尾状核

出典: meddic

caudate nucleus (B)
nucleus caudatus
大脳基底核線条体レンズ核





発生学的に同一の灰白質から発生するが、内包の発達により被殻尾状核が分断される。被殻尾状核との間には線条の灰白質連絡が残るため、これらを合わせて線条体と呼ぶ (KL.753)

ニューロン

GABAとアセチルコリンのバランスが重要 → くずれると錐体外路症候群(パーキンソン病、パーキン粗にズム)
  • GABA作動性ニューロン
  • アセチルコリン作動性ニューロン
線条体内の伝達に用いられる?

大脳皮質・大脳基底核ループ回路

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/13 20:19:45」(JST)

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和文文献

  • 中枢神経系障害を合併した抗糸球体基底膜抗体型腎炎の1例
  • 八幡 真弓,中屋 来哉,相馬 淳
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 43(7), 601-608, 2010-07-28
  • … 腎炎と診断した.入院時よりのステロイド療法に加え第15病日より血漿交換を開始したが,第17病日に突然の全身痙攣発作が出現しその後意識障害が続いた.頭部MRIにて両側側頭葉から後頭葉,脳幹,視床,尾状核,両側小脳半球を中心にT1強調画像で低信号,T2強調画像・フレア像で高信号を示す病変が多発していた.原疾患が関与した脳症と考えられ,抗痙攣薬を投与しつつ,血漿交換,ステロイドパルス,シクロフ …
  • NAID 10026547507
  • 複雑部分発作重積を繰り返し、clorazepate が有効であった1女児例
  • 清水 裕子,佐久間 啓,須貝 研司,斎藤 義朗,小牧 宏文,中川 栄二,佐々木 征行,宮田 理英
  • てんかん研究 = Journal of the Japan Epilepsy Society 27(1), 33-38, 2009-06-30
  • … 脳波で律動性高振幅θ波が両側前頭、中心部優位に群発し、脳血流SPECTで左前頭部から頭頂部、左尾状核と被殻の血流増加を認めた。 …
  • NAID 10025993642
  • 症例 幻視などの精神神経症状とT1強調画像で尾状核に高信号病変を有し梗塞と考えられた1例

関連リンク

尾状核(びじょうかく、英: Caudate nucleus)は、多くの動物の脳の大脳基底核に位置 する神経核である。尾状核は元々、自発運動のコントロールに主に関わっていると考え られていたが、現在では、脳の学習と記憶システムの重要な部分を占めていると考え られ ...
大脳基底核が示されている。 吻側: 線条体, 淡蒼球 (GPe and GPi) 尾側: 視床下核 ( STN), 黒質 (SN). 線条体 · 被殻と尾状核からなる。両者はもともと一つの構造物だった ものが、進化の過程で内包によって二つに分断されたと考えられている。実際、齧歯類 ...

関連画像

http://pic.wenwen.soso.com/p/20080710 間脳 全景 両側 で パイプ の 尾状核構造②左尾状核頭部Caudate nucleus.png


★リンクテーブル★
先読みレンズ核
リンク元不随意運動」「ハンチントン病」「線条体」「大脳基底核」「前外側中心動脈
拡張検索横尾状核静脈
関連記事

レンズ核」

  [★]

lentiform nucleus (B), lenticular nucleus
nucleus lentiformis
線条体



不随意運動」

  [★]

involuntary movement IVM
不随意筋


不随意運動と大脳基底核との関連

  大脳基底核の障害との関連 特徴 好発部位 代表疾患
振戦 tremor 黒質 律動的な振動運動 指、手 Parkinson病
本態性振戦
舞踏病様運動 choreiform movement 尾状核 不規則で、目的のない、非対称性運動
[show details]
顔面、四肢 Huntington舞踏病
バリズム ballism/ballismus 視床下核 舞踏様病の一種。運動はより急速、粗大、持続性。四肢の抹消よりも体幹に誓い部分に強く起こり、上下肢を投げ出すよう激しい運動
[show details]
四肢 視床下核 Juys体の出血・梗塞
アテトーゼ athetosis 赤核被殻淡蒼球 舞踏病よりゆっくりで、持続性のある運動。舞踏病に比べ一定の運動。虫が這うような運動。
[show details]
手・指 脳性麻痺
CO中毒
レンズ核障害
ミオクローヌス myoclonus 赤核 1つまたは多くの筋の短時間の不随意な収縮。関節や四肢の強い運動を伴わないのが原則
[show details]
全身・局所 Creutzfeldt-Jakob病
Ramsay Hunt症候群
てんかん
リピドーシス
ミトコンドリア脳筋症
痙攣 cramp/convulsion   筋肉が不随意に,激しく攣縮する状態    
ジストニー dystonia   異常姿勢。筋緊張の亢進で異常な姿勢となり、体幹の捻転、胸郭の傾斜、頚の捻転、肘の過伸展、手首の過屈曲、指の過伸展などを呈する。
[show details]
体幹・近位筋 捻転ジストニー
チック tic   顔、頚部、肩などに起こる、比較的急激で、繰り返して起こる運動
[show details]
顔面 てんかん
緊張



ハンチントン病」

  [★]

Huntington disease
ハンチントン舞踏病 Huntington chorea Huntington's chorea
錐体外路症候群大脳基底核疾患

概念

  • うつ、進行性痴呆(progressive dementia)、舞踏運動(choreiform movements)、尾状核の萎縮(caudate atrophy)
  • 脳のGABA↓、ACh↓
  • トリプレットリピート病
  • 難病であり、特定疾患治療研究事業の対象疾患

疫学

  • (有病率?)欧米では4-8/10万人、日本では1/10万人 (HBN.971)
  • 発病する家系の20-50歳で発症。(他の文献では30-40歳代)
  • 25-45歳で発症。有病率は2-8人/10万人。(HIM.2561)

病因

  • 第4染色体短腕(4p15)に座乗するハンチントン遺伝子のエキソンに存在するCAGリピートの異常反復。正常では7~34回。ハンチントン病では36回以上

遺伝

病理

  • 線条体(特に尾状核)・大脳皮質(特に前頭葉・側頭葉)の萎縮  →  尾状核の萎縮は不随意運動大脳皮質の萎縮は認知症に繋がるのであろう
  • 小型のニューロンの脱落が大型のニューロンに先行している。GABA作動性ニューロンの脱落が顕著である。線維性のグリオーシスが他の疾患で見られるニューロン脱落後のそれよりも顕著。線条体の変性とmotor symptomsの間には相関が見られる。皮質や線条体ニューロンでは核内にユビキチン化されたハンチントン蛋白の封入体が認められる。(BPT.895)

症状

診断

  • リピート数の異常伸長


検査

CT

  • 側脳室の外側に存在する尾状核の萎縮により側脳室の拡大が認められる。


MRI

  • FLAIRでは尾状核と被殻に異常な高信号が認められる。


治療

HIM.2562

予後

  • 発症後10-20年で感染症、窒息(嚥下困難)で死亡する(YN.J-122)

参考

  • 1. CT
[display]http://www.mypacs.net/cases/HUNTINGTONS-DISEASE-12726430.html
  • 2. ハンチントン病 - 難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/entry/318
  • 3. 認定基準 - 難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/092_s.pdf



線条体」

  [★]

corpus striatum (N,B), striatum (KL), striate body
新線条体
淡蒼球=古線条体大脳基底核



解剖

  • 尾状核被殻は発生学的に一つの白質から生じるが、内包の発達により両者は隔てられる (KL.735)
  • 被殻 putamen+尾状核 caudate(B.48)

機能

  • 大脳皮質-基底核ループを構成
大脳皮質と黒質から入力を受けて出力を淡蒼球と黒質とに送り、視床を介して大脳皮質に戻る回路

線維連絡

入力線維

出力線維


疾患関連


大脳基底核」

  [★]

basal ganglion, (pl.)basal ganglia, cerebral basal nuclei (KL)
nuclei basales
大脳核 nuclei cerebri基底核 basal nucleus



  • 参考:PT.112, SP.381

解剖

機能

  • 大脳皮質とともに運動計画、運動開始、作業手順に関係している。
  • 連続運動の相対強度や方向を制御する。
  • 目的に沿って多くの運動を並列的に遂行させたり、遂行の順序を決めることによって、大の皮質による複雑なパターンの筋運動の企画と制御を助ける。
  • 運動の学習、特に運動手続きの学習と記憶に重要な役割を果たす。

大脳基底核の回路

  • 入力
  • 出力

直接路 (SP.376)

間接路 (SP.377)

障害

  • ある種の不随運動を抑制できない。
  • 急速な随意運動が実行不能となる。



前外側中心動脈」

  [★]

anterolateral central artery (N)
レンズ核線条体動脈 lenticulostriate artery (KH)
外側線条体動脈 lateral striate artery, 内側線条体動脈 medial striate arteryシャルコー脳出血動脈ウィリス動脈輪
  • 図:N.134

由来

走行

前外側中心動脈

  • 最近の教科書では
前外側中心動脈=外側線条体動脈 lateral striate artery内側線条体動脈 medial striate artery

参考

  • 1.
[display]http://www4.ocn.ne.jp/~etrt/15yms.htm
  • 2.
[show details]


  • A.Lと略されている


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


横尾状核静脈」

  [★]

transverse caudate vein
尾状核


核」

  [★]

nucleus, nuclei
細胞核
細胞





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