気道熱傷

出典: meddic

inhalation burn, airway burn, burn of the respiratory tract
combustio tractus respiratorii
気道傷害 inhalation injury煤煙吸入損傷 smoke inhalation injury
  • 口内のスス、鼻毛・眉毛が焦げていることから疑う。
  • 喉頭浮腫を起こして気管挿管が困難になるために、早期に気管挿管を行う。



UpToDate Contents

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和文文献

  • 全身管理 (特集 小児のやけど(熱傷))
  • 山本 しほ,植松 悟子,辻 聡
  • 小児科 53(2), 149-159, 2012-02
  • NAID 40019196429
  • 気道熱傷の初期治療とその後の管理の実際 (特集 熱傷の初期治療とその後の管理の実際)

関連リンク

気道熱傷。気道熱傷とはどんな外傷か 気道熱傷とは、熱や煙の吸入により生じた呼吸 器系の傷害で、さまざまな原因による傷害がすべて含まれます。その原因により、熱 による傷害、煤煙(ばいえん)および煙に含まれる有毒化学物 gooヘルスケア 家庭の 医学。

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熱傷の重症度の判定基準と収容 単位%)熱傷(深度3)正解です!図58 気道熱傷の分類と原因


★リンクテーブル★
国試過去問105C020」「099E016
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関連記事熱傷」「気道」「

105C020」

  [★]

  • 20歳の男性。火災で受傷したため搬入された。 2時間前に自宅で就寝中に火炎となり、廊下で倒れているところを発見された。意識レベルはJCS I-2。体温37.0℃。呼吸数34/分。脈拍112/分、整。血圧90/62mmHg。嗄声があり、喘鳴を聴取する。顔面、胸部、右上肢に水疱形成を伴う熱傷創がみられる。心音に異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、マスクで酸素投与6L/分) :pH 7.36、PaC02 45Torr、PaO2 160Torr、HCO3- 25.0mEq/l、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度 15%(基準1以下)。
  • まず行うべき対応はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105C019]←[国試_105]→[105C021

099E016」

  [★]

  • 専門施設へ緊急搬送するのはどれか。
  • (1) 小児の体幹背面と右上肢の深達性II度熱傷
  • (2) 気道熱傷の疑いのある顔面の浅達性II度熱傷
  • (3) 右下腿屈側のIII度熱傷
  • (4) 両側上腕の浅達性II度熱傷
  • (5) 全身の50%のsun burn
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099E015]←[国試_099]→[099E017

気道損傷」

  [★]

inhalation injury
気道熱傷


上気道型気道熱傷」

  [★]

upper airway-type inhalation injury


熱傷」

  [★]

burn, burn injury, thermal injury, scald
やけど火傷
5の法則9の法則皮膚ショック

概念

  • 高温による生体の組織損傷

分類

  • 損傷深度により分類する
  • 第1度:表皮内 (表皮熱傷:紅斑、2-3日で治癒)
  • 第2度:真皮内 (真皮浅層熱傷:疼痛、水疱形成、水疱底赤色、1-2週間で治癒。真皮深層熱傷:知覚鈍麻、水疱形成△、水疱底白色、3-4週間で治癒。)
  • 第3度:皮膚全層(皮下熱傷:壊死。白~褐色。知覚無し。一ヶ月以上)
  • 第4度:炭化

重症度

  • burn index = II度熱傷面積 + 0.5 x III度熱傷面積
10-15%を超えた場合、重症熱傷として全身管理が必要になる。

Artの基準

病態

  • 創傷からの体液の漏出
  • 創傷の易感染性

検査

合併症

治療

  • 1. 気道管理:
  • 気道熱傷の場合には気管挿管。
  • 気管支痙攣がある場合には気管拡張薬が有用。副腎皮質コルチコイドは感染リスクを上げるために使用すべきでない。(参考1)
  • 2. 補液:初期治療として必須。
  • 初期治療における輸液量の決定法:Evans法、Brook法、Baxter法など
  • Parklandの公式(=Baxter法)
4ml x 熱傷面積 (%) x 体重 (kg) = 補液量 (ml/day)
最初の8時間で1/2を、次の16時間で1/2を輸液する
  • 3. 冷却
  • 4. 疼痛管理

参考

  • 1. [charged] Emergency care of moderate and severe thermal burns in adults - uptodate [1]
  • 治療
  • 初期治療には輸液が大切。だけど、入れ過ぎも問題だからちゃんと計算して輸液しろ。なにが問題って、血圧上昇、腹部、四肢、眼窩のcompartment syndromeが起こる。
  • 最初は晶質液をいれる。高Cl性アシドーシスのリスクがあるから乳酸リンゲルがよい。
  • 治療の初期段階で膠質液や高張生食を使うかどうかについては議論中。膠質液(アルブミン、デキストラン)は非常に高いし、生命予後を改善しないから推奨されない。
  • 2. 「血液製剤の使用指針」(改定版) 平成17年9月
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/5tekisei3b.html
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/5tekisei3b01.html
  • 血漿の不適切な使用の一つに「DICを伴わない熱傷の治療」がある。DICに至るような熱傷ならば使って良いと考えられる。




気道」

  [★]

respiratory tract, airway







傷」

  [★]

wound
創傷傷つける





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