細菌

出典: meddic

bacterium,(pl.) bacteria
バクテリア
特殊な細菌 細菌の鑑別細菌の同定?、細菌の分類

細菌の命名

  • ラテン語であり、イタリックで表す。
  • 「属名 + 種名」で表現される。

グラム染色性と形状による分類と疾患

形状 グラム陽性菌 グラム陰性菌
球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus 多様     ナイセリア属 淋菌 Neisseria gonorrhoeae 淋病  
ストレプトコッカス属 化膿性連鎖球菌 Streptococcus pyogenes 多様 莢膜 髄膜炎菌 Neisseria meningitidis 多様  
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae     ベイヨネラ属   Veillonella    
エンテロコッカス属 (総称)腸球菌 Enterococcus faecalis     モラクセラ属/
ブランハメラ亜属
  Moraxella catarrhalis 肺炎  
Enterococcus faecium      
桿菌   バシラス属 炭疽菌 Bacillus anthracis 炭疽 好気性菌、有芽胞菌、莢膜 腸内細菌科 エンテロバクター属     肺炎、尿路感染  
  セレウス菌 Bacillus cereus 細菌性食中毒 好気性菌、有芽胞菌 エシェリキア属 大腸菌 Escherichia coli パラチフス 通性嫌気性
  クロストリジウム属 破傷風菌 Clostridium tetani 破傷風 嫌気性菌、有芽胞菌 クレブシエラ属     下痢、肺炎、尿路感染  
  ボツリヌス菌 Clostridium botulinum ボツリヌス中毒 プロテウス属     尿路感染  
  ウェルシュ菌 Clostridium perfringens 多様 サルモネラ属 パラチフス菌 Sallmonella serovar Paratyphi 腸チフス 通性嫌気性
  ディフィシル菌 Clostridium difficile 多様 チフス菌 Sallmonella serovar Typhi   通性嫌気性
    ガス壊疸菌群       セラチア属   Serratia 日和見感染 通性嫌気性
マイコバクテリウム科 マイコバクテリウム属 結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 無芽胞菌 シゲラ属 赤痢菌 Shigella 赤痢 通性嫌気性
ライ菌 Mycobacterium leprae ライ病 エルシニア属 ペスト菌 Yersinia pestis ペスト 通性嫌気性
コリネバクテリウム科 コリネバクテリウム属 ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア   Yersinia enterocolitica 多様 通性嫌気性
ノカルジア科 ノカルジア属 ノカルジア     ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌 Vibrio cholerae コレラ 通性嫌気性
アクチノマイセス科 アクチノマイセス属(放線菌属) (総称)放線菌 Actinomyces   腸炎ビブリオ Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ感染症 通性嫌気性
  リステリア属   Listeria monocytogenes リステリア症 嫌気性菌、無芽胞菌、人獣共通感染症、通性細胞内寄生菌 パスツレラ科 ヘモフィルス属 インフルエンザ菌 Haemophilis influenzae 多様  
  パスツレラ属 パスツレラ属菌 Pasteurella multocida 人獣共通感染症  
ストレプトバシラス属 ストレプトバシラス属菌 Streptobacillus moniliformis 鼠咬症  
  シュードモナス属 緑膿菌 Psudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症 好気性、院内感染症
ボルデテラ属 百日咳菌 Bordetela pertussis 百日咳 好気性、短桿菌
ブルセラ属 ブルセラ Brucella ブルセラ症 好気性、細胞内増殖菌、短桿菌
フランシセラ属 野兎病菌 Francisella tularensis 野兎病 好気性、球桿菌
レジオネラ属   Legionella pneumophila ポンティアック熱/レジオネラ肺炎 好気性
バクテロイデス属   Bacteroides fragilis 嫌気性感染症 偏性嫌気性菌
らせん菌   スピロヘータ科 トレポネーマ属 梅毒トレポネーマ Treponema pallidum subspecies pallidum 梅毒  
ボレリア属 回帰熱ボレリア Borrelia recurrentis 回帰熱
ライム病ボレリア Borrelia burgdorferi ライム病
レプトスピラ科 レプトスピラ属 黄疸出血性レプトスピラ Leptospira interrogans serovar icterohaemorrhagiae 黄疸出血性レプトスピラ症(レプトスピラ症ワイル病、黄疸性ワイル病)
スピリルム 鼠咬症スピリルム   鼠咬症
カンピロバクター属 カンピロバクター属菌   カンピロバクター腸炎
ヘリコバクター属   Helicobacter pylori  




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/28 06:21:11」(JST)

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和文文献

  • 有明海底泥中の細菌群集構造解析
  • 田中 重光,田代 幸寛,光武 奈緒子,中園 唯,小林 元太,加藤 富民雄,神田 康三
  • 生物工学会誌 : seibutsu-kogaku kaishi 89(4), 161-169, 2011-04-25
  • … 本研究では,有明海底泥中の細菌群集構造をDG-DGGE法および16S rDNAクローンライブラリー法により調査した.その結果,干潟域および沖合のいずれの底泥でもProteobacteria門を中心とする細菌群集が形成されていることが明らかとなった.これら底泥中の細菌群集構造は,年間を通じて比較的安定に存在していたが,沖合に比べて干潟域は細菌群が多様であり,特に冬期(1月) …
  • NAID 110008608130
  • 2-IV-7 ビタミンB_6を要求する細菌の転写制御因子,GabR(一般演題要旨,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
  • 吉村 徹,白木 俊介,奥田 啓太,深田 はるみ,後藤 勝,伊藤 智和,邊見 久
  • ビタミン 85(4), 246, 2011-04-25
  • NAID 110008607981
  • 非アルコール性脂肪性肝炎モデルマウスにおける、慢性細菌曝露が誘因となる遠隔部皮膚病変の検討
  • 上芝 秀博,春田 郁子,松下 典子,石黒 直子,橋本 悦子,八木 淳二
  • 東京女子医科大学雑誌 81(2), 102-110, 2011-04-25
  • NAID 110008462587
  • MS17-4 スギ花粉症と細菌感染(MS17 アレルギー性鼻炎/花粉症1,ミニシンポジウム,第23回日本アレルギー学会春季臨床大会)

関連画像

細菌 ( bacterius)堅強細菌!可在40萬倍地球重力 細菌要對記者們說:我沒有粒線 真正細菌胃の中に細菌がいる細菌小子儲蓄錢箱Fig.2 ベンゼン酸化細菌 Rhodococcus 人們手上都有密集如麻的細菌


★リンクテーブル★
先読み特殊な細菌
リンク元腸内細菌科」「かぜ症候群」「腸チフス」「免疫応答」「百日咳
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特殊な細菌 」

  [★]

細菌

マイコプラズマリケッチアクラミジア

寄生性 大きさ グラム染色性 細胞壁 LPS ペプチド
グリカン
封入体 免疫原性 感染経路 無効抗菌薬
マイコプラズマ科   直径0.3μm   なし なし なし なし   飛沫感染 βラクタム薬
リケッチア科 偏性細胞寄生性 (0.3-0.5)x(0.8-2.0)μm 陰性 あり あり あり なし   媒介動物 βラクタム薬
クラミジア科 偏性細胞寄生性   陰性 あり あり なし あり なし 飛沫感染/接触感染/性行為 βラクタム薬、アミノ配糖体系

マイコプラズマリケッチアクラミジアと疾患

病原体名 疾患名 潜伏期 感染経路 診断 症状 治療
マイコプラズマ科 マイコプラズマ属 Mycoplasma pneumoniae 肺炎マイコプラズマ マイコプラズマ肺炎   飛沫感染     マクロライド系・テトラサイクリン系
リケッチア科 オリエンチア属 Orientia tsutsugamushi   ツツガムシ病 4-18日 ツツガムシ Weil-Felix反応/蛍光抗体法/免疫ペルオキシダーゼ法/ペア血清   テトラサイクリン系
ニューロキノロン系
リケッチア科 リケッチア属 Rickettsia japonica   日本紅斑熱 2-8日 マダニ Weil-Felix反応  
リケッチア科 エールリキア属 Ehrlichia sennetsu   腺熱 10-17日 不明    
リケッチア科 コクシエラ属 Coxiella burnetii   Q熱 14-26日 経気道的、経口的、経皮的。人獣共通感染症     テトラサイクリン系・ニューキノロン系・リファンピシン併用
リケッチア科 バルトネラ属 Bartonella henselae   Bartonella henselae感染症
(ネコひっかき病/細菌性血管腫症)
        マクロライド系・テトラサイクリン系
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia psittaci オウム病クラミジア   7-10日       テトラサイクリン系、マクロライド系。
βラクタム、アミノ配糖体無効。
基本小体に作用しない
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia trachomatis トラコーマクラミジア   1-5週 性行為    
クラミジア科 クラミドフィラ属 Chlamydophila pneumoniae 肺炎クラミジア   3-4週    


腸内細菌科」

  [★]

Enterobacteriaceae
細菌
  • 代表的なもの8つを覚ておく!
エンテロバクター属 Enterobacter
エシェリキア属  Escherichia
クレブシエラ属 Klebsiella
プロテウス属 Proteus
サルモネラ属 Salmonella
セラチア属 Serratia
シゲラ属 Shigella
エルシニア属 Yersinia

腸内細菌科 (SMB.163)

菌種 日和見
感染菌
感染症
Citrobacter Citrobacter freundii   尿路感染、骨髄炎、下痢
Edwardsiella Edwardsiella tarda 腸管外感染症
Enterobacter Enterobacter aerogenes 肺炎、尿路感染
Enterobacter cloacae
Enterobacter gergoviae
Enterobacter sakazakii   新生児敗血症、髄膜炎
Escherichia Escherichia coli   下痢、腸炎、腸管外感染症(尿路感染症、骨髄炎)
Hafnia Hafnia alvei   腸管外感染症
Klebsiella Klebsiella oxytoca   下痢
Klebsiella pneumoniae 肺炎、尿路感染
Kluyvera Kluyvera ascorbata  
Kluyvera cryocrescens  
Morganella Morganella morganii   尿路感染症
Proteus Proteus mirabilis 尿路感染症
Proteus vulgaris
Providencia Providencia alcalifaciens   尿路感染症、下痢
Providencia rettgeri   尿路感染症、下痢
Providencia stuartii   尿路感染症
Salmonella Salmonella enterica   腸チフス、急性胃腸炎(食中毒)
Serratia Serratia liquefaciens  
Serratia marcescens  
Shigella Shigella boydii   細菌性赤痢
Shigella dysenteriae  
Shigella flexneri  
Shigella sonnei  
Yersinia Yersinia enterocolitica   急性胃腸炎(食中毒)、回腸末端炎、結節性紅斑
Yersinia pestis   ペスト
Yersinia pseudotuberculosis   腸間膜リンパ節炎、関節炎



かぜ症候群」

  [★]

cold syndrome, common cold syndrome
上気道症候群 upper airway syndrome急性上気道炎 acute upper respiratory tract infection


概念

  • 上気道粘膜の急性カタル性炎症(急性カタル性上気道炎)の総称
  • 急性鼻炎や咽頭炎を呈し、全身症状は軽微。
  • 予後良好、2-5日で軽快し予後は良好。

病因

  • ウイルス:ほとんど
  • 特殊な細菌&細菌
  • 環境要因:個体条件(アレルギー、免疫不全、脱水、疲労、飲酒など)、物理化学的刺激(乾燥、寒冷)

疫学

  • 多くの人が1年に1回以上罹患。冬期に多い。
  • 小児において罹患回数が多い → 成人になると記憶T細胞、記憶B細胞が増加するため、なんとなくウイルスに対して抵抗性が付与される、はず。

病理

  • ウイルスの場合、上気道粘膜に付着して、粘膜上皮を冒す。上気道線毛円柱上皮(呼吸上皮)に付着し、上皮細胞は変性・脱落・壊死する。上皮を失った部位から細菌が侵入しやすくなる。

病型

症状

  • 鼻かぜ:鼻汁、鼻閉などの鼻症状が主体
  • のどかぜ:咽頭痛、嗄声など咽頭症状が主体
  • 気管支かぜ:咳、痰などの気管支症状が主体

共通の症状

  • まず、鼻炎症状が緩徐に発現し、鼻咽頭不快感・乾燥感、くしゃみ、鼻閉、水様鼻汁を呈する。

病原体に特異的な症状

診断

  • 臨床的診断
  • 検査はほとんどの場合行わないが、インフルエンザ、溶連菌などを鑑別する場合には迅速診断キットを使う。 → つかえる迅速診断キットがあればのはなし

検査

  • 血液検査:ウイルス感染の場合、WBCやCRPは動かないが、細菌感染があれば上昇する。
  • ウイルス分離は一般臨床では行われない。 → 高コストだし、培養している内に治癒する。
  • 血清抗体価測定ではペア血清で 4 倍以上の上昇で陽性とする。 → 高コストだし、ペア血清を取った時点で治癒する。
  • 細菌感染を疑ったら、喀痰検査(培養は時間がかかるので検鏡でしょう?)、血液検査(血算)のちに、培養して薬物感受性検査を行う(けど時間がどのくらいかかるのやら)

治療

  • 一般療法(安静、保温・保湿、栄養補給、脱水予防、入浴制限)
  • 対症療法:解熱・鎮痛薬、非ステロイド性抗炎症薬、蛋白分解酵素製剤、含嗽薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン薬
  • 細菌感染が疑われるときのみ、抗生物質を使用する。予防的に使うのはいかがな最中

予後

  • 良好。数日-1週間で軽快

予防

  • RSウイルス:適応が限られるが、ワクチンを使うことができる。


腸チフス」

  [★]

typhoid fever
typhus abdominalis
チフス症
細菌サルモネラ属enteric feverSalmonella typhi
IRE. 652,660
SMB. 163,173,601
IMD 1096
 -~下痢の原因 .552
HIM 123t,128,814,814t,957


特徴

  • 三類感染症
  • 発熱、腹痛を特徴とする全身疾患。
  • 発疹チフス typhusに症状が似ていることからtyphoid feverと命名されたが、のちに別の疾患であることが分かり、enteric feverが提唱された。現在typhoid feverも使用されている。

病原体

疫学

  • 衛生水準の低い発展途上国に多い。

リスク

  • 酸分泌抑制薬の服用、免疫抑制患者、初感染感染者?、予防接種なし

潜伏期間

  • 1-2週。 
  • 平均10-14日。3-21日までばらつく。(HIM.957)

感染経路

  • 糞口感染

経過

  • 経口摂取された菌は小腸粘膜に侵入し、潜伏期を経たのち腸管粘膜下リンパや腸間膜リンパ節で増殖。リンパ管より血液中に侵入すると菌血症により悪寒高熱をきたす。高熱、白血球減少、脾腫、バラ疹などが特徴の症状が出現する。発症後1週間頃に血中に菌を検出、2週目以降に骨髄、脾臓、胆嚢、腸管リンパ組織、腎臓などに小膿瘍や肉芽腫を作り、菌は胆汁、糞便、尿、バラ疹部位に出現しする。後期には小腸のパイエル板の壊死が進み腸管出血・穿孔が発生しうる。(SMB.173)

症状

  • 発熱(稽留熱)(38.8-40.5℃)(未治療で4週間持続) (HIM.957)(SMB.173)
  • 初診時における症状:頭痛(80%)、寒気(35-45%)、咳(30%)、発汗(20-25%)、筋肉痛(20%)、全身倦怠感(10%)、関節痛(2-4%)。 (HIM.958)
  • 消化器症状食欲不振(55%)、腹痛(30-40%)、悪心(18-24%)、嘔吐(18%)、下痢(22-28%)、便秘(13-16%)。 (HIM.958)
  • 腸管出血(10-20%)、腸管穿孔(1-3%)は発症から3-4週目に起こる → サルモネラが回盲部のパイエル板に侵入し、過形成、潰瘍、壊死をきたすため。
  • 神経症状:2-40%の患者でみられる。髄膜炎、ギランバレー症候群、神経炎、神経精神症状(muttering delirium, coma vigil)

身体所見

  • 初期でみられる身体所見:バラ疹 rose spots、肝脾腫(3-6%)、鼻出血、比較的徐脈(relative bradycardia at the peak of high fever) (HIM.958)
  • 舌苔(51-56%)、脾腫(5-6%)、腹部圧痛(4-5%) (HIM.958)
  • バラ疹は30%までの患者で発症後1週間後にはあきらかとなり、その後2-5日で痕跡を残さずに治癒 (HIM.958)

合併症

  • 抗生物質の投与が遅れた場合に出現しやすくなる稀な合併症:播種性血管内凝固、血球貪食症候群、膵炎、肝膿瘍、脾膿瘍、肉芽腫、新内mくえん、心外膜炎、心筋炎、orchitis、肝炎、腎盂腎炎、糸球体腎炎、溶血性尿毒症、重症肺炎、関節炎、骨髄炎、parotitis (HIM.958)

検査

  • 血液培養
  • 血液検査:15-25%の症例で白血球減少症好中球減少症がみられる。白血球減少症は発症後10日後の患児や腸管穿孔もしくは再感染例に伴うことが普通である。(HIM.958)

診断

  • 初診で発熱を訴えるのは75%、腹痛は30-40%である。診断には発熱の他に発展途上国への旅行歴が、腸チフスを疑うポイントとなる。(HIM.957)

治療

感染症専門テキスト 第I部 p.562
  • シプロフロキサシン 300mg x 2回/日 10-14day
  • レボフロキサシン 500mg 1回/日 10-14day
  • セフトリアキソン 1-2g 1回/日 10-14day


参考

  • 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について 腸チフス
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-03-04.html


-typhoid fever


免疫応答」

  [★]

immune response
免疫反応


免疫応答とリンパ球

病原体 B細胞系 T細胞系
細菌 溶連菌 結核菌
ブドウ球菌 ライ菌
ナイセリア 梅毒トレポネーマ
ヘモフィルス スピロヘータ
ウイルス エンテロウイルス ヘルペスウイルス
ポリオウイルス 麻疹ウイルス
  ワクチニアウイルス
サイトメガロウイルス
真菌   カンジダ
クリプトコッカス
ヒストプラズマ
原虫寄生虫 トリパノソーマ リーシュマニア
マラリア ニューモシスチス・カリニ

免疫応答と病原体

細胞性免疫   結核菌
    ヒストプラズマ
    クリプトコッカス
    リステリア
    カンジダ
    ネズミチフス菌
     
    ブドウ球菌
     
    緑膿菌、大腸菌
    ヘモフィルス
    肺炎球菌
  体液性免疫 クレブシエラ


百日咳」

  [★]

pertussis
pertussis
whooping cough, tussis convulsiva
レプリーゼ細菌マイコプラズマ肺炎

概念

病原菌

潜伏期

  • 7-21日

感染期間

SPE.362
  • カタル期~第4週まで → 抗菌薬投与により感染期間を抗菌薬投与後5日間に短縮できる。

症候

  • 発熱を欠く
  • カタル期:1-2週間:伝染力が強い。鼻汁、咳などの普通感冒様症状が次第に増悪。検査上、白血球増多が見られる
  • 痙咳期:2-6週間:レプリーゼ(連続した咳(staccato)と吸気時の笛音(whoop))。咳発作は夜間に強い。乳児期には無呼吸発作百日咳顔貌(顔面紅潮、眼瞼浮腫、結膜充血)。重症化で百日咳脳症
  • 回復期:2-3週間:特有の咳が弱まってくる。

合併症

検査

  • 血液検査:末梢血白血球増多(リンパ球優位)、CRP正常
  • 画像検査
  • 胸部単純X線写真:異常なし

診断

  • 確定診断:喀痰・後鼻腔の擦過検体で百日咳菌の分離培養、PCR法による同定、あるいはペア血清による免疫血液学検査による。

鑑別疾患

治療

  • 薬物療法:
  • マクロライド系抗菌薬(エリスロマイシンが第一選択)を7-14日間。カタル期の投与により咳発作を軽減できる。痙咳期の投与により感染期間を5日に短縮できる。(SPE.393)
  • エリスロマイシンの他、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ST合剤も用いられる。
PED.596
SPE.363
  • マクロライド系抗菌薬を7-14日間投与。カタル期から投与すると咳発作を軽減でき、痙咳期の投与により感染期間を5日間に短縮できる。

感染経路

  • 飛沫感染

予防接種


参考

  • 1. 日本の定期/任意予防接種スケジュール(20歳未満)
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/Imm11-01JP.gif

国試



特殊な細菌」

  [★]

細菌

マイコプラズマリケッチアクラミジア

寄生性 大きさ グラム染色性 細胞壁 LPS ペプチド
グリカン
封入体 免疫原性 感染経路 無効抗菌薬
マイコプラズマ科   直径0.3μm   なし なし なし なし   飛沫感染 βラクタム薬
リケッチア科 偏性細胞寄生性 (0.3-0.5)x(0.8-2.0)μm 陰性 あり あり あり なし   媒介動物 βラクタム薬
クラミジア科 偏性細胞寄生性   陰性 あり あり なし あり なし 飛沫感染/接触感染/性行為 βラクタム薬、アミノ配糖体系

マイコプラズマリケッチアクラミジアと疾患

病原体名 疾患名 潜伏期 感染経路 診断 症状 治療
マイコプラズマ科 マイコプラズマ属 Mycoplasma pneumoniae 肺炎マイコプラズマ マイコプラズマ肺炎   飛沫感染     マクロライド系・テトラサイクリン系
リケッチア科 オリエンチア属 Orientia tsutsugamushi   ツツガムシ病 4-18日 ツツガムシ Weil-Felix反応/蛍光抗体法/免疫ペルオキシダーゼ法/ペア血清   テトラサイクリン系
ニューロキノロン系
リケッチア科 リケッチア属 Rickettsia japonica   日本紅斑熱 2-8日 マダニ Weil-Felix反応  
リケッチア科 エールリキア属 Ehrlichia sennetsu   腺熱 10-17日 不明    
リケッチア科 コクシエラ属 Coxiella burnetii   Q熱 14-26日 経気道的、経口的、経皮的。人獣共通感染症     テトラサイクリン系・ニューキノロン系・リファンピシン併用
リケッチア科 バルトネラ属 Bartonella henselae   Bartonella henselae感染症
(ネコひっかき病/細菌性血管腫症)
        マクロライド系・テトラサイクリン系
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia psittaci オウム病クラミジア   7-10日       テトラサイクリン系、マクロライド系。
βラクタム、アミノ配糖体無効。
基本小体に作用しない
クラミジア科 クラミジア属 Chlamydia trachomatis トラコーマクラミジア   1-5週 性行為    
クラミジア科 クラミドフィラ属 Chlamydophila pneumoniae 肺炎クラミジア   3-4週    


細菌尿」

  [★]

bacilluria, bacteriuria
尿沈渣


  • 顕微鏡にて細菌尿と診断できる最低限の菌体量は10^5/mlらしい。
  • 10^4/mlないと培養には回されない。



細菌細胞壁」

  [★]

[[]]
bacterial cell wall
[[]]
bacterial cell wall


藍色細菌」

  [★]

シアノバクテリア




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