抗生物質起因性大腸炎

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antibiotic-associated colitis
偽膜性腸炎偽膜性大腸炎偽膜性小腸結腸炎薬剤性大腸炎


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和文文献

  • 抗生物質起因性大腸炎 (特集 下痢・便秘--臨床現場で役立つ診療マニュアル) -- (注目される病態)
  • 抗生物質起因性大腸炎

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抗生物質起因性大腸炎の診断は、便のサンプルからクロストリジウム‐ディフィシルの 産生する毒素が同定されると確定します。この毒素は軽症の抗生物質起因性大腸炎の 約20%にみられ、重症では90%以上にみられます。毒素の検出には、便サンプルを2〜 3 ...
薬剤起因性腸炎を起こす薬剤としては抗生剤が最も多く、その他の薬剤では非 ステロイド性消炎鎮痛薬、抗がん薬、免疫抑制薬、重金属製薬、経口避妊薬などが あります。 偽膜性腸炎の原因は、抗生剤(とくにセフェム系やリンコマイシン系)の服用 により腸内 ...

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偽膜性大腸炎 内視鏡所見抗生物質起因性急性出血性 抗生物質起因性急性出血性 虚血性大腸炎


★リンクテーブル★
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関連記事大腸」「生物」「物質」「起因」「抗生物質

偽膜性腸炎」

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pseudomembranous enterocolitis, pseudomembranous enteritis
enterocolitis pseudomembranacea
偽膜性大腸炎 pseudomembranous colitis PMC


まとめ

  • 抗菌薬の投与後に下痢や腸炎をきたす疾患であり、偽膜性腸炎の90%はClostridium difficileによるとされる。危険因子として長期入院、高齢、基礎疾患、抗菌薬、電子直腸体温計、経腸栄養、外科手術、腸管の蠕動運動が関与しており、原因となるClostridium difficileは内因性と外因性の両方が関与している。原因となる抗菌薬には第3世代のセフェム系(セフトリアキソン、セフタジジム、セフォタキシム)が多く、クリンダマイシン、アンピシリンも原因となる。発症は抗生物質の摂取から数日後である。症状は無症状から劇症型腸炎まで幅広い。また、発熱、腹痛、白血球増加が認められる(感染症で白血病領域まで白血球が増加する疾患は偽膜性腸炎と百日咳)。このほか、悪心、倦怠感、低蛋白血症、大腸出血、大腸穿孔、腸軸捻転症もありうる。診断には「(1)過去60日以内に抗菌薬を使用歴がある」あるいは「(2)入院後72時間以上経過した後の下痢」を満たした上で、糞便からの毒素の検出・内視鏡による偽膜の確認を行う。治療は抗菌薬の中止、絶食、輸液をおこなう。薬物療法としてはバンコマイシンの経口投与が第一選択であり、第二選択はメトロニダゾールである。止痢薬は中毒性巨大結腸症を誘発させうるので禁忌とされる。(IRE.691 YN.A-70)

偽膜とはなんぞや

  • 黄白色をなし、フィブリン・壊死組織等からなる(YN.A-70)

症状

YN.A-70
  • 水様性下痢(時に血性)、腹部鈍痛、下腹部膨満感
  • 重症例:発熱・ショックなどの全身症状、低蛋白血症、低カリウム血症、中毒性巨大結腸症


偽膜性大腸炎」

  [★]

pseudomembranous colitis
Clostridium difficile-associated disease偽膜性腸炎大腸炎
  • first aid step1 2006 p.139,141,167,170,207
メトロニダゾールも?(Kaplan Q book)


antibiotic-associated colitis」

  [★]

抗生物質起因性大腸炎

pseudomembranous colitispseudomembranous enteritispseudomembranous enterocolitis


偽膜性小腸結腸炎」

  [★]

pseudomembranous enterocolitis
偽膜性腸炎偽膜性大腸炎抗生物質起因性大腸炎


薬剤性大腸炎」

  [★]

drug-induced colitis
抗生物質起因性大腸炎 antibiotic-associated colitis
大腸炎



大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮


生物」

  [★]

果肉生物学生物学的生物体生物学上肉体生命体生物的


物質」

  [★]

substancematerialmatter
実体問題問題になる材料重要なこと事項サブスタンス

起因」

  [★]

attributebe due toarise
帰する生じる性状特質起こる、原因である

抗生物質」

  [★]

antibiotic, antibiotics
抗菌薬抗ウイルス薬抗癌性抗生物質





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