滋陰至宝湯

出典: meddic

じいんしほうとう


和文文献

  • 滋陰至宝湯治験
  • 関矢 信康,笠原 裕司,地野 充時,並木 隆雄,平崎 能郎,柴原 直利,寺澤 捷年
  • 漢方の臨床 56(7), 1115-1126, 2009-07-25
  • NAID 10025103366
  • 27-324 滋陰至宝湯により抗コリン作用による口渇が消失した初老期うつ病の1例(相補・代替医療1,一般演題(ポスター発表),近未来医療を担う心身医学,第1回日本心身医学5学会合同集会)
  • 奥平 智之,橋田 望,中村 篤史,関口 寛之
  • 心身医学 49(6), 699, 2009-06-01
  • NAID 110007455951

関連リンク

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添付文書

薬効分類名

  • 漢方製剤

販売名

ツムラ滋陰至宝湯エキス顆粒(医療用)

組成

  • 本品9.0g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス6.0gを含有する。
    日局コウブシ   3.0g
    日局サイコ    3.0g
    日局ジコッピ   3.0g
    日局シャクヤク  3.0g
    日局チモ     3.0g
    日局チンピ    3.0g
    日局トウキ    3.0g
    日局バクモンドウ 3.0g
    日局ビャクジュツ 3.0g
    日局ブクリョウ  3.0g
    日局バイモ    2.0g
    日局カンゾウ   1.0g
    日局ハッカ    1.0g

添加物

  • 日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物

効能または効果

  • 虚弱なものの慢性のせき・たん
  • 通常、成人1日9.0gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等があらわれるおそれがある。]
  • 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]

重大な副作用

偽アルドステロン症

  • 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

ミオパシー

  • 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。


★リンクテーブル★
先読み柴胡」「芍薬」「当帰」「茯苓」「知母
リンク元発熱
拡張検索滋陰至宝湯エキス

柴胡」

  [★]

さいこ、サイコ
chai hu, Bupleurum root, chinese thorowax root
Bupleuri Radix
ミシマサイコ柴胡剤
  • 生薬
  • 成分:サポニン類(サイコサポニン)
  • 薬理作用:解熱作用、消炎作用、鎮痛作用、鎮静作用、抗菌作用、抗ウイルス作用
  • 方剤:柴胡剤(少陽病・胸脇苦満型)のベースとして用いられており、黄芩と共に使われることが多い。


芍薬」

  [★]

しゃくやく、シャクヤク
peony root
Paeoniae Radix
真芍薬 しんしゃくやく
ボタン属、(植物)peony


当帰」

  [★]

とうき
Japanese angelic aroot
Angelicae RadixAngelica root
大和当帰北海当帰
  • 生薬。
  • 成分:ligustilide、クマリン、ポリアセチレン、スクロース



茯苓」

  [★]

ぶくりょう
poriasclerotium, hoelen
Hoelen, Pachyma hoelen
伏神 ぶくしん
  • 生薬


知母」

  [★]

ちも、チモ
anemarrhena rhizome
毛知母 もうちも、知母肉 ちもにく


発熱」

  [★]

pyrexia
fever, thermogenesis
熱型、≠高体温(体温調節機構の破綻による)、不明熱
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9

概念

  • 体温中枢のセットポイント上昇による

分類

  • 微熱:37.5℃以上 37.0~37.9℃(YN.)
  • 発熱:38.0℃以上
ジェネラリスト診療が上手になる本 p.9


小児

  • 37.5℃以上

病態生理

  • 発熱サイトカイン(IL-1, TNF)が視床下部に作用してPGE2の産生を亢進し、PGE2により体温調節中枢を司る細胞内のcAMP濃度が上昇することでの体温セットポイントがあがる。

熱源の精査

  • 咽頭、肺、胆道系、泌尿器系、皮膚・軟部組織(蜂窩織炎、褥瘡)

疾患と発熱

膠原病と発熱

発熱40℃(PMID 8107744)

発熱の後に関節炎(PMID 8107744)

原因不明の熱の鑑別

  • 感染症
  • 腫瘍
  • 膠原病
  • 薬剤熱 → 比較的元気、比較的徐脈、比較的CRP

発熱と心拍数の関係

  • 体温1℃上昇に付き心拍数20上がる。これ以上の上昇が見られる場合、敗血症を疑う。  ←  1℃に付き10上がるという資料もあり(比較的徐脈)

発熱を伴う内科的緊急疾患

内科レジデントの鉄則 第2版 p.6

院内における発熱の鑑別疾患

  • 感染性 :肺、泌尿器、褥瘡、クロストリジウム・ディフィシル感染症、カテーテル関連感染症
  • 非感染性:薬剤熱、偽痛風、深部静脈血栓症

小児科における発熱の原因

年齢 原因
乳児(生後3ヶ月未満) 敗血症、細菌性髄膜炎、尿路感染症、肺炎、B群溶連菌感染、グラム陰性桿菌
乳児(生後3ヶ月以降) ウィルス感染(突発性発疹などの発疹性疾患)、中耳炎尿路感染症、消化器・呼吸器疾患、川崎病
幼児、学童期 溶連菌感染症、伝染性単核球症、膠原病、factitious fever(詐病)、学校での感染症の流行
  • 乳児における中耳炎、尿路感染症は症状が発熱であることが多く原因が追及しづらい。鼓膜を観察したり、尿の培養をすることが重要かもしれない。

小児における発熱

SPE.63

新生児・乳児における発熱

see also step beyond resident 2 救急で必ず出会う疾患編 p.20
3ヶ月未満は免疫力が弱く重症細菌感染症にかかりやすい。
生後   :対処
0-1ヶ月 :入院。血液検査・各種培養検査を。
2-3ヶ月 :外来で小児科医が診察し、血液検査で細菌感染が疑われれば入院
4-6ヶ月 :外来で小児科医が診察し、発熱以外に所見がなければ、十分な水分摂取を指示し、翌日再診を。
6ヶ月以降:食欲・機嫌がよければ、翌日再診を。

漢方医学

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滋陰至宝湯エキス」

  [★]

漢方製剤滋陰至宝湯



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