- 英
- restrictive ventilatory defect, restrictive defect ventilatory impairment
- 同
- 拘束性障害、拘束性肺機能障害
- 関
- 拘束性肺疾患
拘束性換気障害をきたす疾患
- YN.I-78
UpToDate Contents
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- 1. 肥満低換気症候群の臨床症状および診断clinical manifestations and diagnosis of obesity hypoventilation syndrome [show details]
… diagnosis. In general, PFTs are more useful for ruling out underlying causes of hypoventilation. In OHS a restrictive pattern on PFTs due to obesity is common, particularly in those with a higher BMI …
- 2. 小児における先天性中枢性低換気症候群および睡眠関連低換気症のその他の原因congenital central hypoventilation syndrome and other causes of sleep related hypoventilation in children [show details]
… functional residual capacity and restrictive lung disease); the central hypoventilation may become more apparent after the obstructive component is treated. The central hypoventilation also may increase over time …
- 3. 肥満低換気症候群患者への非侵襲的陽圧換気療法noninvasive positive airway pressure therapy for the obesity hypoventilation syndrome [show details]
… Obesity hypoventilation syndrome (OHS) is diagnosed in obese (body mass index [BMI] >30 kg/m2) patients when awake alveolar hypoventilation (partial pressure of arterial… benefit from nocturnal CPAP therapy tend to have a higher baseline apnea hypopnea index (AHI), less restrictive physiology on spirometry, and less severe oxyhemoglobin desaturation during baseline polysomnography …
- 4. 胸壁疾患とそれによる機能の低下chest wall diseases and restrictive physiology [show details]
…be present and associated with hypoxemia. Patients with more severe restrictive ventilatory defects are at risk for hypoventilation and hypercapnia. The point at which hypercapnia develops varies among …
- 5. 小児や青年の肥満が招く健康上の問題の概要overview of the health consequences of obesity in children and adolescents [show details]
…More commonly, patients with obesity also may have hypoventilation during sleep in the absence of airway obstruction, perhaps due to the restrictive ventilatory defect caused by obesity. In a study of …
Japanese Journal
- 拘束性換気障害増悪 : 在宅使用中のNIV機をそのまま使えるのか? (特集 非侵襲的呼吸管理の実践講座 : 酸素療法からハイフロー,NIVまで症例で学ぶ) -- (急性Ⅱ型呼吸不全)
- 富井 啓介,坪井 知正,仁多 寅彦,蝶名林 直彦,門脇 徹,北島 尚昌,福井 基成,永田 一真,堀江 健夫,阿部 博樹,奥田 みゆき,丞々 弥生
- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28(2), 291-297, 2019
- … 剖学的死腔の洗い出し,相対湿度100%の加湿,呼気時陽圧換気,低侵襲のインターフェイス,高流量システムによる安定したF<sub>I</sub>O<sub>2</sub>供給などにより,COPD,気管支拡張症,拘束性換気障害などで有効性が期待される.特にCOPDに関しては夜間就寝中の使用で夜間及び日中のPaCO<sub>2</sub>低下,QOL改善,増悪抑制などがランダム化比較試験で示されており,PaCO<sub>2</sub>が 45 …
- NAID 130007791059
- 重症心身障害者の脊柱変形と呼吸器感染症との関連性について
- 飛澤 翔,佐伯 玲子,奥山 佑香,中谷 洸斗,横井 裕一郎,木村 一志
- 理学療法学Supplement 46S1(0), J-80_1-J-80_1, 2019
- … <p>【はじめに】重症心身障害者(以下,重症者)では,異常な筋緊張や運動パターンなどにより多くの場合,脊柱の変形を伴う.森らの研究では,脊柱変形は重症児・者の拘束性換気障害の因子の一つとされており,またAndrzejらの研究では軽度脊柱側弯児では側弯の増加と胸椎部の生理的後弯の減少が肺活量を減少させると報告している.</p><p>重症者の死亡原因として肺炎やその他の呼吸疾患は全体の半 …
- NAID 130007694319
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- この換気器官である肺が、何らかの原因で拘束され、十分な換気が行われなくなる障害を、拘束性換気障害と言います。 肺の換気機能とは、肺が伸縮することによって空気の出し入れをするのであって、何らかの疾患によってその伸縮性が
- 拘束性換気障害とは、肺胞壁が肥厚して肺の弾力がなくなることで、肺の容積が小さくなり充分に拡張しない病態のことをいいます。
- 拘束性換気障害 拘束性換気障害とは、肺実質、胸膜、胸壁などの疾患(肺線維症や胸部拡張不全、肺炎など)により肺の拡張が障害された状態を指す。 拘束性換気障害は以下も特徴と言える。
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★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の女性。発熱、咳嗽および呼吸困難を主訴に来院した。1週間前の7月初めに咳嗽が出現し、3日前から37℃台の発熱があり、昨日から呼吸困難も伴ったため受診した。3年前から毎年6月初旬から8月にかけて同様の症状を起こし、昨年も入院加療している。3年前から築25年のアパートに暮らしており、室内には趣味の観葉植物が多くあるという。両側胸部にfine cracklesを聴取し、胸部エックス線写真ではびまん性散在性粒状陰影を認める。Trichosporon asahii特異抗体が陽性である。
- この患者で認められる可能性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A023]←[国試_113]→[113A025]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [096H018]←[国試_096]→[096H020]
[★]
- 96
- 35歳 女性
- 【主訴】息切れ
- 【現病歴】6ヶ月から次第に増悪する息切れを訴え来院。息切れは進行しており、今では同年代の人に比べ階段を登ったり平地を歩くのがおそい。3ヶ月間空咳が出現してきている。
- 【既往歴】喘息(子供の頃、中等度)
- 【家族歴】父:40歳時に胸部疾患(chest problem)で死亡(と、この患者は思いこんでいる)。
- 【服用薬】パラセタモール。やせ薬は過去に使ったことがある
- 【嗜好歴】タバコ:吸わない。飲酒:週に10 units以下。
- 【職業歴】印刷会社(学校卒業後ずっと)
- 【生活歴】8歳と10歳の子供がいる。ペットとして自宅にネコとウサギを飼育している。
- 【身体所見】
- バチ指、貧血、チアノーゼは認めない。心血管系正常。呼吸器系で、両側性に肺拡張能低下。胸部打診音、および触覚振盪音は正常。聴診上、両肺の肺底部に呼気終期年発音を聴取する。
- 【検査所見】
- 呼吸機能試験
- 測定値 予測値
- FEV1(L) 3.0 3.6-4.2
- FVC(L) 3.6 4.5-5.3
- FER(FEV1/FVC)(%) 83 75-80
- PEF(L/min) 470 450-550
- 胸部単純X線写真
- 胸部単純CT(肺野条件)
- Q1 診断は?Q2 追加の検査と治療法
- (解説)
- ・6ヶ月から次第に増悪する息切れ
- ・本当に6ヶ月から息切れが始まったかは分からない!!実際にはもっと前から存在する可能性を考えよう。
- ・喘息の既往歴 → また喘息か・・・
- ・聴診上笛音 weezingなく、また呼吸機能検査で閉塞性肺障害は認められず否定的
- ・職業性喘息 ← 肺の疾患では職業歴が重要なんだよ、うん。
- ・職業に関連した特定の物質に曝露され引き起こされる気管支喘息。
- ・気管支喘息だと閉塞性換気障害でしょっ。
- ・本症例の病態
- ・拘束性病変(restrictive problem):拡張制限 + ラ音(呼気時に閉鎖していた気道の再開通によるラ音。このラ音は(1)肺が硬い+(2)肺容量低下による起こるんじゃ)
- ・呼吸機能検査の結果
- ・中等度の拘束性換気障害(FEV1とFVCの低下、slightly high ratio)
- → 硬い肺と胸郭を示唆している → 肺コンプライアンス低下じゃな。
- → 拡散能低下が予想される。
- ・胸部単純X線写真
- ・小さい肺野、中肺野~下肺野にかけて結節性網状陰影(nodular and reticular shadowing)を認める ← 教科書的には「線状網状影」
- ・HRCT
- ・胸膜下嚢胞形成(subspleural cyst formationの直訳。教科書的には「胸膜直下の蜂巣肺所見」)を伴う線維化
- これらの所見→diffusing pulmonary fibrosis(fibrosing alveolitis)
- ・肺の線維化病変を見たら限局性かびまん性かを見なさい!マジで?
- ・びまん性:diffuse fine pulmonary fibrosis
- ・原因:膠原病、薬剤性、中毒性、特発性
- ・限局性:例えば肺炎感染後の瘢痕
- ・IPF
- ・まれに家族性の病型有 → 本症例で父がchest problemで無くなっている事と関連があるかもしらん。
- ・IPFの良くある病型:UIP + CT上胸膜下に認められる蜂巣肺
- ・膠原病に合併する場合、NSIPの様に広い範囲に斑状の病変が出現
- ・CT上、ground glass shadowingに見える所はactive cellular alveolitisであり、反応に反応する確率が高いことと関連している。
- ・追加の検査の目的:原因と合併症の検索、肺生検施行の有無を決定
- ・肺生検:経気管支鏡生検は試料が少ないために負荷。VATは良く使用されており、若年の肺組織を得るのに適切な方法。
- ・治療
- ・低用量~中等量の副腎皮質ステロイド ± 免疫抑制薬(アザチオプリン):数ヶ月経過観察し、反応性を観察。
- ・UIP症例でこのレジメンに対する反応性は乏しく、治療による利益より重大な副作用を起こさないことが重要
- ・アセチルシステイン:anti-oxidant
- ・予後を改善するというエビデンス有り
- ・ステロイド+アザチオプリン+アセチルシステインというレジメンで用いられることがある
- ・肺移植
- ・本症例の様にナウでヤングな患者には適応を考慮しても良い
- ・予後
- ・疾患の進展速度は症例により様々
- ・6ヶ月で死亡する急性増悪も起こることがある。
- Progression rates are variable and an acute aggressive form with death in 6 months can occur.
- ・UIP症例では多くの場合2~3年かけて確実に進行していく。
- ■glossary
- clubbing n. バチ指
- restrictive ventilatory defect 拘束性換気障害
- transfer factor = 拡散能/拡散能力 diffusion capacity
- subpleural bleb 胸膜下嚢胞
- diffuse fine pulmonary fibrosis びまん性微細肺線維症
- warrant vt. (正式)(SVO/doing)S(事)からするとO(事)は「~することは」当然のことである(justify)
- relevant adj. 直接的に関連する、関連性のある(to)
- ground glass すりガラス
- 'ground glass' shadowingすりガラス陰影
[★]
- 英
- interstitial pneumonitis, interstitial lung disease, pneumonitis, interstitial pneumonia
- 同
- びまん性間質性肺炎 diffuse interstitial pneumonia、びまん性線維性肺胞炎 diffuse fibrosisalveolitis、肺臓炎 pneumonitis
- 関
- 肺炎、間質性肺疾患
間質性肺炎と実質性肺炎
- 実質性肺炎・・・いわゆる肺炎。実質(肺胞上皮細胞および肺胞腔)の炎症。区域性の分布
- 間質性肺炎・・・実質の間を埋める間質が炎症の場。胞隔炎。びまん性の分布
定義
- 間質(肺胞壁や細気管支、細動静脈周囲など)を病変の主座とする炎症性疾患に対する病理組織学的総称。大葉性・小葉性肺炎(肺胞、肺胞道などの気腔内への滲出性病変)に対比して用いられる。
検査
病因による分類
- 間質性肺炎を来す疾患として、塵肺(無機塵・有機塵、エアロゾル?)、膠原病(PSS, SLE, RAなど)、感染症(ウイルス感染、細菌感染)、薬物誘起性肺炎、放射線肺炎など
[★]
- 英
- restrictive lung disease
- 同
- 拘束性疾患
- 関
- 拘束性換気障害
定義
病態
- コンプライアンスC↓ = 弾性仕事が増加する (TP.353)
関連する疾患
[★]
- 英
- vital capacity percentage %VC ←VC%は別の意味を示す・・・はず、なので注意
- 関
- 拘束性肺疾患
[★]
- 英
- ventilatory impairment ventilatory disturbance
- 同
- 肺換気異常 pulmonary ventilation impairment abnormal pulmonary ventilation ventilatory disturbance of lung ventilatory disturbance of the lungs
- 関
- フローボリューム曲線
[show details]
換気障害パターンと疾患 LAB.1634
- 拘束性障害(拘束性換気障害):FVCが正常の80%以下
-
- 閉塞性障害(閉塞性換気障害):FEV1.0% 70%以下
[★]
- 英
- disorder、impairment、dysfunction、damage、difficulty、(妨げ)barrier、impediment、obstacle、disturbance、foe、(化学)hindrance、disorder、impair、lesion
- 関
- 妨げ、撹乱、関門、機能障害、機能不全、困難、傷害、障壁、損なう、損傷、ダメージ、破壊、破損、バリヤー、病変、不安、妨害、乱れ、無秩序、機能異常症、敵、疾患、バリア、バリアー、機能異常、機能不全症
[★]
- 英
- ventilation
- 関
換気(環境)
換気(肺)
肺の換気の分布(SPU. 21-22)
- 吸気は各肺胞に均等に分布しない。胸腔内圧は肺の上部ほどより陰圧となるために、肺尖部の肺胞および気道の径は常に肺底部より大きくなる。このため、肺尖部の方が換気が良好であり、肺胞内酸素分圧が高い。
[★]
- 英
- restraint、commitment、confinement、immobilization、restrain、confine、imprison
- 関
- 限局、限定、固定化、制限、不動化、抑制、預託、関係づけ、傾・、献身、コミットメント、収監
[★]
- 英
- restrictive