抗狭心症薬

出典: meddic

antianginal agents, antianginal drug
狭心症

種類

硝酸薬

  • 冠血管スパズム緩解→酸素供給↑
  • 末梢血管拡張→心筋仕事量↓→心筋酸素需要↓

特徴

  • 小動脈より静脈を拡張させる → 前負荷の減少
  • 冠血管では、細い動脈より太い動脈を弛緩させる

β遮断薬

  • 心筋抑制→心筋仕事量↓→心筋酸素需要↓

Ca拮抗薬

  • 冠血管スパズム緩解→酸素供給↑ (SPC.226)
  • 心筋抑制→心筋仕事量↓→心筋酸素需要↓

作用機序

  • 電位依存性型Ca2+チャネルのαサブユニットに作用

その他の冠血管拡張薬

抗狭心症薬の使い分け

  労作時狭心症 安静時狭心症 不安定狭心症
硝酸薬
β遮断薬    
Ca拮抗薬    


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/11 16:07:53」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 症例から学ぶ循環器の薬剤治療ピットフォール(第2回)抗狭心症薬
  • 相川 大,羽田 勝征
  • サーキュレーション・アップ・トゥ・デート 3(2), 296-300, 2008-06
  • NAID 40016124771
  • P-144 経口血糖降下剤(SU剤)と抗狭心症薬ニコランジルの併用に関する調査(7.薬物相互作用・(基礎と臨床),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
  • 小林 庸子,石田 均,浅間 泉,永井 茂
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 14, 252, 2004-09-01
  • NAID 110006959610
  • 抗狭心症薬 (特集 循環器疾患治療に必要な薬の知識)
  • 石田 達郎,横山 光宏
  • ハートナーシング 16(8), 800-808, 2003-08
  • NAID 40005889482
  • 狭心症
  • 竹越 襄,金光 政右
  • 日本内科学会雑誌 91(3), 868-873, 2002-03-10
  • NAID 10008546956

関連リンク

特に安静型狭心症における冠スパズムに対して著明な効果を示す。それに加えて、後 負荷の軽減や心筋収縮力の低下による酸素消費量の減少もカルシウム拮抗薬の抗狭 心症作用を支える。カルシウム拮抗薬は薬物代謝酵素であるCYP3A4により代謝される ...
抗狭心症薬の分類と作用機序について。 ... 心拍数減少、心収縮力低下作用により心筋 の酸素消費を減少させることによって、抗狭心症作用を示す。 ... 冠血管拡張作用を 有するので、狭心症 特に冠動脈れん縮の関与する異型狭心症には重要な薬剤である。

関連画像

抗狭心症薬Ranolazineのadd-on 様々な狭心症の薬


★リンクテーブル★
リンク元循環器疾患」「ニコランジル」「カルシウム拮抗薬」「antianginal agent」「antianginal drug
関連記事狭心症」「

循環器疾患」

  [★]

cardiovascular disease

循環器疾患と治療薬

  強心薬 抗狭心症薬 抗不整脈薬 降圧薬
ジギタリス    
カテコラミン      
Naチャネル阻害薬      
Kチャネル阻害薬      
Ca拮抗薬  
α遮断薬      
β遮断薬  
αβ遮断薬      
硝酸薬      
その他血管拡張薬      
ACE阻害薬      
ATII受容体拮抗薬      
利尿薬      


ニコランジル」

  [★]

nicorandil
シグマートシルビノールニコランジスニコランタニコランマート
抗狭心症薬
  • 狭心症治療薬

構造

  • 硝酸エステル型のニコチン酸アミド系

作用機序

  • ATP感受性Kチャネルを開き、K+が細胞膜外に流出し過分極、そしてCaチャネルが閉じて(収縮できなくなる)弛緩する。
  • ニコランジルの摘出血管弛緩作用がATP感受性Kチャネル阻害剤あるいはグアニル酸シクラーゼ阻害剤で抑制されること28)、イヌ急性心不全モデルにおけるニコランジルの大動脈血流量増加作用などの心血行動態改善作用がATP感受性Kチャネル阻害剤で抑制されること29)、及びニコランジルが摘出血管のcGMP含量を増加させること30)から、本薬の血管拡張作用にはATP感受性Kチャネル開口作用とcGMP産生増加作用が関与する。 (シグマート注2mg/シグマート注12mg/シグマート注48mg)

薬理作用

  • 冠血管拡張作用
  • 抗狭心症作用
心収縮力↓→酸素の消費量↓
血管弛緩→末梢血管抵抗↓→心の前後負荷↓ (特に硝酸薬は静脈を弛緩させるので前負荷を軽減させる)
血管弛緩→スパズムを抑制する
  • 冠状動脈攣縮抑制作用

動態

適応

シグマート注2mg/シグマート注12mg/シグマート注48mg
  • 不安定狭心症
  • 急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)

注意

禁忌

シグマート注2mg/シグマート注12mg/シグマート注48mg
  • 1. 重篤な肝・腎機能障害のある患者[代謝・排泄機能が障害されるため、本剤は高い血中濃度で推移する可能性がある。]
  • 2. 重篤な脳機能障害のある患者[本剤により過度の血圧低下が生じた場合、脳機能障害に悪影響を及ぼす可能性がある。]
  • 3. 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者[本剤により血圧低下が生じ、これらの症状を悪化させる可能性がある。]
  • 4. Eisenmenger症候群又は原発性肺高血圧症のある患者[本剤により静脈還流量が減少し、血圧低下、心拍出量減少が強くあらわれる可能性がある。]
  • 5. 右室梗塞のある患者[本剤により静脈還流量が減少し、心原性ショックを招来する可能性がある。]
  • 6. 脱水症状のある患者[本剤により静脈還流量が減少し、心拍出量もさらに減少するため、心原性ショックを起こす可能性がある。]
  • 7. 神経循環無力症のある患者[神経的要因により生じる病態であるため、効果は不定である。]
  • 8. 閉塞隅角緑内障のある患者[眼圧を上昇させるおそれがある。]
  • 9. 本剤又は硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 10. ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)

副作用

  • 頭痛、血圧低下

相互作用

参考

  • シグマート注2mg/シグマート注12mg/シグマート注48mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2171406D1021_1_13/2171406D1021_1_13?view=body



カルシウム拮抗薬」

  [★]

calcium antagonist
カルシウムチャネル遮断薬 calcium channel blocker CCB calcium channel blockers CCBs, Ca2+ channel blockerカルシウムチャネル拮抗薬カルシウムチャネル阻害薬カルシウムチャネルブロッカー
カルシウムブロッカー, calcium blocker, Ca blockerカルシウム拮抗薬カルシウム阻害薬Ca拮抗薬
薬理学カルシウムチャネル

概念

  • 細胞膜の膜電位依存性Caチャネルに特異的に結合し、細胞内へのカルシウムの流入を減少させる作用を有する薬物の総称。

適応

分類

  • 第1世代
ベラパミル  verapamil  心臓
ジルチアゼム diltiazem  心臓 血管
ニフェジピン nifedipine    血管
  • 第2世代
  • 徐放化的製剤 ・・・剤形が変わる
  • 組織特異性・長時間作用
  • 第3世代 ↓
  • 生物学的利用能↑。血中半減期が長い
アムロジピン amlodipine

副作用

YN.C-64他
  • 1. 末梢血管拡張作用による頭痛、顔面紅潮、めまい
  • 2. 不整脈
  • ジルチアゼム、ベラパミル → 洞性徐脈、房室伝導障害
  • ニフェジピン → 反射性頻脈
  • 3. 下腿浮腫  ←  細静脈拡張せずに細動脈が拡張するため
  • 4. 歯肉肥厚

禁忌

  • 動物実験にて催奇形性がある→妊婦への使用は禁忌→胎児の形成が終わればO.K.




antianginal agent」

  [★]

  • 抗狭心症薬
antianginal drug


antianginal drug」

  [★]

  • 抗狭心症薬
antianginal agent

狭心症」

  [★]

angina pectoris AP
[[]]

定義

  • 冠動脈血量が不十分で、心筋の酸素需要に対して十分な酸素を供給できていないときに生じる胸痛発作 (SPC.226)

疫学

[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/05syoubyo/suiihyo24.html

病態

  • 血管が75%以上狭窄すると症状が出現してくるらしい。(参考1)
  • 負荷時の冠血流量は狭窄率が70%を越えると著明に低下する。安静時の肝血流は狭窄率が90%を越えると著明に低下する。(PHD.148)

症状

  • 胸痛(絞扼感、圧迫感)が数分持続。30分以上続く場合は心筋梗塞の疑い
  • 前胸部を締め付ける様な痛み。痛みの局在性は悪く、左肩、左内腕、顎、背部に放散する。背部痛や上腹部痛もありうる。
  • 糖尿病患者、高齢者(感覚低下あるいは認知症などによる)、精神病患者

分類

誘因

経過

発生機序

診断

問診

  • S: sudden onset : 突然発症
  • A: anterior chest pain: 前胸部痛
  • V: vagus pain : 不快な前胸部圧迫感
  • E: effort participation : 労作により誘発
  • N: nitroglycerin effective : ニトログリセリンが有効
  • S: short duration : 短時間発作

治療薬 (抗狭心症薬)

参考

  • 1.
http://www.agu-web.jp/~seminar/archives/2009/05/images/1256258430.pdf



薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡