急性咽頭炎

出典: meddic

acute pharyngitis
カタル性咽頭炎 catarrhal pharyngitis
咽頭炎急性扁桃炎

病因の鑑別

IRE.475改変
  • 1. 非感染性
  • 2. 感染性
  • ウイルス
  • 細菌
  • 真菌

化膿性連鎖球菌 Streptococcus pyogenes A群β溶連菌による急性咽頭炎

治療

  • ペニシリン系抗菌薬:ペニシリンアレルギーがある場合には使えない。また病原体が不明であるときに投与すると、疾患が伝染単核球症の場合皮疹を生じさせてしまうので、これを否定できるまで投与しない。(IRE.999)
  • マクロライド系抗菌薬:クラリスロマイシンアジスロマイシン。日本ではマクロライド耐性溶連菌が多いらしい。(IRE.999)

国試


UpToDate Contents

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和文文献

  • 気道感染症のガイドラインをどう使いこなすか (特集 呼吸器感染症に向かう臨床医の決断力--なぜこの治療薬でいくか) -- (ガイドラインを臨床で活かすポイント--推奨薬に至る過程のあり方)
  • 急性咽頭炎・急性扁頭炎 (特集 感染症の外来診療--経口抗菌薬の上手な使い分け) -- (疾患・症例別にみる経口抗菌薬選択のベストアンサー)
  • 押谷 洋平,青柳 佳樹,青島 正大
  • 感染と抗菌薬 13(2), 145-149, 2010-06
  • NAID 40017173174

関連リンク

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★リンクテーブル★
先読み急性扁桃炎
国試過去問105H037」「102I071」「096D011」「100F013
リンク元A群溶血性連鎖球菌咽頭炎」「上気道感染」「咽頭痛
拡張検索エンテロウイルス急性咽頭炎
関連記事咽頭」「咽頭炎」「」「急性

急性扁桃炎」

  [★]

acute tonsillitis, acute angina
tonsillitis acuta
急性口峡炎 acute faucitis、扁桃性アンギナ angina tonsillaris
扁桃炎


105H037」

  [★]

  • 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
  • 7歳の女児。発熱咽頭痛とを主訴に来院した。
  • 現病歴   昨夕から発熱と咽頭痛とが出現した。咳嗽鼻汁はない。嚥下痛はあるが飲水は可能である。
  • 既往歴   ペニシリン系抗菌薬で全身に蕁麻疹を生じたことがある。
  • 家族歴   特記すべきことはない。
  • 現症    意識は清明。体温39.2℃。脈拍104/分、整。血圧98/62mmHg。眼球結膜に充血を認めない。白苔を伴う両側の扁桃腫大イチゴ舌とを認める。両側の前頭部に圧痛を伴う腫大したリンパ節を数個触知する。心音呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢と顔面とに皮疹や浮腫を認めない。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 470万、Hb 12.8g/dl、Ht 39%、白血球 14,500(好中球87%、好酸球1%、単球4%、リンパ球8%)、血小板 22万。血液生化学所見:尿素窒素 14mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl、AST 24IU/l、ALT 21IU/l、LD 325IU/l(基準280-588)、ALP 512IU/l(基準338-908)、Na 142mEq/l、K 4.2 mEq/l、Cl 101 mEq/l。CRP 9.2 mg/dl。
  • 投与すべき抗菌薬はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105H036]←[国試_105]→[105H038

102I071」

  [★]

  • 8歳の女児。発熱と発疹とを主訴に来院した。3日前から38℃台の発熱、咽頭痛および咳があり、2日前から体を痛がっていた。四肢と顔面との皮膚は発赤し、細かな点状出血様の小発疹を多数認める。口の周囲は顔面と比べて蒼白である。舌はイチゴ状に乳頭が腫脹し、咽頭に暗赤色の発赤と点状出血とを認める。扁桃は発赤腫大し、表面に滲出物を認め、綿棒で表面をこすると膿性粘液が得られる。結膜に発赤を認めない。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I070]←[国試_102]→[102I072

096D011」

  [★]

  • 32歳の男性。4日前から咽頭痛と発熱とがあったが放置していた。昨日から高熱が出現し、嚥下困難や開口障害を伴うようになってきたので来院した。
  • 血液所見:赤血球480万、Hb13.0g/dl、白血球13,600。
  • 血清生化学所見;AST(GOT)30単位(基準40以下)、ALT(GPT)28単位(基準35以下)。CRP 13.6mg/dl (基準0.3以下)。
  • 咽頭の写真を以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096D010]←[国試_096]→[096D012

100F013」

  [★]

  • 32歳の男性。発熱嚥下困難とを主訴に来院した。4日前から発熱咽頭痛とがあったが放置していた。昨日から高熱開口障害とが出現している。血液所見:赤血球480万、Hb. 3.0g/d. 、白血球13,600。血清生化学所見:AST30単位、ALT28単位。CRP13.6mg/d. 。咽頭部の写真と咽頭部造影CTとを以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


※国試ナビ4※ 100F012]←[国試_100]→[100F014

A群溶血性連鎖球菌咽頭炎」

  [★]

group A streptococcal pharyngitis
連鎖球菌性咽頭炎A群溶血性連鎖球菌
  • 急性咽頭炎で受診する多くの例はウイルス性で、本疾患は5-15%程度
  • Streptococcus pyogenesによる咽頭炎(上気道炎)
  • 5類感染症定点把握疾患
  • 感染から1~数週間後に起こりうるリウマチ熱や急性糸球体腎炎(溶連菌感染後急性糸球体腎炎)があるために診断が必要となる。
  • 症状:咽頭痛発熱で発症。消化器症状(嘔吐)がありうる
  • 身体所見:口蓋扁桃発赤・白苔付着、軟口蓋の点状出血、苺舌。全身の点状紅斑様、日焼け様の皮疹、口囲蒼白がみられる場合もある(猩紅熱)
  • 診断:センタースコア2点以上で迅速検査もしくは培養施行し陽性ならば治療。
  • 治療:ペニシリン系抗菌薬が第一選択で、治療期間は10日間。ペニシリンにアレルギーがある場合にはマクロライド系抗菌薬を考慮する。治療はリウマチ熱や化膿性合併症(扁桃周囲炎)の予防のために行われ、急性糸球体腎炎の予防効果は証明されていない

上気道感染」

  [★]

upper respiratory tract infection URTI, upper respiratory infection, URI
上気道感染症
急性咽頭炎
  • 腸重積:乳幼児で多く見られ、上気道感染、下痢が前駆症状となることがある。
  • 腸間膜リンパ節炎:主に幼児に見られ、上気道感染に続発することがある。


咽頭痛」

  [★]

sore throat, pharyngeal pain, pharyngodynia
[[]]

咽頭痛を示す主な疾患 (内科診断学第2版 p.339)



エンテロウイルス急性咽頭炎」

  [★]

enteroviral pharyngitis


咽頭」

  [★]

fauces, throat
pharynx (K)

咽頭の筋

咽頭の筋の一覧

咽頭筋





咽頭炎」

  [★]

pharyngitis, sore throat?
咽頭カタル pharyngeal catarrh
急性咽頭炎、慢性咽頭炎



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症


急性」

  [★]

acute
急性的鋭い鋭形急性型




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