精神分裂病

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統合失調症

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UpToDate Contents

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和文文献

  • ブロイラーの『早発性痴呆または精神分裂病群』 : その病跡学的な側面
  • 読む 臨床家のためのこの1冊(45)『神経症と創造性』および『精神分裂病の心理』(ローレンス・キュービー著/土居健郎訳)/(アリエティ著/加藤正明,河村高信,小坂英世訳) みすず書房,1969/牧書店,1958

関連リンク

文中で「分裂病」「精神分裂病」となっているのは「統合失調症」のことです。 ・ 分りやすくするためにかなり「意訳」的になっているところがあります。 ・ このページは「精神科医YASU-QのHP」内のコンテンツです。検索エンジン こちら ...
精神分裂病 精神分裂病は、青年期に好発する精神障害です。およそ100人に1人がこの病気に 罹患します。とてもありふれた病気なのです。知覚の障害(幻覚)、思考の障害(考え がまとまらなくなったり、妄想が出現する)、感情の ...
想像してみてほしい。 もし、何かの拍子に、「自分」と「そうでないもの」の区別をつけられなくなってしまったとしたら、あなたはどんなふうに感じるだろうか。 普通なら、「自分」と「そうでないもの」の区別というのは、考えるまでも ...

関連画像

後藤 元三郎 さん失調症(以前は「精神分裂病 52 PMイメージ 3心身症のおもな症状精神分裂病患者の絵


★リンクテーブル★
国試過去問097I031」「097F025」「096G023」「095A003」「095B005」「096B031」「097H068
リンク元統合失調症」「schizophrenic disorder」「早発性認知症」「統合失調性」「ドパミン仮説
拡張検索精神分裂病患者
関連記事分裂」「」「精神

097I031」

  [★]

  • 80歳の女性。夫の浮気のためイライラ態と不眠とが続くと訴えて家族に伴われて来院した。1年前、糖尿病のため入院したが、その半年後から85歳の夫が浮気をしていると責めるようになった。全くその事実はないが説得不能で、最近は家族も相手にしなくなった。診察時も夫の性的問題をあからさまに訴えるが、日常生活は自立しており物忘れも目立たない。幻聴は否定し夫の浮気の件以外に奇異な言動はみられない。意識は清明で神経学的に異常所見はない。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097I030]←[国試_097]→[097I032

097F025」

  [★]

  • 75歳の男性。最近、言動がおかしいことに気付いた家族に伴われて来院した。半年前から「気が滅入る。」と言い、1日中臥床がちである。食欲低下、体重減少およぴ興味・意欲の減退がある。「自分は癌でもうすぐ死ぬ。」「我が家は破産だ。」とあり得ないことを言っている。毎晩洒を飲まないと眠れなくなった。身体的異常はない。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097F024]←[国試_097]→[097F026

096G023」

  [★]

  • 我が国の精神障害者の医療について正しいのはどれか。
  • (1) 精神病床数は近年増加傾向にある。
  • (2) 任意入院患者は半数に満たない。
  • (3) 措置患者数は年々減少している。
  • (4) 精神病床における平均在院日数は1年を超えている。
  • (5) 入院患者の傷病別分類では精神分裂病が最も多い。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096G022]←[国試_096]→[096G024

095A003」

  [★]

  • 我が国の最近の疾病統計で誤っているのはどれか。
  • a. 筋骨格系疾患の外来患者数は増加している。
  • b. 外来患者数調査では歯の疾患が最も多い。
  • c. 一般病院全体の入院に占める割合は循環器系疾患が多い。
  • d. 平均在院日数が最も長い疾患は精神分裂病である。
  • e. 65歳以上の外来受療率は低下傾向にある。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A002]←[国試_095]→[095A004

095B005」

  [★]

  • 精神分裂病における精神症状の予後良好因子はどれか。
  • (1) 病前性格に循環気質的傾向が認められる。
  • (2) 病前の社会適応レベルが高い。
  • (3) 発症に際して誘因が認められる。
  • (4) 緩徐な発症・経過をとる。
  • (5) 発症年齢が低い。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095B004]←[国試_095]→[095B006

096B031」

  [★]

  • 誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096B030]←[国試_096]→[096B032

097H068」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 097H067]←[国試_097]→[097H069

統合失調症」

  [★]

schizophrenia
精神分裂病分裂病
精神疾患向精神薬抗精神病薬

ICD-10

  • F20 Schizophrenia
  • F20.0 Paranoid schizophrenia
  • F20.1 Hebephrenic schizophrenia
  • F20.2 Catatonic schizophrenia
  • F20.3 Undifferentiated schizophrenia
  • F20.4 Post-schizophrenic depression
  • F20.5 Residual schizophrenia
  • F20.6 Simple schizophrenia
  • F20.8 Other schizophrenia
  • F20.9 Schizophrenia, unspecified

DSM-IV

概念

  • 統合失調症 schizophrenia (=精神分裂病 shizo(分裂) + phrenia(心)) 
  • 感情、思考、行動の統合がとれていない。

歴史

  • クレペリン Kraepelin,E.(1899):早発性痴呆として統合失調症を分離
  • ブロイラー Bleuler,E. (1911):schizophreniaの名称を与えた。ブロイラーの基本症状
  • シュナイダー Schneider,K.(1939):シュナイダーの一級症状

疫学

  • 100人に1人が罹患している。120人に1人とも(発病危険率0.8%)
  • 発症年齢:15-35歳に集中。10歳以下や40歳以降に発症することは少なく、55歳におこるのはまれ。
  • 性差:男性の方が発症年齢が少ない。

遺伝性

参考1
発症には遺伝要因と環境要因の関与が考えられる。
  • 一卵性双生児46%、二卵性双生児12%

リスクファクター

  • 冬の出産、妊娠時の合併症

病前性格

  • 非社交的、物静か、控えめ、生真面目、変人
  • 臆病、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や書物に親しむ
  • 従順、善良、温和、無頓着、鈍感

病型

病因

前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部 → ドーパミンD2受容体遮断薬が治療薬 (抗精神病薬)
  • 慢性アンフェタミン中毒
  • 糖質病に類似?

統合失調症の特徴

  • 1.意識障害はおこらない
  • 2.知的障害は起こらない
  • 3. 特異的な症状がない
  • 4. 個々の精神機能はそれ自体は障害は起こらない

ブロイラーの4つのA

  • 患者は3つはあてはまる
①連合弛緩 Assosiationslockerung
②感動鈍麻 Affekverblodung
③両価性 Ambivalence
④自閉 Autisumus

 

統合失調症の陽性、陰性症状

陽性症状:本来あるべきでないことがあるもの:幻聴
陰性症状:本来あるべきものがないもの:感情の鈍麻
  • 陽性症状は急性期に生じ、陰性症状は後期に生じる
  • 意識障害はない(せん妄は出現しない)

症状

PSY.255-256
  • 意欲・感情:不安、緊張、興奮。昏迷カタレプシー
  • 自我:自我の能動性が障害され、自らの思考や行動が他人の意志によって影響されていると思いこむこと。
  • 知能:知的能力は低下しない。異常体験に支配されている場合や人格の崩壊が進行した例では、的確な判断能力が損なわれる。
  • 疎通性:異常体験に支配されていたり、強い興奮や昏迷を示す場合には疎通性は得られない。
  • 病識:統合失調患者は自らが異常な状態にあることを認識できない

診断基準

DSM-IVによる統合失調症の診断基準

A. 特徴的症状:以下のうち2つ以上が1ヶ月以上の存在
(1) 妄想
(2) 幻覚
(3) 解体した会話
(4) ひどく解体したまたは緊張病性の行動
(5) 陰性症状:感情平板化、思考貧困、意欲欠如
B. 社会的または職業的機能の低下
C. 期間:少なくとも6ヶ月間存在
D. 失調感覚障害(統合失調感情障害)と気分障害を除外
E. 物質や一般身体疾患の除外
F. 広汎性発達障害との関係:自閉性障害や
他の広汎性発達障害の既往歴がある場合、
顕著な幻覚や妄想が少なくとも1ヶ月存在すること

ICD-10による統合失調症の診断基準

一ヶ月以上ほとんどいつも明らかに存在すること
(a) 考想化声 thought echo、考想吹込 thought insertion、思考奪取 thought withdrawal、考想伝播 thought broadcasting いずれか1つ
(b) させられ体験 delusion of control、身体的被影響体験 delusion of influence、妄想知覚 delusional perception
(c) 注釈幻声、会話形式の幻聴 auditory hallucination
(d) 宗教的・政治的な身分や超人的な力や能力といった、文化的に不適切で実現不可能なことがらについての持続的な妄想(たとえば天候をコントロールできるとか、別世界の宇宙人と交信しているといったもの)。
(e) 持続的な幻覚が、感傷的内容を持たない浮動性あるいは部分的な妄想や支配観念に伴って継続的に(数週から数ヶ月)現れる。 いずれか2つ
(f) 思考の流れに途絶や挿入があり(思考途絶)、その結果まとまりのない話しかたをしたり(連合弛緩)、言語新作が見られたりする。
(g) 興奮、常同姿勢、蝋屈症、拒絶症、緘黙、昏迷などの緊張病性行動 catatonic behavior
(h) 著しい無気力、会話の貧困、情動的反応の鈍麻や不適切さのような、社会的引きこもりや、社会的能力の低下をもたらす陰性症状。
(i) 関心喪失、目的欠如、無為、自分のことだけに没頭する態度、社会的引きこもりなど、個人的行動の質的変化。

検査

治療

  • 薬物療法
  • 精神療法:支持的精神療法(安定した医師患者関係を樹立する)
  • 電気痙攣療法:陽性症状が顕著で薬物療法の効果が見られない場合に適応。陽性症状の有無にかかわらず自殺のおそれがあり、他の治療によって改善に見られない場合も適応。
  • 社会復帰のための治療:
  • 作業療法:自発性と対人接触が改善。
  • レクリエーション療法:
  • 認知行動療法:生活技能訓練(ここの患者に適した目標を設定して行動療法を行う。対人及び社会的技能を学習し、実際の生活に応用していく)

抗精神病薬一覧

参考

  • 1. 統合失調症 学習テキスト 病客様とご家族の皆様がともに学んでいただくために 医療法人梁風会高梁病院 心理教育委員会編集
[display]http://www.ryoufhu.com/hp/sctekisuto.pdf
  • 2. 【0738】一卵性双生児の統合失調症について
[display]http://kokoro.squares.net/psyqa0738.html





schizophrenic disorder」

  [★]

dementia praecoxschizophreniaschizophrenic

早発性認知症」

  [★]

dementia praecox
精神分裂病早発認知症早発痴呆


統合失調性」

  [★]

schizophrenic
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ドパミン仮説」

  [★]

hyperdopaminergic hypothesis
精神分裂病


精神分裂病患者」

  [★]

schizophrenics
統合失調症患者


分裂」

  [★]

開裂境界線区画、混乱、細分化断片化破壊破損部分部門分割崩壊分ける乱す割るフラグメンテーション
divisiondisruptionfissionfragmentationdividesplitdisruptsplit


病」

  [★]

diseasesickness
疾病不調病害病気疾患


精神」

  [★]

spirit, mind





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