- 英
- human immunoglobulin、human normal immunoglobulin
- 関
- ヒト免疫グロブリン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 臨床研究・症例報告 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン(献血ヴェノグロブリンIH5%静注)の使用成績調査結果(第3報)解熱の冠動脈エコー異常所見の発現に及ぼす影響
- 臨床研究・症例報告 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン(献血ヴェノグロブリンIH5%静注)の使用成績調査結果(第2報)本剤投与後に川崎病患者に発現した発疹の検討
- 臨床研究・症例報告 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン(献血ヴェノグロブリンIH5%静注)の使用成績調査結果(第1報)本剤投与後に発現した発疹および副作用についての検討
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
抗Dグロブリン筋注用1000倍「ニチヤク」
組成
- 本剤は、ヒトの免疫グロブリンG中の「抗D(Rho)抗体」を含む凍結乾燥製剤で、1瓶中に下記の成分を含有する。
有効成分
添加物
添付溶解液
- 日本薬局方注射用水 2mL
- 本剤の主成分である「抗D(Rho)抗体」を含むヒトの免疫グロブリンGは、米国において採取された非献血血液を原料としている。
禁忌
1.[D(Rho)陽性の新生児及び妊産婦[本剤を投与すると溶血を起こす可能性がある。]
2.本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者
効能または効果
- D(Rho)陰性で以前にD(Rho)因子で感作を受けていない女性に対し、以下の場合に投与することにより、D(Rho)因子による感作を抑制する。
◇分娩後、流産後、人工妊娠中絶後、異所性妊娠後、妊娠中の検査・処置後(羊水穿刺、胎位外回転術等)又は腹部打撲後等のD(Rho)感作の可能性がある場合
◇妊娠28週前後
(1)本剤の注射にあたっては、事前に妊産婦のD(Rho)陰性を確認しておくこと。
(2)本剤は、新生児がD(Rho)陽性である場合、胎児・新生児の父親がD(Rho)陽性である場合、又は父親がD(Rho)陰性であることが不明であり、胎児・新生児もD(Rho)陰性であることが不明の場合も、妊産婦に投与すること。
====(3)本剤はD(Rho)因子に未感作のD(Rho)陰性の妊産婦に投与するこ
と。既にD(Rho)因子で感作され、抗D(Rho)抗体を持っている婦人(分娩前の本剤投与により受動抗D(Rho)抗体を持っている婦人を除く)及びD(Rho)陰性の新生児を分娩した婦人には、本剤投与による予防は無効であるため、投与しないこと。====
(4)妊娠28週前後及び妊娠に関連したD(Rho)感作が疑われる場合の妊娠中の投与に加え、新生児がD(Rho)陽性の場合、分娩後にも産婦へ本剤投与を行うこと。
- 本剤は、1瓶を添付の溶解液(日本薬局方注射用水)2mLに溶解し、効能・効果に応じて以下のとおり投与する。
◇分娩後、流産後、人工妊娠中絶後、異所性妊娠後、妊娠中の検査・処置後又は腹部打撲後:
72時間以内に本剤1瓶を筋肉内に注射する。
◇妊娠28週前後:
本剤1瓶を筋肉内に注射する。
慎重投与
IgA欠損症の患者
- [抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。]
溶血性・失血性貧血の患者
- [ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
免疫不全患者・免疫抑制状態の患者
- [ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
重大な副作用
- ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、悪心、嘔吐、発汗、四肢冷感、血圧低下等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 胎児又は新生児のD(Rho)陽性赤血球抗原がD(Rho)陰性の母体に移行し、抗D(Rho)抗体が産生される前に本剤を筋肉内投与することにより、D(Rho)陰性妊産婦の母体血中に移行したD(Rho)陽性赤血球を破壊しD(Rho)感作を防止する。これにより、次回妊娠時の新生児溶血性疾患の発症を防ぐことができる。1〜3)
★リンクテーブル★
[★]
人免疫グロブリン、ヒスタミン二塩酸塩(ヒスタミン)
[★]
人免疫グロブリン
- 関
- human immunoglobulin
[★]
- 商
- ヘパトセーラ、ヘブスブリンIH、ヘブスブリン、乾燥HBグロブリン
- 関
- 血液製剤類
- →HBsヒト免疫グロブリン
[★]
- 関
- 免疫グロブリン
[★]
- 英
- freeze-dried ion-exchange-resin treated human normal immunoglobulin
[★]
- 英
- immunity, immune
- 関
- 免疫系
免疫の種類 (PT.246-251)
T細胞の種類
ヘルパーT細胞の種類
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- globulin (Z)
- 商
- ヴェノグロブリン、ガンマーグロブリン、ガンマガード、ガンマグロブリン、グロブリン、グロベニン、サイモグロブリン、サングロポール、ゼットブリン、テタノセーラ、テタノブリン、テタノブリンIH、ヒスタグロビン、ベニロン、ヘパトセーラ、ヘブスブリン、ヘブスブリンIH、ポリグロビン、乾燥HBグロブリン、乾燥はぶ抗毒素、乾燥まむし抗毒素、抗Dグロブリン、抗D人免疫グロブリン、抗HBs人免疫グロブリン、破傷風グロブリン
- 関
- アルブミン、フィブリノーゲン
機能 (PT.234)
- α1-グロブリン
- α2-グロブリン
- ビタミンやホルモンを運搬
- α2-グロブリンの一種であるハプトグロビンは溶血により生じたヘモグロビンを捕捉し、尿細管の閉塞を防ぐ
- βグロブリン
- γグロブリン