. 女児に多い。
  • b. ウイルス感染が重症化する。
  • c. 胸腺の形成不全がある。
  • d. 肉芽腫を形成する。
  • e. 白血球の殺菌能が欠損している。


[正答]
※国試ナビ4※ 101A054]←[国試_101]→[101A056

106D029」

  [★]

  • 42歳の女性。 7か月前から持続する全身倦怠感腰背部痛とを主訴に来院した。体温36.1℃。脊椎の後屈制限と棘突起叩打痛とを認める。血液所見:赤血球410万、 Hb12.0g/dl、 Ht35%、白血球6,100、血小板15万。 CRP0.3mg/dl。胸腰椎単純CT(別冊No. 9A)と胸腰椎MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 9B)とを別に示す。生検組織で乾酪壊死を伴う肉芽腫を認める。
  • 治療薬として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106D028]←[国試_106]→[106D030

肝臓の病理」

  [★]

肝臓肝炎

病変局在と疾患

特徴的な所見

B型肝炎 C型肝炎 自己免疫性肝炎 原発性胆汁性肝硬変 脂肪性肝炎
すりガラス状変化(ground-glass appearance) リンパ濾胞(portal lymphoid follicles) ANA抗体陽性 AMA抗体陽性 中心静脈周囲の脂肪化
核の不整、濃染、腫大(liver cell dysplasia) 肝炎性胆管傷害(bile-duct damage) 門脈域から実質に形質細胞浸潤、壊死像 門脈主体の炎症細胞浸潤 肝細胞風船状腫大
  脂肪化(steatosis) 肝細胞のロゼット配列 小葉間胆管の傷害 実質の炎症主体
ときに肉芽腫(granuloma)、マロリー小体(Mallory body) 胆管傷害なし 慢性非化膿性破壊性胆管炎(CNSDC 中心静脈から周囲肝細胞を取り囲む線維化
    類上皮肉芽腫 マロリー小体
好酸球 megamitochondria
  好中球
脂肪肉芽腫


血小板減少症」

  [★]

thrombocytopenia, thrombopenia
血小板減少
血小板血小板輸血血小板増加症

分類

原因

  • 血小板産生減少
  • 脾補足亢進
  • 血小板除去亢進
  • 免疫機序
  • 非免疫機序
  • 感染症
UCSF p.307
  • 産生の低下
  • 消費の亢進


アプローチ




細胞内寄生菌」

  [★]

intracellular organism, intracellular epiphyte
細胞内寄生細胞外寄生菌
  • 宿主細胞内環境で増殖する細菌の総称
  • マクロファージ内で生存、増殖することができる。
ファゴソームとリソソームの融合阻止などによりマクロファージの細胞内で増殖できることが特徴であり、細胞外で増殖できないと言うことではない。

分類

  細胞内寄生菌 細胞外寄生菌
生体防御反応 肉芽腫形成 膿瘍を形成

偏性細胞内寄生菌と通性細胞内寄生菌

偏性細胞内寄生菌 リケッチアクラミジアらい菌
通性細胞内寄生菌 結核菌, リステリア属菌, サルモネラ属菌(チフス菌パラチフス菌、サルモネラ症を起こす菌), ブルセラ属菌, 梅毒トレポネーマ, レジオネラ属菌

表:細胞内増殖:SMB. 111

  • ファゴソーム内で増殖(リソソームの融合を起こさせない)
  • ファゴソームを破砕し細胞質内に逃げ込む
  • リソソームの融合が起きる、あるいはファゴソームを修飾する


環状肉芽腫」

  [★]

granuloma annulareannular elastolytic giant cell granuloma
肉芽腫

概念

  • 辺縁隆起型の皮疹。病理的では柵状肉芽腫がみられる。全身性に多発する場合、糖尿病の合併が疑われる。

参考

  • 1. 写真
[display]http://images.medicinenet.com/images/image_collection/skin/granuloma-annulare.jpg
  • 2. 写真
[display]http://www.skinsight.com/images/dx/webAdult/granulomaAnnulare_42220_lg.jpg



類上皮細胞」

  [★]

epithelioid cell
傍糸球体細胞、輸入細動脈顆粒細胞、糸球体傍細胞


腎臓

  • 輸入細動脈の平滑筋細胞が上皮様に変化した細胞。→「傍糸球体細胞」で覚える

組織学

  • 肉芽腫を取り囲むように存在する上皮様の細胞

参考

  • 1. 病理
[display]http://en.wikipedia.org/wiki/File%3AGranuloma_mac.jpg



アレルギー性肉芽腫性血管炎」

  [★]

allergic granulomatous angiitis, AGA
チャーグ-ストラウス症候群 チャーグ・ストラウス症候群 Churg-Strauss症候群 Churg-Strauss syndrome CSSチャーグ・ストラウス血管炎
全身性血管炎MPO-ANCA難病


  • MPO-ANCA(P-ANCA)陽性

概念

症状

主要臨床所見

  • 1. 気管支喘息
  • 2. 好酸球増加
  • 3. 血管炎症候群

症候スペクトル

病態 レイノー現象 抗核抗体 リウマトイド因子 抗好中球細胞質抗体 皮疹 皮下結節 関節炎 筋炎 漿膜炎 自己抗体
                  MPO ANCA
 
病理 壊死性血管炎 糸球体腎炎 間質性肺炎 心炎 唾液腺炎 オニオンスキン病変 ワイヤーループ病変 ヘマトキシリン体 LE細胞  
                 

検査

  • 血液検査:
  • 抗好中球抗体:MPO-ANCA/P-ANCA陽性

アレルギー性肉芽腫性血管炎(Churg-Strauss症候群)の診断基準 (厚生省 難治性血管炎分科会、1998年修正案)

概念

Churg-Straussが古典的PNより分離独立させた血管炎であり気管支喘息、好酸球増加、血管炎による症状を示すものをChurg-Strauss症候群、典型的組織所見を伴うものをアレルギー性肉芽腫性血管炎とする。

診断基準

  • 1.主要臨床所見
  • (1) 気管支喘息あるいはアレルギー性鼻炎
  • (2) 好酸球増加
  • (3) 血管炎による症状〔発熱(38℃以上、2週間以上)、体重減少(6か月以内に6kg以上)、多発性単神経炎、消化管出血、紫斑、多関節痛(炎)、筋肉痛、筋力低下〕
  • 2.臨床経過の特徴
  • 主要所見(1)、(2)が先行し、(3)が発症する。
  • 3.主要組織所見
  • (1) 周囲組織に著明な好酸球浸潤を伴う細小血管の肉芽腫性、またはフィブリノイド壊死性血管炎の存在
  • (2) 血管外肉芽腫の存在
  • 4.判定
  • (1) 確実(definite)
  • (a) 主要臨床所見のうち気管支喘息あるいはアレルギー性鼻炎、好酸球増加および血管炎による症状のそれぞれ一つ以上を示し同時に、主要組織所見の1項目を満たす場合(アレルギー性肉芽腫性血管炎)
  • (b) 主要臨床所見3項目を満たし、臨床経過の特徴を示した場合(Churg-Strauss症候群)
  • (2) 疑い(probable)
  • (a) 主要臨床所見1項目および主要組織所見の1項目を満たす場合(アレルギー性肉芽腫性血管炎)
  • (b) 主要臨床所見3項目を満たすが、臨床経過の特徴を示さない場合(Churg-Strauss症候群)
  • 5.参考となる検査所見
  • (1) 白血球増加(1万/uL)
  • (2) 血小板数増加(40万/uL)
  • (3) 血清IgE増加(600U/mL 以上)
  • (4) MPO-ANCA陽性
  • (5) リウマトイド因子陽性
  • (6) 肺浸潤陰影
これらの検査所見はすべての例に認められるとは限らない)

治療

  • ステロイド
  • 免疫抑制薬

予後

  • 結節性多発動脈炎より予後良好
  • 脳血管障害、呼吸不全、腸管出血、感染

参考

  • 1. CSS nurs
[display]http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/s4/s43235.htm


国試




肉芽腫性アメーバ性脳炎」

  [★]

granulomatous amebic encephalitis, GAE
アメーバ性脳炎


  • 病原体:Acanthamoeba属Balamuthia mandrillaris
  • 侵入門戸:経口的、外傷部位。近年臓器移植での感染例が報告されている。
  • 経過:数ヶ月程度(慢性/亜急性)
  • 予後:致死的
  • リスク因子:免疫低下。ただしBalamuthia感染は健常人にも起こりうる
  • 免疫学:健康人はAcanthamoebaとBalamuthiaにある程度の抗体価を有す。日常的な暴露が想定される。

参考

  • 1.
[display]http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/kj3695.html


多発血管炎性肉芽腫症」

  [★]

granulomatosis with polyangiitis
ウェゲナー肉芽腫症


ウェゲナー 肉芽腫」

  [★] ウェゲナー肉芽腫症


腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


肉芽」

  [★]

bulbilbrood bud
ムカゴ鱗芽


芽腫」

  [★]

blastoma
芽細胞腫





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