尿糖

出典: meddic

urine sugar, urine glucose, sugar in urine
尿糖検査 test for glucose in urine、尿中ブトウ糖定量検査 quatitative measurement of urinary glucose、尿糖定量検査


基準値

  • 定量:0.029-0.257 g/日

尿糖が陽性となる血糖値

  • 血糖値が150-200 ないし 140-160 mg/dlを超えると尿糖陽性となる。

尿糖が陽性となる疾患 IMD.162

高血糖性糖尿 内分泌性 糖尿病、下垂体機能亢進症、
甲状腺機能亢進症、副腎機能亢進症
非内分泌性 肝疾患、中枢神経疾患
薬物性 ACTH、ステロイドホルモン、
アドレナリン、甲状腺ホルモン、
モルヒネ、精神安定薬
ストレス 感染症、手術、
麻酔、呼吸不全
食事性 胃切除後、過食
糖排泄閾値低下 重金属中毒 カドミウム、クロムなど
腎疾患 慢性腎炎、腎硬化症、
Fanconi症候群、ネフローゼ症候群
その他 腎性糖尿(先天性)、妊娠


和文文献

  • 当社経験データにおける要介護リスクの検討
  • 宮副 一郎
  • 日本保険医学会誌 111(2), 154-172, 2013-06-28
  • … 死亡リスクでは,喫煙習慣,体格(BMI),尿蛋白,尿糖,血圧,肝機能(AST),肝機能(ALT),白血球数,血小板数,胸部X線撮影の10因子が,要介護リスクでは,喫煙習慣,体格(BMI),血圧の3つのみが,有意なリスク因子として抽出された。 …
  • NAID 110009615541
  • 学校糖尿病検診 : 尿糖陽性者への対応 (特集 症例から学ぶ糖尿病) -- (症例から学ぶ)
  • SGLT阻害薬 (新臨床糖尿病学(上)糖尿病学の最新動向) -- (糖尿病の予防・管理・治療)
  • 池田 富貴,綿田 裕孝
  • 日本臨床 70(-) (1020(増刊3)), 716-720, 2012-05-00
  • NAID 40019325070
  • 血糖,尿糖,血中・尿中ケトン体,血中乳酸,血中ピルビン酸 (最新臨床糖尿病学(上)糖尿病学の最新動向) -- (糖尿病の検査・診断法)
  • 清水 一紀,石川 恵理,福田 哲也 [他]
  • 日本臨床 70(-) (1020(増刊3)), 433-437, 2012-05-00
  • NAID 40019324281

関連リンク

尿糖検査で陽性なら、糖尿病が疑われます。しかし、この検査だけでは糖尿病と判断 することはできません。さらに血糖検査やブドウ糖負荷試験を行い、空腹時血糖値が 140mg/dlをこえ、随時血糖値が200mg/dlを越える場合、糖尿病と見なされます。
尿糖とは、血液中のブドウ糖(血糖)が尿中に漏れ出てきたものです。尿糖検査は 糖尿病を見つけ出すスクリーニング検査として行なわれますが、この数値が陽性であっ ても必ずしも糖尿病とはいえません。
正常な状態ではブドウ糖は尿中に排泄されませんが、高血糖や腎障害時などで、陽性 になりやすいです。

関連画像


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★リンクテーブル★
先読みurine glucose
国試過去問104B050」「104B051」「107I069」「083A069
リンク元100Cases 27」「ビタミンC
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urine glucose」

  [★]


104B050」

  [★]

  • 次の文を読み、50-52の問いに答えよ。
  • 34歳の1回経産婦。妊娠31週5日に周産期管理目的で紹介され来院した。
  • 現病歴:   半年前に無月経を主訴として自宅近くの診療所を受診し、妊娠7週と診断された。診療所で健診を受けていたが、妊娠10週時に胎児頭殿長 CRLから分娩予定日が補正された。補正後の妊娠16週ころから尿糖陽性が時々認められていたが、27週時から尿糖強陽性(定性試験で3+)が出現したため29週時に75g経口ブドウ糖負荷試験 OGTTが施行された。負荷前値: 110mg/dl、1時間値: 204mg/dl、2時間値 168mg/dlであった。
  • 既往歴:   特記すべきことはない。耐糖能低下を指摘されたことはない。
  • 月経歴:   初経11歳。月経周期28日、整。持続5-6日。月経障害なし。
  • 妊娠・分娩歴:  25歳時に正常経腟分娩(妊娠39週、3,790g)。
  • 家族歴:   母が糖尿病。
  • 現 症:   意識は清明。身長156cm、体重76kg(妊娠前体重62.5kg、BMI 25.7)。体温37℃。脈拍88/分、整。血圧136/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。内診で胎児先進部は児頭で子宮口は閉鎖。超音波検査で子宮頚管長は4.2cmで胎児推定体重は2,200g(+1.8SD)、明らかな奇形は認めない。Biophysical profile scoreは10点である。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 305万、Hb 10.2 g/dl、Ht 31%、白血球 6,900、血小板 11万。血液生化学所見:血糖 148mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.2g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 7.8mg/dl、総コレステロール 240mg/dl、トリグリセリド 130mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、直接ビリルビン 0.5 mg/dl、AST 40IU/l、ALT 48IU/l、LD 320IU/l(基準176-353)、ALP 270IU/l(基準115-359)。
  • この患者で正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104B049]←[国試_104]→[104B051

104B051」

  [★]

  • 次の文を読み、50-52の問いに答えよ。
  • 34歳の1回経産婦。妊娠31週5日に周産期管理目的で紹介され来院した。
  • 現病歴:   半年前に無月経を主訴として自宅近くの診療所を受診し、妊娠7週と診断された。診療所で健診を受けていたが、妊娠10週時に胎児頭殿長 CRLから分娩予定日が補正された。補正後の妊娠16週ころから尿糖陽性が時々認められていたが、27週時から尿糖強陽性(定性試験で3+)が出現したため29週時に75g経口ブドウ糖負荷試験 OGTTが施行された。負荷前値: 110mg/dl、1時間値: 204mg/dl、2時間値 168mg/dlであった。
  • 既往歴:   特記すべきことはない。耐糖能低下を指摘されたことはない。
  • 月経歴:   初経11歳。月経周期28日、整。持続5-6日。月経障害なし。
  • 妊娠・分娩歴:  25歳時に正常経腟分娩(妊娠39週、3,790g)。
  • 家族歴:   母が糖尿病。
  • 現 症:   意識は清明。身長156cm、体重76kg(妊娠前体重62.5kg、BMI 25.7)。体温37℃。脈拍88/分、整。血圧136/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。内診で胎児先進部は児頭で子宮口は閉鎖。超音波検査で子宮頚管長は4.2cmで胎児推定体重は2,200g(+1.8SD)、明らかな奇形は認めない。Biophysical profile scoreは10点である。
  • 検査所見   尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 305万、Hb 10.2 g/dl、Ht 31%、白血球 6,900、血小板 11万。血液生化学所見:血糖 148mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.2g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 7.8mg/dl、総コレステロール 240mg/dl、トリグリセリド 130mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、直接ビリルビン 0.5 mg/dl、AST 40IU/l、ALT 48IU/l、LD 320IU/l(基準176-353)、ALP 270IU/l(基準115-359)。
  • 入院後の検査項目として重要でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104B050]←[国試_104]→[104B052

107I069」

  [★]

  • 58歳の女性。健康診断で尿糖を指摘され精査のため来院した。母親と姉とが糖尿病で加療中である。身長146cm、体重44kg。尿所見:蛋白(±)、糖3+、ケトン体2+。血液生化学所見:随時血糖302mg/dl、HbA1c(NGSP)7.8%(基準4.6~6.2)。
  • 現時点での検査として適切でないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107I068]←[国試_107]→[107I070

083A069」

  [★]

  • 全身性エリテマトーデスの患者で、経過観察中に臨床像が変化した。投与中の副腎皮質ステロイド薬の減量が適切な場合はどれか?
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

100Cases 27」

  [★]

☆case27 関節痛
症例
37歳 女性
主訴関節痛
現病歴:数ヶ月、膝の痛みがだんだん強くなっていると感じていた。痛みは手や足の小関節に多く、朝歩くときに最もこわばる。痛みはジクロフェナクを飲むと和らぐ。そのほかの症状として疲労感を感じ、最近体重が3ヶ月で4kg減っている。
喫煙歴:なし。
飲酒歴:機会飲酒
既往歴:なし
家族歴既婚子供は2人
服薬歴:ジクロフェナク
職業歴:legal sevretary
身体所見 examination
 顔貌 青白、臨床的貧血を認める。近位指節間関節中手指節関節 腫脹effusionを伴う疼痛中足趾節関節 圧痛。それ以外正常
検査 investigation
 血液検査
  Hb低下
  ESR上昇
  尿素軽度上昇
  クレアチニン軽度上昇
  正常白血球MCV血小板ナトリウムカリウムグルコースアルブミン
 尿検査
  蛋白(-)、尿糖(-)、潜血(-)、
問題
 本症例では診断とその根拠を考えるのは簡単なので、鑑別疾患をあげてその疾患特徴的症候列挙しましょう。
関節痛 DIF.283
 V Vascular
  血友病 hemophilia 血友病関節症(急性疼痛腫脹熱感(SOR.241)
慢性可動域の低下、変形関節周囲筋萎縮(SOR.241))。家族歴
  壊血病 scurvy 。生活環境。食事歴
  無菌性骨壊死 aseptic bone necrosis (Osgood-Schlatter diseaseとか)
 I Inflammatory
  感染性関節炎(細菌性関節炎(化膿性関節炎淋菌性関節炎結核性関節炎嫌気性菌関節炎 )、真菌性関節炎スピロヘータ関節炎(梅毒性関節炎ライム関節炎)、マイコプラズマ関節炎ウイルス関節炎)
 N Neoplastic disorders
  骨原性肉腫 osteogenic sarcoma
  巨細胞腫 giant cell tumors
 D Degenerative disorders
  degenerative joint disease
  変形関節osteoarthritis
 I Intoxication
  痛風 gout (uric acid)
  偽痛風 pseudogout (calcium pyrophosphate)
  ループス症候lupus syndrome of hydralazine (Apresoline) and procainamide
  gout syndrome of diuretics
 C Congenital and acquired malformations bring to mind the joint deformities of tabes dorsalis and syringomyelia and congenital dislocation of the hip. Alkaptonuria is also considered here.
 A Autoimmune indicates
  関節リウマチ RA
  血清病 serum sickness
  全身性エリテマトーデス lupus erythematosus
  リウマチrheumatic fever
  ライター症候群 Reiter syndrome
  潰瘍性大腸炎 ulcerative colitis
  クローン病=限局性回腸炎 regional ileitis
  乾癬性関節炎 psoriatic arthritis
  リウマチ性多発筋痛症 polymyalgia rheumatica
 T Trauma
 E Endcrine
  先端肥大症 acromegaly
  閉経 menopause
  糖尿病 diabetes mellitus
関節炎分類
炎症部位の数
 単関節炎痛風、偽痛風離断性骨軟骨炎血行性化膿性関節炎のほとんど
 多関節炎リウマチ疾患ウイルス疾患白血病での関節症状易感染性宿主における血行性化膿性関節炎
関節リウマチ
 診断基準
 関節症状
  朝のこわばり、疼痛腫脹関節の動揺、関節可動域制限、変形(手指足趾、膝関節)。(SOR.211)
  手指近位指節間関節(PIP関節)、中手指節関節(MP関節)。遠位指節間関節(DIP関節)に初発することは稀。(SOR.211)
  左右対称性に生じることが多い。手関節足趾、膝関節初発する。(SOR.211)
 関節症状
  全身症状発熱
  皮膚症状リウマトイド結節(肘の伸側、後頭部手指)
  眼症状:上胸膜炎(10日の経過治癒)、強膜炎(予後不良)。稀に角膜穿孔
  血液障害:(高頻度)貧血白血球減少(Felty病。DMARDs投与中の場合薬剤性骨髄抑制考慮)
  アミロイドーシスネフローゼ下痢を来した症例で疑う。アミロイド蛋白AA
  腎障害:稀。アミロイドーシス続発症薬剤性考慮
  呼吸器症状間質性肺炎の合併多い。下肺野に好発。通常無症状メトトレキセートなどの使用により薬剤性急性間質性肺炎を生じることがある。
  心・血管障害リンパ管炎による難治性浮腫
  神経症状:環軸関節亜脱臼により項部痛や脊髄症上が出現しうる。
  骨粗鬆症
  腱鞘滑膜炎:手指、手関節、足関節
■両側性多関節炎の鑑別疾患
 OA:遠位指節間関節を冒すのが特徴的で、近位指節間関節中手指節関節を冒しうる。
 RA
 SLE軽度症状程度変動する非びらん性の関節炎
 gout:単関節炎からはじまる。
 血清陰性関節炎強直性脊椎炎感染、ライター病:中~大関節非対称性関節炎。仙腸関節と遠位指節間関節にも関節炎
 急性ウイルス関節炎風疹
■KEY POINTS
RAでは遠位指節間関節は冒されない傾向がある。
RAの全身症状関節症状先行することがある。
RA活動性貧血及びESR相関している。
NSAIDs腎機能に悪影響を与えることがある。
initial plan
 Dx 1. 単純X線写真
    ・亜脱臼関節周囲の骨萎縮(傍関節性骨骨粗鬆症,juxta-articular osteoporosis)、関節裂隙の狭小化関節辺縁のびらん(bony erosion)
     ・初期RAで第5趾に骨びらん一般的に見られる。
    ・血液検査
     ・RF、抗DNA抗体
 Tx 1. 鎮痛薬
    ・NSAIDs鎮痛とこわばりの軽減
   2. DMARDs(メトトレキセートレフルノミド金製剤ペニシラミン)
    ・NSAIDs症状が治まらない場合考慮
   3. 抗TNF抗体
    ・重症RAで効果がある場合がある。
参考文献
SOR 標準整形外科学 第10版 医学書院
DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins


ビタミンC」

  [★]

vitamin C
acidum ascorbicumセビタミン酸 cevitamic acid
アスコルビン酸, ascorbic acid AsA, ascorbate, L-アスコルビン酸
ハイシーアスコルチンビタシミンアスコルビン酸オフタルムK配合シーピー配合デラキシー配合デルモランFビタミンC
ビタミン
  • first aid step1 2006 p.85,112,114,427


生理機能

  • コラーゲンのプロリン、リジンのヒドロキシル化 (HIM.445)
  • チロシン代謝 (HIM.445)
  • カテコールアミン生合成:necessary as a cofactor for dopamine → NE (HIM.445)
  • カルニチン生合成 (HIM.445)
  • 多くのペプチドホルモンの合成 (HIM.445)
  • コレステロール代謝
  • 鉄吸収の促進:イオンをFe2+(還元状態)に保持することで吸収されやすくする。 (HIM.445)
  • 抗酸化作用
スーパーオキシド(O2.-)、ヒドロキシルラジカル(OH.)、一重項酸素(1O2)などを消去
還元型ビタミンC + ラジカル → モノデヒドロアスコルビン酸 →
(2分子の不均化反応)モノデヒドロアスコルビン酸 → 還元型アスコルビン酸 + 酸化型アスコルビン酸
酸化型アスコルビン酸 + GSH → 還元型アスコルビン酸

臨床関連



糖」

  [★]

saccharide
糖質




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