細胞内液

出典: meddic

intracellular fluid ICF
細胞外液

体液量

  新生児 乳児 幼児 成人 高齢者
全体液量 80 70 65 60 50
 細胞内液40 40 40 40 35
 細胞外液40 30 25 20 15
  組織間液 35 25 20 15 10
  血漿 5 5 5 5 5

性差、年齢

  • 女性、肥満者は脂肪細胞(水分を保持しない)のために体液量が男性より少ない
  • 新生児には組織間液が多い

細胞内液の組成

  • 細胞内液の陰イオンはリン酸イオンが大半を占め、次いで蛋白質、であり重炭酸イオンや塩素イオンはわずかである。(SP.761)。リン酸イオンが多いのは細胞内のATPの合成に使われる他、pH緩衝にも用いられるため、と思う。




Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/03 03:08:15」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • スラリー状態にある回収ビール酵母の物理的損傷の評価
  • 川村 公人,中嶋 光敏
  • 日本食品科学工学会誌 59(5), 205-212, 2012
  • … ファーメンターを用いた連続ストレス試験を実施した.本酵母は飢餓状態にあり,この酵母に対する保存温度および保存中に攪拌が及ぼす影響を評価した.酵母スラリー中のタンパク質濃度,pH調査による細胞内液漏出物を用いた生化学的評価および形態観察結果から,以下の結論を得た.<BR>4℃の低温において酵母は保存温度および攪拌強度によるダメージを受けにくく,酵母保存温度の上昇に伴い酵母はダメー …
  • NAID 130002079575
  • 体肢の体水分量に月経周期が与える影響
  • 松田 かおり,畑 優樹,秋山 友美 [他]
  • 京都府立医科大学看護学科紀要 19, 29-33, 2010
  • NAID 40017057140
  • ヤングリサーチャーレポート 身体組成とエネルギー消費量のより精確な簡便法とその応用--二重標識水(DLW)法を用いた検証 (第21回ランニング学会大会・プログラム報告)
  • 体液,細胞内液,細胞外液の考え方 (今すぐに役立つ輸液ガイドブック) -- (生理学総論)

関連リンク

細胞内液(さいぼうないえき、英: intracellular fluid)は、体液のうち細胞内に存在する ものの総称。動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類により その含有率は異なる。細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても 活動 ...
体液は大きく細胞内液(ICF)と細胞外液(ECF)に分けられるが、細胞内液は体液に 含まないことが多い。 細胞外液には、血液や ... ヒトの成人男性において、健常時の 全体液(細胞内液+細胞外液)は体重の60%を占める。 内訳は、体重に対して細胞内 液 ...

関連画像

 Intracellular fluid(細胞内液 は体重に対して細胞内液が40%細胞内液ナトリウムイオンとカリウム  細胞内液は体液に含めないこと


★リンクテーブル★
国試過去問098G028」「076B048」「098G027
リンク元体液」「高齢者」「細胞外液」「ICF」「間質
関連記事細胞内」「細胞

098G028」

  [★]

  • 新生児について正しいのはどれか。
  • a. 体重の約60%が水分である。
  • b. 体重当たりの体表面積は成人より大きい。
  • c. 細胞外液細胞内液との比率は成人より低い。
  • d. 生理的体重減少は10~15%の範囲である。
  • e. 出生体重が低いほど不感蒸泄は少ない。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G027]←[国試_098]→[098G029

076B048」

  [★]

  • 正しいのはどれ?
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

098G027」

  [★]

  • 細胞外液より細胞内液の濃度が高いイオンはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G026]←[国試_098]→[098G028

体液」

  [★]

body fluid
細胞外液細胞内液


体液と血液の容量 ICU.184

  男性 女性
体液 600 mL/kg 500 mL/kg
 全血液 66 mL/kg 60 mL/kg
  血漿 40 mL/kg 36 mL/kg
  赤血球 26 mL/kg 24 mL/kg

体液の区分

  • 成人で体重の60%
  • 体液はさらに血漿・組織液・細胞内液に分類される
    • 血漿  :5%
    • 組織液 :15%
    • 細胞内液:40%
  • 体液のうち、血漿のみが外部環境との連絡がある。すなわち開放系である。
  • 血漿と組織液は濾過、浸透により物質が移動する

体液の組成

  • 図:SP.761, PT.3
  • 細胞外:Na+,Cl*が多い
  • 細胞内:K+が多い
  • 組織液:タンパク質が少ない

体液の恒常性

  • 組成・量・浸透圧・pHはほぼ一定に保たれている
  • 血漿電解質の正常値
    • Na 139*146 mEq/l
    • Cl 101*109 mEq/l
    • K 3.7*4.7 mEq/l
    • Ca 8.5*10.2 mg/dl
    • P 2.5*4.5 mg/dl
  • 血漿のタンパクの正常量
    • TP 8.5 g/dl ←Total protein
    • Alb 4.5 g/dl
    • Globulin 3.0 g/dl

体液(水分)の出納

摂取 排出
食物 1100 ml 尿 1400 ml
飲水 1100 ml 不感蒸散 1000 ml
代謝水 300 ml 大便 100 ml
合計 2500 ml 合計 2500 ml

血漿浸透圧の正常値

    • 275*290 mOsm/kg・H2O
    • 血漿浸透圧の算出

  血漿浸透圧(mOsm/kg・H2O) = 2[Na]+BS/18+BUN/2.8

   [Na]:(mEq/l)

  BS  :blood suger, 血糖 (mg/dl)   BUN :blood urea nitrogen, 血中尿素窒素 (mg/dl)

    • 血漿pHの正常値

  7.35*7.45   Henderson*Hasselbalchの式 (この式の導出はSP.767)    pH=pK+log([HCO3*]/αPCo2)

      • アシドーシス
      • アルカローシス

体液の動態

1.血漿と組織液の間の移動

  • 連続型毛細血管が血管と組織を隔てている→小さな分子は通し、大きな分子は通さない
  • 血漿と組織液の間で体液の移動を考える際の要素は「静水圧(厳密には違う)」と「膠質浸透圧」である
静水圧 膠質浸透圧
細動脈 細静脈
血漿 30mmHg 10mmHg 25mmHg
間質   ≒0mmHg 5mmHg
  • SP.580*も参考に。

リンパ循環

  • SP.583*も参考に。
  • 毛細血管→組織液 20 l/day
  • 組織液→毛細血管 18 l/day
  • 組織液→リンパ循環 2 l/day

2.組織液と細胞内液の間の移動

  • 組織液と細胞内液の間で体液の移動を考える際の要素は、「化学的平衡」と「電気的平衡」である。


高齢者」

  [★]

elderlyaged
老化加齢初老老齢年輩高齢老人老齢者老年者高年齢

定義

  • 国連の世界保健機関による定義:高齢者とは65歳以上。前期高齢者とは65歳以上74歳未満。後期高齢者とは75歳以上。末期高齢者とは85歳以上。

特徴

  • 精神:人格変化(柔軟性の低下、自発性の低下、感情の制御困難(涙もろい、怒りっぽい)、社会的引きこもり)。若い頃の性格が先鋭化。
  • 神経:反射低下
  • 呼吸:残気量増加、肺活量低下、分時換気量低下、最大酸素摂取量低下  ← 呼吸数は不変
[show details]
  • 心臓:一回心拍出量減少
  • 血管
  • 収縮期血圧上昇
  • 消化器:吸収機能低下、食欲低下、便秘
  • 肝臓:肝機能低下
  • 薬物代謝のI相(加水分解、酸化、還元)の機能低下
  • 腎臓:糸球体濾過量減少
  • 骨:骨塩量減少
  • 筋肉:筋力低下
  • 関節:可動域低下(拘縮)、変形
  • 水分量:細胞外液細胞内液減少 → 脱水になりやすい
  • 血液
  • 脂質増加
  • BUN増加 ← 腎機能低下を反映
  • 血清Cr増加 ← 腎機能低下を反映
  • 内分泌

高齢者と医療

SUB12.
  • 年齢階級別国民医療費(H20)「国民医療費」:65歳以上が54.6%と半数以上を占める。
  • 年齢階級別一人あたり国民医療費(H20)「国民医療費」:65歳以上67万円、75歳以上83万円 ⇔ それ以外の年齢階級はは10-25万円
  • 傷病別・年齢階級別一般診療医療費の割合(H20)「国民医療費」:65歳以上では循環器疾患(27.1%)が最も多く、新生物(13.1%)がこれに次ぐ。
  • 疾病別外来・入院受診率「患者調査」:(外来)循環器系疾患(高血圧性疾患)。(入院)循環器疾患(脳血管疾患)
  • 年齢階級別死因順位(H21)「人口動態統計」:(65~89歳)①悪性新生物、②心疾患。(89~99歳)①心疾患、②肺炎
  • 医療保険制度:後期高齢者医療制度:65-74歳で一定の障害がある者と75歳以上を対象とする。各都道府県の全市町村が加入する広域連合が保険者。財源は公費(5割)、支援(4割)、保険料(1割)
  • 介護保険制度:65歳以上(第1号被保険者)と40-64歳(第2号被保険者)が対象となる。市町村が保険者。財源は公費(5割。国20%、調節交付金5%、都道府県12.5%、市町村12.5%)、保険料(第1号被保険者20%、第2号被保険者30%)




細胞外液」

  [★]

extracellular fluid ECF
細胞内液細胞外液量


(簡単に言えば)細胞外液 = 血漿 + 組織間液


体液量

  新生児 乳児 幼児 成人 高齢者
全体液量 80 70 65 60 50
 細胞内液40 40 40 40 35
 細胞外液40 30 25 20 15
  組織間液 35 25 20 15 10
  血漿 5 5 5 5 5
  • 女性、肥満者は脂肪細胞(水分を保持しない)のために体液量が男性より少ない
  • 新生児には組織間液が多い


ICF」

  [★]

間質」

  [★]

interstitium, interstitial tissue, stroma
細胞内液細胞外液



細胞内」

  [★]

intracellularsubcellularintracellularly
細胞下細胞内部

細胞」

  [★]

cell
cellula







★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡