塩酸モルヒネ

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morphine hydrochloride
モルヒネモルヒネ塩酸塩

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/30 22:51:44」(JST)

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和文文献

  • O7-12 4%塩酸モルヒネ注射液使用時の携帯用ポンプ破裂について(一般演題 口頭発表,がん薬物療法(その他),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
  • 新枝 麻衣子,岩根 裕紀,小林 由佳,新宮 とし子,仁科 友里,中西 弘和
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 272, 2010-10-25
  • NAID 110008108307
  • 小児集中治療領域における鎮痛と鎮静 (特集 小児の集中治療ケアにおける看護実践) -- (基礎知識)

関連リンク

塩酸モルヒネ,塩酸モルヒネ. ... 薬効, 8114 モルヒネ系製剤. 一般名, 塩酸モルヒネ, 英名 , Morphine hydrochloride. 剤形, 末, 薬価, 2226.00. 規格, 1g, メーカー, 武田薬品. 毒 劇区分, (毒)(麻). 効能・効果, 激しい疼痛時の(鎮静、鎮痛)、激しい咳嗽発作の鎮咳、 ...

関連画像

塩酸モルヒネ注射液 疼痛緩和に…塩酸モルヒネ錠モルヒネの粉薬・水薬、塩酸 塩酸モルヒネの構造式塩酸モルヒネ構造式塩酸モルヒネ注射液

添付文書

薬効分類名

  • モルヒネ系製剤

販売名

  • モルヒネ塩酸塩水和物「シオノギ」原末

組成

成分・含量(1g中):

  • モルヒネ塩酸塩水和物1g

禁忌

重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強する。]

気管支喘息発作中の患者[気道分泌を妨げる。]

重篤な肝障害のある患者[昏睡に陥ることがある。]

慢性肺疾患に続発する心不全の患者[呼吸抑制や循環不全を増強する。]

痙攣状態(てんかん重積症,破傷風,ストリキニーネ中毒)にある患者[脊髄の刺激効果があらわれる。]

急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する。]

アヘンアルカロイドに対し過敏症の患者

出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では,症状の悪化,治療期間の延長を来すおそれがある。]

効能または効果

激しい疼痛時における鎮痛・鎮静

激しい咳嗽発作における鎮咳

激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制


*通常,成人には1回5〜10mg,1日15mgを経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

慎重投与

心機能障害のある患者[循環不全を増強するおそれがある。]

呼吸機能障害のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある。]

肝・腎機能障害のある患者[代謝・排泄が遅延し副作用があらわれるおそれがある。]

脳に器質的障害のある患者[呼吸抑制や頭蓋内圧の上昇を起こすおそれがある。]

ショック状態にある患者[循環不全や呼吸抑制を増強するおそれがある。]

代謝性アシドーシスのある患者[呼吸抑制を起こすおそれがある。]

甲状腺機能低下症(粘液水腫等)の患者[呼吸抑制や昏睡を起こすおそれがある。]

副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者[呼吸抑制作用に対し,感受性が高くなっている。]

薬物依存の既往歴のある患者[依存性を生じやすい。]

高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

新生児,乳児[「小児等への投与」の項参照]

衰弱者[呼吸抑制作用に対し,感受性が高くなっている。]

前立腺肥大による排尿障害,尿道狭窄,尿路手術術後の患者[排尿障害を増悪することがある。]

器質的幽門狭窄,麻痺性イレウス又は最近消化管手術を行った患者[消化管運動を抑制する。]

痙攣の既往歴のある患者[痙攣を誘発するおそれがある。]

胆嚢障害及び胆石のある患者[胆道痙攣を起こすことがある。]

重篤な炎症性腸疾患のある患者[連用した場合,巨大結腸症を起こすおそれがある。]

ジドブジン(アジドチミジン)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]

重大な副作用

依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので,観察を十分に行い,慎重に投与すること。
また,連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により,あくび,くしゃみ,流涙,発汗,悪心,嘔吐,下痢,腹痛,散瞳,頭痛,不眠,不安,譫妄,振戦,全身の筋肉・関節痛,呼吸促迫等の退薬症候があらわれることがあるので,投与を中止する場合には,1日用量を徐々に減量するなど,患者の状態を観察しながら行うこと。

呼吸抑制(頻度不明):呼吸抑制があらわれることがあるので,息切れ,呼吸緩慢,不規則な呼吸,呼吸異常等があらわれた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお,本剤による呼吸抑制には,麻薬拮抗剤(ナロキソン,レバロルファン等)が拮抗する。

錯乱,譫妄(頻度不明):錯乱,譫妄があらわれることがあるので,このような場合には,減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

無気肺,気管支痙攣,喉頭浮腫(頻度不明):無気肺,気管支痙攣,喉頭浮腫があらわれるとの報告がある。

麻痺性イレウス,中毒性巨大結腸(頻度不明):炎症性腸疾患の患者に投与した場合,麻痺性イレウス,中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。

薬効薬理

薬理作用

中枢神経系

  • モルヒネ塩酸塩水和物の中枢神経抑制作用は,大脳皮質に始まり,順次下降して延髄・脊髄に及ぶ。
    ヒトでは,5〜10mgで運動中枢,意識,知覚に影響することなく痛覚の感受性を減じ,鎮痛の目的に用いられる。
    また,呼吸・咳嗽中枢を抑制し,呼吸鎮静作用,鎮咳作用をあらわす。増量に従い,発揚状態から催眠作用があらわれ,もうろう状態に至り,1回30mgで深い睡眠に陥る。
    この経過中に延髄の嘔吐中枢を刺激して嘔気,嘔吐を起こすことがある。

消化器系

  • 胃腸管の運動を低下させ,止瀉作用をあらわす。また,膵液や腸液等消化液の分泌を減少させる。

循環器系

  • 薬用量では心拍数,血圧にほとんど影響がないか,あっても軽度である。大量では血圧下降があらわれる。

その他

  • 体温調節中枢の抑制作用,瞳孔縮小作用,汗腺を除く外分泌腺の分泌抑制作用等を示す。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称:

  • モルヒネ塩酸塩水和物(JAN)[日局]
    Morphine Hydrochloride Hydrate

化学名:

  • (5R,6S)-4,5-Epoxy-17-methyl-7,8-didehydromorphinan-3,6-diol monohydrochloride trihydrate

分子式:

  • C17H19NO3・HCl・3H2O

分子量:

  • 375.84

化学構造式:

性状:

  • 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
    ギ酸に溶けやすく,水にやや溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(95)に溶けにくい。
    光によって徐々に黄褐色を帯びる。

融点:

  • 約200 ℃(分解)

分配係数:

  • 1.2[pH7.4,1-オクタノール/緩衝液]


★リンクテーブル★
国試過去問107C021」「100D017」「108G058」「097D004」「097G070
リンク元ファロー四徴症」「モルヒネ塩酸塩
関連記事モルヒネ」「」「塩酸

107C021」

  [★]

  • 82歳の男性。呼吸困難のため搬入された。10年前に心筋梗塞を発症し、5年前に冠動脈バイパス術を受け、現在はアンジオテンシン変換酵素阻害薬とアスピリンとを服用中である。4泊5日の温泉旅行に行き3日前に帰ってきた。2日前からは身の回りのことで息切れを感じるようになり、昨晩、就寝後約2時間で突然呼吸困難、喘鳴および咳嗽が出現したため、救急車を要請した。意識は清明。脈拍112/分、不整。血圧142/88mmHg。呼吸数24/分。SpO2 95%(マスク4l/分酸素投与下)。頸静脈怒張を認める。III音を聴取し、全肺野に水泡音を聴取する。下腿に浮腫を認める。心電図で心房細動を認め心拍数は130/分である。前回検査時の心電図は洞調律で心拍数は64/分で、調律と心拍数の所見以外は変化はない。来院時の胸部エックス線写真(別冊No.5)を別に示す。
  • 治療として適切でないのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107C020]←[国試_107]→[107C022

100D017」

  [★]

  • 53歳の男性。朝食直後に上腹部の激痛が突然出現したため救急車で搬入された。1週前から右上腹部不快感が空腹時に出現し、食事によって軽減していた。体温38.5℃。脈拍104/分、整。血圧110/60mmHg。腸雑音は消失し、腹部全体が板状硬化を呈していた。血液所見:赤血球520万、Hb15.1g/dl、白血球14,300、血小板46万。胸部エックス線写真を以下に示す。この患者の処置で最も適切なのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 100D016]←[国試_100]→[100D018

108G058」

  [★]

  • 76歳の男性。悪心を主訴に来院した。 6か月前に胃癌の診断で胃全摘術を受け、3か月前に肝転移腹膜転移と診断された。その後、心窩部下腹部とに鈍痛が出現し、非ステロイド性抗炎症薬の内服にて小康状態が得られた。 1週前に心窩部の鈍痛が増強したため塩酸モルヒネの内服を開始した。症状の改善は得られたが、昨夜から悪心をきたしたため受診した。脈拍 96/分。血圧 126/86 mmHg。呼吸数 14/分。 SpO2 98% ( room air)。
  • 疼痛緩和治療を継続するために、患者に確認すべき症状はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108G057]←[国試_108]→[108G059

097D004」

  [★]

  • 42歳の男性。競馬騎手。20年来の大酒家である。3日前、落馬による下腿骨骨折で緊急手術を受けた。術後、不眠を訴えていたが、本日になって深夜急に起き上がろうとして点滴を自己投去しようとする。看護師が制止すると、「助けてくれ。」と叫び振り払おうとする。発汗著明であり、自分の状態がわかっていないようで、視線も定まっていない。適切な対応はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097D003]←[国試_097]→[097D005

097G070」

  [★]

  • 薬物と副作用の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G069]←[国試_097]→[097G071

ファロー四徴症」

  [★]

tetralogy of Fallot TOF ToF TF
(国)Fallot四徴症
先天性心疾患心奇形


まとめ

  • 肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大が四徴とされており、漏斗部中隔が右前方へ偏位したために生じた大きな心室中隔欠損と漏斗部狭窄が病態の核心である。出生後は体重増加正常であるが、生後数ヶ月後より徐々にチアノーゼが出現、次第に増悪していく。無酸素発作が出現するようになり、小児期には蹲踞の姿勢をとるようになる。聴診上、2-3LSBに駆出性雑音を聴取、またII音は単一II音として聴取される。低酸素血症の持続により、バチ指、多血症、鉄欠乏性貧血を来す。治療は鉄欠乏性貧血に対して鉄材内服、無酸素発作に対して胸膝位、酸素投与、モルヒネ、βブロッカーとし、予防的にβブロッカーを投与する。手術療法としては1歳頃までに頻回の失神発作、無酸素発作をきたす例に対して、Blalock-Taussig手術を施行、1-3歳頃に根治的に心内修復術(心室中隔欠損の閉鎖、肺動脈の拡張/右室流出路形成)を行う。合併症として脳血栓、脳膿瘍、感染性心内膜炎に留意する。(文献(2) YN.C-121 SPE.452)

原因

  • 発生の過程で、円錐動脈管中隔(漏斗中隔)が前方に変位 → 円錐の不等分割 (L.225)
  • 22q11の微少な欠損が関係する (PHD.391)
22q11.2欠失症候群 CATCH22

四徴

病態

肺動脈狭窄

  • (左室の心筋収縮による駆出圧が、心室中隔欠損により右室壁に加わる)

PSと大動脈騎乗を伴う心室中隔欠損

疫学

  • 9.6/10000出生。 5/10,000 live births(PHD.391)
  • 心奇形を合併しうる (PHD.391)

症状

  • 息切れ、易刺激性、チアノーゼ、頻呼吸、ときに失神、痙攣。無酸素発作
  • 運動時、食事、哺乳 → 全身の血管が拡張 → 肺血管抵抗 >> 全身血管抵抗 → ↑右左シャント → チアノーゼ
  • 子供は全身の血管抵抗を上げるためにしゃがむようになる(蹲踞)。大腿の血管が圧排されて全身血管抵抗が上がる → ↓右左シャント → ↓チアノーゼ
  • 中心性チアノーゼ(生後2-3ヶ月) → 無酸素発作(生後6ヶ月) → 蹲踞の姿勢(2歳以降)
無酸素発作/低酸素発作:生後、3-4ヶ月移行、急に多呼吸になりチアノーゼが増強。呼吸困難、意識消失を来す。午前中の覚醒時に起きることが多い。右室流出路狭窄の増強が引き金となり、肺血流の低下が起こる。3ヶ月頃から出現。

身体所見

  • バチ指:低酸素血症の持続による

聴診 PHD.393

  • RV heave:右室肥大
  • 単一II音 ← 肺動脈への駆出路が狭窄しており、かつ肺動脈弁は低形成であるためP2成分は小さく聴取できない。そのためA2成分のみS2として聴くことになる。
  • 左右の胸骨縁に収縮期雑音:右室の駆出路で乱流が発生することで生じる(肺動脈までの流路が狭窄しているから)
  • 最強点:
  • 2LSB:肺動脈弁狭窄
  • 3LSB:漏斗部狭窄
  • 心室中隔欠損症 VSDによる雑音は生じない。欠損している部分が大きすぎるため

検査

胸部単純X線写真

  • 心陰影は正常/やや小さい ← 拡大はない
  • 木靴心:左第二弓陥凹、左第四弓突出
  • 肺血管陰影の減弱

心エコー

  • 大動脈騎乗、心室中隔欠損、右室内腔拡大
[show details]

心電図

  • 右室肥大所見(high RV1, deep SV6)

心カテーテル検査

  • 診断目的のみに施行することはない

右室造影

  • 術前検査に有用

治療

  • 全ての症例が手術適応

内科療法

  • 多血症:Ht>60%で注意、>70%で危険なので、瀉血を行う。 (PED.919)

薬物療法

  • 鉄欠乏性貧血、無酸素発作の予防が目的。
  • 無酸素発作:(治療)胸膝位、酸素投与、モルヒネ、βブロッカー、アシドーシス補正の補液。(予防)βブロッカー   ⇔   禁忌:β刺激薬 → 漏斗部狭窄(肺動脈弁下狭窄)を増強させてしまう
治療
βブロッカー:右室流出路狭窄の改善
モルヒネ:鎮静、漏斗部のspasm解除。末梢血管の拡張、静脈還流量減少?  ←  塩酸モルヒネ/ペチロルファンを用いる(PED.918)
アシドーシス補正の補液:重炭酸を含む輸液
予防
塩酸プロプラノロール/塩酸カルテオロール (PED.918)

手術療法

  • 新生児期において動脈管依存性の重症例では、プロスタグランジンE1の持続投与を行い、ブラロック・タウシグ手術(Blalock-Taussig手術)を行う。(ガイドライン1)。
  • 動脈管非依存性の場合、1歳頃に頻回の失神発作、無酸素発作をきたす例に対して(YN.C-122)、内科的に無酸素発作のコントロールが困難な症例や著しい肺動脈低形成に対してブラロック・タウシグ手術を行う(ガイドライン1)。
  • 1-2歳(ガイドライン1)/1-3歳(YN.C-122)頃に、根治的に心内修復術(心室中隔欠損の閉鎖、肺動脈の拡張/右室流出路形成)を行う。


合併症

ガイドライン

  • 1. 先天性心疾患の診断、病態把握、治療選択のための検査法の選択ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_hamaoka_h.pdf

国試

症例

  • 2歳男児。運動後にチアノーゼが見られるため来院した。家族の話によると、うずくまっていることが多くなってきたという。胸骨左縁第2肋間に駆出性収縮期雑音を聴取する。





モルヒネ塩酸塩」

  [★]

morphine hydrochloride
モルヒネ塩酸モルヒネ


モルヒネ」

  [★]

morphine
morphinum
モルフィン
塩酸モルヒネ morphine hydrochloride
MSコンチンMSツワイスロンアヘンチンキアヘンチンキアヘン散アポカインアンペックエチルモルヒネ塩酸塩水和物オプソカディアンドーフル散パシーフピーガードプレペノンモヒアトモルペス
アヘンアルカロイドオピオイドモルヒネ中毒
アヘンアルカロイド系麻薬

薬理作用

・鎮痛作用:経口投与では効果小(肝初回通過効果)

  • 精神作用:痔痛患者に陶酔感euphoria,健常人に不快感dysphoria
  • 鎮静作用:ヒト,サル,イヌ,ウサギ,ラット
  • Straub tail反応: morphineの脊髄興奮作用によりマウスの尾が立ちあがる。
  • 呼吸抑制作用:呼吸中枢のC02に対する反応性低下 う急性中毒死
  • 催吐作用:延髄chemoreceptor trigger zone (CTZ)に作用--吐き気,噛吐
  • 心血管作用:動静脈の緊張低下-心臓負荷減少-→肺うっ血,浮腫を軽減  ←  肺静脈各調査用により肺うっ血を改善させるからこういう症例に良いらしい(105C031)
  • 消化管作用:腸管神経叢のACh遊離抑制 →蠕動運動抑制 

       腸管壁から5-HT遊離   →腸管平滑筋の緊張亢進

  • 胆管内圧上昇: Oddi括約筋の収縮(だから胆石症の時には注意)
  • 縮瞳作用:動眼神経核の刺激
  • 反復投与-耐性,身体的・精神的依存が形成
  • 突然の休薬・オピオイド括抗薬投与-禁断症状withdrawal symptoms
  • (振戦,不安,不眠,疫撃,発汗,鼻汁,流涙,発熱,血圧上昇,頻脈,
  • 下痢,腹痛,堰吐など)
SPC.206
  • 中枢作用
  • 鎮痛
  • 快感、鎮静、眠気、知的鈍麻
  • 呼吸抑制
  • 鎮咳
  • 悪心・嘔吐
  • 瞳孔縮小
  • 末梢作用
  • 循環器系:ほとんど影響ない
  • 消化器系:消化管運動低下(平滑筋の緊張亢進によるらしいい)、胆管攣縮
  • 泌尿器:平滑筋の緊張により尿管スパズム、膀胱排尿筋収縮、利尿ホルモン分泌増加、尿閉。
  • その他:肥満細胞からのヒスタミン遊離により発赤、熱覚、発汗、気管支収縮。

適応

  • 術後痛(硬膜外投与,副作用に拝み,呼吸抑制)。末期癌疼痛
  • 心筋梗塞の疼痛
  • 手術後の腸管揺動運動抑制
  • 激しい下痢(ロペラミドの開発により使用は減少)、激しい咳

循環器

  • 末梢血管を拡張し静脈還流量を減少させる。ファロー四徴症における無酸素発作の予防につかわれる(YN.C-123)、らしい

注意

禁忌

モヒアト注射液
  • 1. 重篤な心疾患のある患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 2. 重篤な呼吸抑制のある患者〔呼吸抑制を増強する。〕
  • 3. 気管支喘息発作中の患者〔気道分泌を妨げる。〕
  • 4. 重篤な肝障害のある患者〔昏睡に陥ることがある。〕
  • 5. 慢性肺疾患に続発する心不全の患者〔呼吸抑制や循環不全を増強する。〕
  • 6. 痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者〔脊髄の刺激効果があらわれる。〕
  • 7. 急性アルコール中毒の患者〔呼吸抑制を増強する。〕
  • 8. アヘンアルカロイド及びアトロピンに対し過敏症の既往歴のある患者
  • 9. 緑内障の患者〔アトロピンの抗コリン作用により房水通路が狭くなり眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがある。〕
  • 10. 前立腺肥大による排尿障害、尿道狭窄、尿路手術術後の患者〔排尿障害を増悪することがある。〕
  • 11. 器質的幽門狭窄、麻痺性イレウス又は最近消化管手術を行った患者〔消化管運動を抑制する。〕
  • 12. 出血性大腸炎の患者〔腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。〕

副作用

添付文書

  • モヒアト注射液
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/8119505A1050_2_01/8119505A1050_2_01?view=body



酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義

塩酸」

  [★]

hydrogen chloride
塩化水素


  • HCl。




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