気管内挿管

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intratracheal intubation
気管切開術気道確保


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/22 21:33:00」(JST)

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和文文献

  • 気管内挿管用具「スタイレットスコープ」の開発
  • 佐野 昌彦,金谷 泰尚,衛藤 憲人,田所 裕之,山崎 清之,大島 浩,金井 直明,漆畑 義彦,金井 玉奈
  • 東海大学紀要. 開発工学部 20, 189-193, 2011-03-31
  • 気管内挿管とは,病気や事故で心肺停止状態の患者に対し,気道を確保して最も確実に空気を送り込む手段である.その手順は,喉頭鏡で口を開けて喉頭蓋を確認し,気管にチューブを入れて気道を確保する.しかし,本来喉頭蓋を目視することは極めて非生理的な措置であり,気管内挿管の手技を難しくしている主因となっている.また,食道への誤挿入や口腔・気管損傷などの危険性も伴うものである.このよ …
  • NAID 110008148704
  • 鼻咽腔閉鎖機能不全による摂食・嚥下障害を伴った第1第2鰓弓症候群の1例
  • 玄 景華,橋本 岳英,片川 吉尚,安田 順一
  • 岐阜歯科学会雑誌 37(3), 188-194, 2011-02-20
  • … 1カ月間気管内挿管するも喉頭軟化症のため呼吸困難が持続し、経鼻経管栄養の状態であった。 … 【考察】本症例はウイルス感染により長期間にわたる気管内挿管が持続したことにより、軟口蓋の運動低下が生じた結果の鼻咽腔閉鎖機能不全と考える。 …
  • NAID 110008138685

関連リンク

Intubation.jpg. 気管挿管(きかんそうかん、英: Intubation)は、気管に口または鼻から 喉頭を経由して「気管内チューブ」を挿入を行う気道確保方法。 ... 気管内チューブの中 に設置する金属棒で、挿管時にチューブの形状を保つために使用される。経鼻挿管では ...

関連画像


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気管内挿管気管内挿管気管内挿管チューブその4;気管内挿管の危険性気管挿管セット 全身麻酔気管内挿管パッケージ


★リンクテーブル★
先読み気管切開術」「気道確保
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関連記事気管」「」「気管内」「内挿」「管内

気管切開術」

  [★]

tracheostomy, tracheotomy
(国試)気管切開気管切開法
輪状軟骨甲状軟骨輪状甲状靭帯気管開口術輪状甲状切開術 喉頭切開術気管カニューレ抜去困難症 気管套管抜去困難症 difficulty in decanulation after tracheostomy
  • tracheotomy :一時的な開口
  • tracheostomy:永続的な開口


概念

  • 前頚部で気管軟骨を切開し気管を開口すること。

適応

(1)

  • (1)気管挿管が不可能な場合や(2)2週間以上の長期挿管が必要となる場合
  • 例:上気道閉塞(口腔咽頭領域の腫脹や腫瘍など)、頭頚部手術症例(術後出血の可能性を有する症例、呼吸管理が必要となる症例)、人工呼吸管理が必要な症例(重症肺炎、筋神経疾患など)などがあげられる。絶対禁忌となる症例はないが、出血傾向や凝固異常がある症例ではできる限りその改善を待って行うべき。

 

  • 1. 遷延性意識障害患者の気道確保
  • 2. 長期人工呼吸
  • 3. 頻回の気道の吸引・洗浄が必要な場合
  • 4. 上気道狭窄・閉塞(外傷、炎症、腫瘍、異物など)
  • 5. 誤飲、誤嚥の予防、
  • 6. 心肺蘇生時
  • 7. 頭頚部悪性腫瘍などの手術時

SOTO.593

1. 気道閉塞

  • 目的:気道閉塞の防止
  • 適応:喉頭狭窄、口腔・喉頭の炎症性主張、顔面・頭頚部外傷あるいは新生物による閉塞、両側舌下神経麻痺、両側反回神経麻痺(声帯正中位固定症)、甲状腺・気管周囲リンパ節腫脹による気管の圧迫性閉塞、上気道領域の手術後一時的処置、咽頭・喉頭手術の前処置

2. 下部気道における分泌物貯留の処置と予防

  • 目的:頻回の気道吸引、誤嚥防止
  • 適応:延髄球麻痺、重症筋無力症、各種の原因による意識障害、頭頚部外傷など。特に経口的気管挿管による管理がが1週間以上の長期に及ぶ場合(声門の保護)。

3. 呼吸不全

  • 目的:死腔の減少(50%減少)、気流抵抗(声門による)の減少、人工呼吸器による加圧呼吸
  • 適応:中枢性・末梢性神経機能不全による呼吸不全、慢性呼吸器疾患、重症胸部外傷

4. その他

  • 気道異物の摘出(下気管支鏡)
  • 経口挿管不能例
  • 閉塞型睡眠時無呼吸症候群の永続的な治療

術式(1)

時期による分類(1)

  • 緊急気管切開術/救急気道切開
  • 気管挿管が困難な例、気管挿管が不可能な例
  • 待機的気管切開術

部位による分類(1)

  • 上気管切開術
  • 甲状腺の峡部を下方に圧排し、甲状腺の上方で気管切開を行う。
  • 成人の気管切開では原則上気管切開である。
  • 欠点:気道狭窄の原因となることがある。
  • 中気管切開術
  • 甲状腺の峡部を切断した上で気管切開する。
  • 利点:安全で確実な方法
  • 欠点:甲状腺切断部の止血が必須
  • 下気管切開術
  • 甲状腺を上に圧排し、甲状腺の下方で気管切開
  • 欠点:肥満で短頚の患者では難しいことがある

気管切開による合併症

SOTO.598
  • 呼吸困難
  • 出血
  • 呼吸障害
  • 皮下気腫、縦隔気腫、気胸
  • 術後肺合併症
  • 軟骨膜炎・咽頭狭窄  ← 晩期合併症
  • 気管カニューレ抜去困難症

手順

  • 1. 可能なら気管挿管し、局所麻酔 or 全身麻酔する。(緊急時には無麻酔もありうる)
  • 2. 皮膚横切開。(横切開でも縦切開でもokだが、前者の方が術後の瘢痕が残りにくい)
  • 輪状軟骨の下縁約2-3cmで5cmの皮膚を横切開する(SOTO.595)。
  • 輪状軟骨の下縁から約2-5cmの皮膚を縦切開する(SOTO.595)。
  • 3. 軟部組織を鈍的剥離(剥離は縦方向に行う)
  • 4. 舌骨下筋群を左右に分ける。
  • 5. 必要があれば、甲状腺峡部を結紮し切離。
  • 6.十分な止血
  • 7. 気管切開
  • 通常、2-3気管軟骨部で行う。2-4気管輪の高さ(SOTO.596)とする資料もある。
  • 切開法:縦切開、十字切開、逆U字切開など
  • 8. 気道内チューブの挿入
  • 低圧カフ付きのプラスチックカニューレ、金属カニューレ
  • 9. カニューレ口に当てたガーゼ片が呼気時に翻転することによりカニューレの適切な挿入を確認(SOTO.596)。
  • 10. 皮膚縫合
  • 皮下気腫防止のために皮膚縫合は密に行わないようにする(SOTO.596)
  • 11. 創部に約24時間軟膏ガーゼを詰める。
  • 止血と気腫防止のため(SOTO.596)

参考文献

  • 1. イラスト手術手技のコツ : 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 飯沼壽孝 東京医学社


気道確保」

  [★]

airway management
気管内チューブ



098C023」

  [★]

  • 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
  • 30歳前後の男性。人工呼吸下に救急車で搬入された。
  • 現病歴 : 公園で倒れているのを通行人に発見された。救急隊到着時、意識は混濁し、自発呼吸は微弱であった。呼気に芳香臭があり、発見現場から不凍液(エチレングリコール)の空容器と三環系抗うつ薬アミトリプチリンの空包装とが見つかった。
  • 既往歴 : 不明。
  • 現 症 : 体格栄養中等度。体温36.5℃。脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。痛み刺激を与えても開眼せず、言語反応はない。運動反応を認めない。舌根は沈下し、自発呼吸を認めない。瞳孔径は4mmで左右差を認めないが、対光反射が消失している。眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄染を認めない。心雑音を聴取しない。腹部は平坦で、腸雑音が減弱している。下腿に浮腫はなく、人工呼吸下にチアノーゼを認めない。深部反射は保たれている。
  • 検査所見 : 血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dl、Ht42%、白血球9,800、血小板35万。
  • 血清生化学所見:血糖197mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.9g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH298単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)、γーGTP48単位(基準8~50)、アミラーゼ120単位(基準37~160)、CK28単位(基準10~40)、Na138 mEq/l、K3.4mEq/l、Cl101mEq/l。
  • 動脈血ガス分析(人工呼吸、酸素投与下):pH7.54、PaO2 305Torr、PaCO2 24Torr、HCO3 -15mEq/l、血漿浸透圧:実測値は345mOsm/kg H2O (基準285~295)で、Na、血糖および尿素窒素の血中濃度からの計算値293mOsmL/kg H2O(基準285~295)との間に浸透圧ギャップを認める。
  • この患者にまず行うべき処置はどれか。
  • a. 胃洗浄
  • b. 気管内挿管
  • c. 活性炭投与
  • d. カテコラミン投与
  • e. 乳酸加リンゲル液大量輸液
[正答]


※国試ナビ4※ 098C022]←[国試_098]→[098C024

096F038」

  [★]

  • 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
  • 18歳の男子。昨夜から喘鳴を伴う呼吸困難があり、今朝から意識混濁が出現したため救急車で搬入された。
  • 現症 : 意識JCS20。体温37.6℃。呼吸数30/分。脈拍140/分、整。血圧130/92mmHg。努力性胸式呼吸で呼気の延長が著明である。口唇と爪床とにチアノーゼを認める。貧血と黄疸とはない。肺野は呼気時に喘鳴がある。心音は肺動脈領域でⅡ音の亢進が認められる。腹部は平坦、軟で圧痛はない。
  • 検査所見 : 血液所見:赤血球518万、Hb16.3g/dl、Ht49%、白血球13,600、血小板33万。血清生化学所見:血糖138mg/dl、総蛋白7.5g/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、AST〈GOT〉35単位(基準40以下)、ALT〈GPT〉31単位(基準35以下)、LDH183単位(基準176~353)、CK70単位(基準10~40)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.00、PaO2 37Torr、PaCO2 67Torr、HCO3- 17mEq/l、BE -7.7mEq/。胸部エックス線写真で心拡大はない。
  • 救急処置で適切でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096F037]←[国試_096]→[096F039

097F045」

  [★]

  • 次の文を読み、45、46の問いに答えよ。
  • 55歳の男性。呼吸停止状態でマスクによる用手人工呼吸を受けながら救急車で搬入された。
  • 現病歴 : 会社で電話中に後頭部に激しい頭痛を訴えて倒れた。同僚がかけつけたときいぴきを伴う大きな呼吸をしていたが、救急車到着時には呼吸停止の状態であった。
  • 既往歴 : 高血圧を指摘されたが無治療であった。
  • 現症 : 意識は昏睡状態。体温37.0℃。自発呼吸はない。脈拍は微弱。血圧68/40mmHg。左前額部に擦過傷を認める。瞳孔径左右とも3mm、対光反射は左右とも消失。心雑音はない。腹部に異常所見は認めない。
  • 救急外来でまず行うべき処置で誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097F044]←[国試_097]→[097F046

099C022」

  [★]

  • 24歳の初産婦。妊娠39週2日に陣痛が発来し入院した。陣痛開始後10時間の時点で子宮口開大8cm、展退度80%、先進部は児頭でSP+2cm。陣痛周期3分、発作50秒。このころから産婦の呼吸数が1分間に約60となり、手足のしびれと息苦しさとを訴え、指関節の伸展と母指の内転とがみられた。脈拍100/分、整。血圧122/78mmHg。胎児心拍数陣痛図では異常を認めない。
  • 行うべき処置はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099C021]←[国試_099]→[099C023

094B086」

  [★]

  • 肥満者の麻酔管理について正しいのはどれ?
  • (1) 肥満はそれだけでリスク要因になる
  • (2) 胸郭コンプライアンスは低下する
  • (3) 気管内挿管の確認には呼気炭酸ガス濃度モニターが特に有用である
  • (4) 意識下気管内挿管は禁忌である
  • (5) 覚醒遅延の頻度は減少する
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

082C008」

  [★]

  • (1) 喉頭部に炎症があれば適応とならない
  • (2) 第2気管軟骨輪以下の高さで行う
  • (3) 小児ではできるだけ避ける
  • (4) 給湿が不十分であると無気肺が起こりやすい
  • (5) 気管内挿管が3日以上続くときに行う

088A090」

  [★]

  • 分娩子癇発作が出現したとき、まず行うべき処置

経口気管内挿管」

  [★]

orotracheal intubation
経口挿管 oropharyngeal intubation, oral intubation


気管」

  [★]

trachea (Z), tracheal tube
trachea
気管支気管支の分岐

解剖

  • 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
  • C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
  • 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)

粘膜

  • 1呼吸上皮(粘膜上皮):多列線毛上皮
  • 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
  • 3. 粘膜下組織 密生結合組織 
  • 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



管」

  [★]

ducttubecanalpipe
ductusvasmeatus
水路チューブ導管道管卵管


気管内」

  [★]

intratrachealendotrachealintratracheally


内挿」

  [★]

interpolationinterpolate
補間


管内」

  [★]

intraductalintratubular




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