急性拒絶反応

出典: meddic

acute rejection




hyperacute rejection Antibody mediated due to the presence of preformed antidonor antibodies in the transplant recipient.

Occurs within minutes after transplantation.

acute rejection Cell mediated due to cytotoxic T lymphocytes reacting against foreign MHCs.

Occurs weeks after transplantation. Reversible with immunosuppressants such as cyclosporin and OKT3.

chronic rejection Antibody-mediated vascular damage (fibrinoid necrosis);

Occurs months to years after transplantation. Irreversible.

UpToDate Contents

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和文文献

  • APP-089 ラット腎移植急性拒絶反応モデルにおいてCCR5/CXCR3 antagonistはT細胞およびマクロファージのrecruitmentを抑制する(総会賞応募ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • 角田 洋一,奥見 雅由,蔦原 宏一,阿部 豊文,矢澤 浩治,松浪 勝義,宮川 周士,貝森 淳哉,高原 史郎,野々村 祝夫
  • 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 337, 2011-03-20
  • NAID 110008612033
  • P021.生体肝移植7年後に難治性急性拒絶反応を来たした1例(一般演題,第47回日本小児外科学会九州地方会)
  • 村岡 いづみ,望月 響子,小坂 太一郎,曽山 明彦,日高 匡章,高槻 光寿,江口 晋,兼松 隆之
  • 日本小児外科学会雑誌 46(6), 987-988, 2010-10-20
  • NAID 110007817495
  • Mycophenolate mofetile 投与時の therapeutic drug monitoring : 生体肝移植後に繰り返し発症した急性拒絶反応の治療において有用であった1例
  • 増田 雄一,中澤 勇一,勝山 善彦,大野 康成,三田 篤義,浦田 浩一,池上 俊彦,宮川 眞一
  • 移植 45(4), 376-380, 2010-08-10
  • NAID 10027648780

関連リンク

移植後3ヶ月以内の導入期に発現することが多く、Tリンパ球が関与するため、細胞性拒絶反応と呼ばれています。最近では、免疫抑制薬の進歩により、その発生頻度は少なくなり、急性拒絶反応で移植腎を失うことは少なくなっています。
時期 症状 治療効果 急性 拒絶反応 移植後3ヵ月以内に起こる 急な腎機能の低下(血清クレアチニン上昇) 発熱、尿量減少、体重増加、血圧上昇、腎臓の腫れがみられることもある 免疫抑制薬が 効きやすい 慢性 拒絶反応 移植後3ヵ月 ...
適切な治療を行えばほとんどの急性拒絶反応は治療可能です。拒絶反応は移植した腎臓を自分の免疫の力で排除しようとする自然な反応です。人間の体は自分以外のもの(細菌、ウイルスなど)が体に進入すると病気にならないように ...

関連画像


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★リンクテーブル★
国試過去問100A039」「094A080
リンク元尿沈渣
関連記事拒絶反応」「反応」「拒絶」「急性

100A039」

  [★]

  • 41歳の男性。3週前に生体腎移植を受けた。術後経過は順調であったが2日前から軽度の発熱と移植腎部の疼痛とが出現し、尿量が減少した。意識は清明。体温37.4℃。血圧150/90mmHg。24時間尿量800ml。血清生化学所見:尿素窒素30mg/dl、クレアチニン2.1mg/dl、Na134mEq/l、K5.0mEq/l、Cl97mEq/l、胸部エックス線写真に異常を認めない。腹部超音波ドプラ検査で移植腎の腫大と腎血流の減少とを認める。腎盂腎杯の拡張像は認めない。考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100A038]←[国試_100]→[100A040

094A080」

  [★]

  • 腎移植について正しいのはどれ?

尿沈渣」

  [★]

urinary sediment
尿沈渣検査 urinary sediment examination尿沈液


概念

  • 尿中に含まれる各種の細胞、円柱、結晶、微生物などの有形成分。
  • 尿沈渣の検査は腎・尿路系疾患の診断、進行度、予後の推定を目的に行う。

検体

  • 検体は早朝起床時尿(早朝第一尿)の中間尿約10mL。早朝第一尿では円柱がみられやすい
  • 検体は採尿後1時間以内になるべく早く観察 → 室温2時間以上放置すると細菌が増殖し、アルカリ化が進む。尿路感染が分からなくなるうえ、円柱や細胞が崩壊して観察できない。
  • 古い尿やアルカリ性尿では血球、円柱、上皮細胞の崩壊が強く正しい判定ができないことがある。
  • 女性の場合、月経時における血液の混入、腟分泌物の混入(中間尿を採るようにしてもらう)

方法

  • 1. 新鮮尿10mLを尿沈渣用試験管にとり500Gで5分間遠心する
  • 2. 上清を捨て残液約0.2mLとする
  • 3. そのまま、あるいは尿沈渣用染色液を加えて混和する
  • 4. 1滴(15μl)をスライドガラスに載せカバーガラスをかけ鏡検する

観察方法

  • 光学顕微鏡
  • LPF(low power field 、弱拡大、100倍):3.14 mm2、7.27ul
  • HPF(high power field、強拡大、400倍):0.196 mm2、0.45ul

病的所見

  • 赤血球と白血球はそれぞれ5/HPF以上、硝子円柱は1/HPF以上、上皮細胞性円柱、顆粒円柱、蝋様円柱、脂肪円柱、赤血球円柱、白血球円柱の各種円柱類、異常結晶(ビリルビン、チロジン、ロイシン、コレステロール、シスチン、2,8-ジヒドロキシアデニンなど)、細菌、真菌、原虫、虫卵、腫瘍細胞の出現

判断基準

赤血球 ≧5個/HPF
白血球 ≧5個/HPF
上皮細胞(正常) 扁平上皮細胞をのぞく全て(移行上皮、尿細管上皮、円柱上皮)
上皮細胞(異常) すべて(卵円系脂肪体、多核巨細胞、封入体細胞)
異型細胞 癌細胞
大食細胞 ≧1個/HPF
円柱 <1個/HPFの硝子円柱をのぞく全て
粘液系 ≧1+
結晶 病的結晶(シスチン、チロシン、ロイシン、ビリルビン、コレステロール、DHA結晶)。正常結晶(尿酸結晶)で≧2+の時
細菌 ≧1+(>/HPFの桿菌)
真菌 すべて
原虫 すべて
寄生虫 すべて

OLM.53

尿沈渣成分の基準値
  強拡大視野あたり(/HPF)
赤血球数 1/4-7≧
白血球数 1-2/4-7≧
上皮細胞数 1/10≧
円柱 1/20≧

結晶 (LAB.217)

液性 成分 形態
酸性 尿酸 菱形 黄褐色
 
アルカリ性~酸性 シュウ酸カルシウム 正八面体  
リン酸カルシウム 板状、針状 灰白色
 
アルカリ性 炭酸カルシウム 顆粒状ダンベル型 無色~灰白色
リン酸アンモニウムマグネシウム 長方形 無色
尿酸アンモニウム 棘のある小円状 黄褐色~茶褐色
  • アルカリ性尿で見られる血症はウレアーゼ産生菌のプロテウスやクレブシエラなどによる尿路感染症でみられるが、正常尿でも見られうる。

病的意義のある結晶

液性 病的結晶成分 形態 疾患
  シスチン 正六角形板状構造 無色 シスチン尿症
ロイシン 円形放射状   重症肝障害
チロシン 針状  
ビリルビン 針状  
コレステロール 長方形板状 無色 ネフローゼ症候群

急性腎不全を背景とする場合

液性 病的結晶成分 形態 疾患
  尿酸     腫瘍崩壊症候群
シュウ酸カルシウム     エチレングリコール中毒

円柱 (LAB.214)

  • 硝子円柱は正常でも見られるので病的意義はない。尿量の少ないとき、運動後や利尿薬の使用時にみられる。
  上皮円柱 剥離した尿細管上皮細胞 尿細管の病変と尿細管腔の閉塞 ネフローゼ症候群急性尿細管壊死アミロイドーシス子癇移植腎急性拒絶反応
顆粒円柱 崩壊した上皮円柱中の尿細管上皮細胞   急性腎盂腎炎尿細管間質性腎炎糸球体腎炎
ろう様円柱 微細顆粒円柱が変性・脱水し均一無構造化 長期間の尿細管腔の局所的閉塞と無尿 慢性腎不全
血球円柱 赤血球円柱 赤血球が尿細管腔内で集結 糸球体の出血 糸球体腎炎(IgA腎症膜性増殖性腎炎巣状糸球体硬化症溶連菌感染後急性糸球体腎炎ループス腎炎など)、血管炎腎梗塞
白血球円柱 尿細管腔ないへの白血球の浸潤   急性腎盂腎炎尿細管間質性腎炎糸球体腎炎(溶連菌感染後急性糸球体腎炎膜性増殖性腎炎ループス腎炎ANCA関連腎炎など)
脂肪円柱 脂肪顆粒   重症ネフローゼ症候群、ループス腎炎糖尿病腎症



拒絶反応」

  [★]

rejectionallograft rejection, graft rejection, rejection reaction RR
拒否反応
臓器移植


YN.N-17改変

  反応時期 原因 治療
超急性拒絶反応 24時間以内 体液性 レシピエントの抗HLA抗体 移植臓器の摘出 免疫抑制薬無効
急性拒絶反応 1週間後~3ヶ月後 細胞性 レシピエント抗原提示細胞によるドナー抗原提示?   免疫抑制薬有効
慢性拒絶反応 3ヶ月後~ 体液性   再移植 免疫抑制薬無効
免疫抑制薬(シクロスポリンタクロリムス6-MPアザチオプリン)



反応」

  [★]

(生物)response、(化学)reactionrespondreactresponsive
応答応答性反応性返答



拒絶」

  [★]

rejectionrefusalrejectrefuse
拒絶反応拒否


急性」

  [★]

acute
急性的鋭い鋭形急性型




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