抗HBs人免疫グロブリン

出典: meddic

ヘパトセーラヘブスブリンIHヘブスブリン乾燥HBグロブリン
血液製剤類
HBsヒト免疫グロブリン

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • B型肝炎ワクチン(HBワクチン)と抗HBs人免疫グロブリン(HBIG)の適応と効果--我が国におけるB型肝炎ウイルス(HBV)感染予防対策の現状と課題 (新時代のウイルス性肝炎学--基礎・臨床研究の進歩) -- (B型肝炎ウイルス感染とその予防対策)
  • 小方 則夫,舟田 久,青柳 豊
  • 日本臨床 69(-) (999), 408-416, 2011-05
  • NAID 40018838508

関連リンク

一般社団法人 日本血液製剤機構 正式ホームページ。日本赤十字社血漿分画部門と株式会社ベネシスは日本の血漿分画事業のさらなる発展を目指し統合しました。 ... この「医療関係者向け情報」では、弊社医療用医薬品を適正に御使用 ...
特殊免疫グロブリン製剤 ある特定の抗体を多く含んだ免疫グロブリン製剤です。国内では以下の3種類の製剤が使用されています。 ① 抗HBs〔エイチビーエス〕人免疫グロブリン(HBIG) B型肝炎は、血液や体液を介して感染し、肝炎を ...
抗HBs人免疫グロブリン製剤を投与することにより、肝移植後のB型肝炎の再発や発症を抑えることができます。 抗HBs人免疫グロブリン製剤とは 抗HBs人免疫グロブリン製剤は、人の血液の中に含まれるB型肝炎ウイルスを攻撃する抗体を ...

関連画像

乙肝抗体会不会消失ketsueki_bunga_photo4.jpg いる免疫グロブリン製剤の種類抗HBs人免疫グロブリン製剤  抗HBs人免疫グロブリン製剤の

添付文書

薬効分類名

  • 血漿分画製剤

販売名

  • ヘブスブリンIH静注1000単位

組成

有効成分〔1瓶(5mL)中〕

  • 抗HBs抗体 1,000単位

添加物〔1瓶(5mL)中〕

  • D-ソルビトール 250mg,水酸化ナトリウム 適量,塩酸 適量

備考

  • 抗HBs抗体は,ヒト血液に由来する.
    (採血国:米国,採血の区別:非献血)

禁忌

  • 本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者HBs抗原陽性者(肝移植施行患者を除く.)

効能または効果

  • HBs抗原陽性血液の汚染事故後のB型肝炎発症予防
  • HBs抗原陽性のレシピエントにおける肝移植後のB型肝炎再発抑制
  • HBc抗体陽性ドナーからの肝移植後のレシピエントにおけるB型肝炎発症抑制
  • 本剤は効能・効果に応じて以下のとおり投与する.
    なお,本剤は直接静注するか,又は日本薬局方生理食塩液など中性に近い補液に混じて点滴静注する.直接静注する場合は,きわめて徐々に行うこと.

1.HBs抗原陽性血液の汚染事故後のB型肝炎発症予防

  • 通常,成人に対して,1回1,000〜2,000単位(5〜10mL)を使用する.
    小児には1回32〜48単位(0.16〜0.24mL)/kg体重を使用する.
    投与の時期は事故発生後7日以内とする.なお,48時間以内が望ましい.

2.HBs抗原陽性のレシピエントにおける肝移植後のB型肝炎再発抑制

  • 通常,成人には,無肝期に5,000〜10,000単位(25〜50mL),術後初期に1日当たり2,000〜10,000単位(10〜50mL)を投与する.小児には,無肝期に100〜200単位(0.5〜1mL)/kg体重,術後初期に1日当たり40〜200単位(0.2〜1mL)/kg体重を投与する.術後初期の投与は7日間以内とする.その後,患者の状態に応じ血中HBs抗体価200〜1,000単位/L以上を維持するように投与する.

3.HBc抗体陽性ドナーからの肝移植後のレシピエントにおけるB型肝炎発症抑制

  • 通常,成人には,無肝期に10,000単位(50mL),術後初期に1日当たり10,000単位(50mL)を投与する.小児には,無肝期に200単位(1mL)/kg体重,術後初期に1日当たり200単位(1mL)/kg体重を投与する.術後初期の投与は7日間以内とする.その後,患者の状態に応じ血中HBs抗体価200単位/L以上を維持するように投与する.
  • 点滴静注により投与することが望ましい.直接静注する場合はきわめて徐々に行うこと(低・無ガンマグロブリン血症の患者には注意すること).
  • 肝移植患者に対して本剤を大量投与する場合,必要投与量を直接又は生理食塩液等中性に近い補液に混じ,30分〜60分以上かけてシリンジポンプ等を用いて静注するか又は点滴静注し,経過を十分に観察すること.
  • 肝移植患者に使用する場合,血中HBs抗体価の低下によるB型肝炎再発又は発症を防ぐため患者の状態に応じて適宜血中HBs抗体価を測定し,本剤の投与量及び血中HBs抗体価の測定間隔を調節すること.特に、血中HBs抗体価に影響を与える因子(術前のHBV-DNA量、術中の出血量,術後の腹水貯留・ドレナージ等)が患者毎に異なっている術後早期並びに患者の肝機能に変化が生じた際には頻回に血中HBs抗体価を測定することが望ましい.

慎重投与

  • IgA欠損症の患者〔抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある.〕腎障害のある患者〔腎機能を悪化させるおそれがある.〕溶血性・失血性貧血の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない.感染した場合には,発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある.〕免疫不全患者・免疫抑制状態の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない.感染した場合には,持続性の貧血を起こすことがある.〕

重大な副作用

ショック(頻度不明)

  • ショックを起こすことがあるので,観察を十分に行い,呼吸困難,喘鳴,胸内苦悶,血圧低下,脈拍微弱,チアノーゼ等が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.

薬効薬理

  • 血中に入ったB型肝炎ウイルス(HBV)は肝細胞に取り込まれ増殖する.本剤を投与すると,血中に存在しているHBVは肝細胞に取り込まれる前に血流中で抗HBs抗体により中和処理される.なお,HBVが肝細胞に侵入した後では,本剤を受動免疫をして投与しても効果は期待できない.


★リンクテーブル★
先読みヘブスブリンIH」「ヘブスブリン」「乾燥HBグロブリン
リンク元免疫グロブリン」「血液製剤類」「HBsヒト免疫グロブリン」「ヘパトセーラ
関連記事免疫」「グロブリン」「リン」「H」「人免疫グロブリン

ヘブスブリンIH」

  [★] 抗HBs抗体

免疫グロブリン


ヘブスブリン」

  [★] HBsヒト免疫グロブリン


乾燥HBグロブリン」

  [★] HBsヒト免疫グロブリン


免疫グロブリン」

  [★]

immunoglobulin, Ig
抗体
HBグロブリンヴェノグロブリンガンマーグロブリンガンマガードガンマグロブリングロブリングロベニン-IサイモグロブリンサングロポールゼットブリンテタノセーラテタノブリンテタノブリンIHはぶ抗毒素ヒスタグロビンベニロン-IヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリンIHポリグロビンまむし抗毒素抗Dグロブリン抗D人免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン破傷風グロブリン
免疫T細胞受容体リンパ球抗原受容体
IgMIgDIgGIgAIgE

構造

  • H鎖とL鎖からなり、Igドメインをそれぞれ4つ(IgMIgEは5つ)、2つもつ。

胎児の免疫グロブリン

  • 胎児は母胎より免疫グロブリンをもらうが、生後六ヶ月で消失する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)
  • 自分で抗体を作る能力は3-6歳で完成する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)

免疫グロブリンの特性 (IMM.161)

抗体 IgG1 IgG2 IgG3 IgG4 IgM IgA1 IgA2 IgD IgE
重鎖 γ1 γ2 γ3 γ4 μ α1 α2 δ ε
分子量 146 146 165 146 970 160 160 184 188
補体活性化(古典的経路) ++ + +++ - ++++ - - - -
補体活性化(代替経路) - - - - - + - - -
胎盤通過 +++ + ++ ± - - - - -
食細胞FcRへの結合 + - + ± - + + - +
肥満細胞好塩基球への結合 - - - - - - - - +++
staphylococcal Protein Aとの反応性 + + ± + - - - - -

免疫グロブリンの遺伝子再構成 (IMM.144)

多様性の獲得機構

  • 多数のV遺伝子
  • VJとJDV遺伝子の組み換え
  • 組み換え時の不正確性(塩基欠損、付加、N塩基)(CDR3)
  • 体細胞突然変異(CDR1,CDR2)
  • H鎖とL鎖の組み合わせ

シグナル伝達

基準値

小児基準値研究班(編):日本人小児の臨床検査基準値。日本公衆衛生協会、1997
SPE.704
  IgG IgA IgM
1ヶ月 400 ~ 1030 ー ~ 24 21 ~ 96
6ヶ月 290 ~ 950 8 ~ 50 46 ~ 176
1歳 460 ~ 1220 470 ~ 1210 16 ~ 128 14 ~ 98 57 ~ 260 81 ~ 314
3歳 530 ~ 1340 540 ~ 1340 25 ~ 174 22 ~ 150 63 ~ 279 86 ~ 332
6歳 630 ~ 1490 650 ~ 1530 45 ~ 258 38 ~ 238 72 ~ 305 92 ~ 353
12歳 750 ~ 1660 790 ~ 1740 71 ~ 352 63 ~ 373 72 ~ 306 100 ~ 380
成人 680 ~ 1620 84 ~ 438 380 ~ 1620

臨床関連

免疫グロブリンの量的変化による疾患




血液製剤類」

  [★]

商品


HBsヒト免疫グロブリン」

  [★]

抗HBsヒト免疫グロブリン human anti-HBs immunoglobulin HBIG
乾燥HBグロブリン抗HBs人免疫グロブリンヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリン-I
B型肝炎B型肝炎ウイルス



ヘパトセーラ」

  [★]

HBsヒト免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン


免疫」

  [★]

immunity, immune
免疫系

免疫の種類 (PT.246-251)

  主に関与するリンパ球 働き リンパ節での局在
細胞免疫 T細胞 (1)免疫の活性化 傍皮質
(2)抗原を有する細胞への攻撃
液性免疫 B細胞 抗体産生 皮質

T細胞の種類

細胞の種類 補レセプター 抗原を提示する細胞 MHC抗原
キラーT細胞(Tc) CD8 抗原提示細胞 MHCクラスI
ヘルパーT細胞(Th) CD4 全ての細胞 MHCクラスII

ヘルパーT細胞の種類

T細胞 関連する因子 産生する物質 機能
Th1 IL-12

 増殖

IL-2,IFN-γなど 細胞性免疫を促進'

 (1)キラーT細胞NK細胞マクロファージを活性化  (2)遅延型過敏反応により自己免疫疾患に関与

Th2 IL-4

 Th→Th2

IL-4,IL-5,IL-6,IL-10など 液性免疫を促進'

 (1)B細胞好酸球肥満細胞に作用。  (2)即時型アレルギーに関与



グロブリン」

  [★]

globulin (Z)
ヴェノグロブリンガンマーグロブリンガンマガードガンマグロブリングロブリングロベニンサイモグロブリンサングロポールゼットブリンテタノセーラテタノブリンテタノブリンIHヒスタグロビンベニロンヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリンIHポリグロビン乾燥HBグロブリン乾燥はぶ抗毒素乾燥まむし抗毒素抗Dグロブリン抗D人免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン破傷風グロブリン
アルブミンフィブリノーゲン
  • 肝臓で産生される

機能 (PT.234)

  • α1-グロブリン
    • 組織分解産物や脂質を運搬
  • α2-グロブリン
    • ビタミンやホルモンを運搬
    • α2-グロブリンの一種であるハプトグロビンは溶血により生じたヘモグロビンを捕捉し、尿細管の閉塞を防ぐ
  • βグロブリン
  • γグロブリン


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





H」

  [★]

WordNet   license wordnet

「the 8th letter of the Roman alphabet」
h

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「hydrogenの化学記号」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「鉛筆の硬度 / 《俗》heroin」


人免疫グロブリン」

  [★]

human immunoglobulinhuman normal immunoglobulin
ヒト免疫グロブリン




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡