塩酸ジブカイン

出典: meddic

ジブカイン

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和文文献

  • 症例 塩酸ジブカインによる接触皮膚炎の1例
  • 真鍋 恵津子,寄藤 和彦
  • 皮膚科の臨床 49(1), 53-57, 2007-01
  • NAID 40015190108
  • トリガーポイント注射におけるロピバカインと塩酸ジブカイン配合薬の比較
  • イオン強度が塩酸ジブカイン臨界ミセル濃度と赤血球膜破壊作用に及ぼす影響
  • 香月 博,立山 真吾,日高 奈已 [他]
  • 麻酔 52(11), 1174-1180, 2003-11
  • NAID 40006016094

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日局)塩酸ジブカイン

添付文書

薬効分類名

  • 局所麻酔剤

販売名

ペルカミン原末

組成

有効成分

  • 日本薬局方 ジブカイン塩酸塩

1g中の含量

  • 1g

禁忌

(次の患者又は部位には投与しないこと)

次の患者には投与しないこと

  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

次の患者に投与する場合には、血管収縮剤(アドレナリン、ノルアドレナリン)を添加しないこと

  • 血管収縮剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 高血圧、動脈硬化、心不全、甲状腺機能亢進、糖尿病、血管痙攣等のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
  • 耳、指趾又は陰茎の麻酔〔浸潤、伝達麻酔用のみ〕[壊死状態になるおそれがある。]


効能または効果

  • 仙骨麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔、歯科領域における伝達麻酔・浸潤麻酔
  • 使用に際し、目的濃度の水性注射液または水性液として使用する。
    ただし、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する。
  • 仙骨麻酔
  • 0.05〜0.1%注射液にアドレナリンを添加したものを用い、ジブカイン塩酸塩として、通常成人10〜30mgを使用する。
  • 伝達麻酔
  • (基準最高用量:1回40mg)
    0.05〜0.1%注射液にアドレナリンを添加したものを用い、ジブカイン塩酸塩として、通常成人3〜40mgを使用する。
  • 浸潤麻酔
  • (基準最高用量:1回40mg)
    0.05〜0.1%注射液にアドレナリンを添加したものを用い、ジブカイン塩酸塩として、通常成人1〜40mgを使用する。
  • 表面麻酔
  • 耳鼻咽喉科領域の粘膜麻酔には、1〜2%液にアドレナリンを添加したものを用い、噴霧または塗布する。
  • 眼科領域の麻酔には、0.05〜0.1%液にアドレナリンを添加したものを用い、通常成人には1〜5滴を点眼する。
  • 尿道粘膜麻酔には、0.1%液にアドレナリンを添加したものを用い、ジブカイン塩酸塩として、通常成人男子10〜20mg、女子3〜7mgを使用する。
  • 膀胱粘膜麻酔には、0.025〜0.05%液にアドレナリンを添加したものを用い、ジブカイン塩酸塩として、通常成人10〜20mgを使用する。
  • 局所鎮痛には、0.025〜0.05%液を用い、適量を使用する。
  • 歯科領域麻酔
  • 0.1%注射液にアドレナリンを添加したものを用い、伝達麻酔・浸潤麻酔にはジブカイン塩酸塩として、通常成人1〜2mgを使用する。


慎重投与

  • 次の患者には慎重に投与すること
  • 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項1参照)
  • 次の患者に血管収縮剤(アドレナリン、ノルアドレナリン)を添加して投与する場合には、慎重に投与すること
  • ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔剤使用中の患者[心筋の被刺激性が高まって不整脈が発現しやすい。]
  • 三環系抗うつ剤服用中の患者[心血管作用の増強がみられることがある。]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項2参照)


重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状

  • ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあり、また心停止に至ることがあるので、観察を十分に行い、脈拍の異常、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害、喘鳴、眼瞼浮腫、発赤、蕁麻疹等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

中枢神経

  • 振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • 一次感覚神経の無髄(C)神経線維、細い有髄(Aδ)神経線維のNaチャネル内の特異的結合部位に結合してイオンの細胞内への流入を阻止し、活動電位の発生を抑制(神経伝導を遮断)することにより局所麻酔作用を発現する。効力、持続性、毒性いずれも最大級の局所麻酔薬である。一般にアドレナリンを添加して用いる1)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 〔日局〕ジブカイン塩酸塩(Dibucaine Hydrochloride)
    〔日局別名〕塩酸ジブカイン 塩酸シンコカイン

化学名

  • 2-Butyloxy-N-(2-diethylaminoethyl)-4-quinolinecarboxamide monohydrochloride

分子式

  • C20H29N3O2・HCl

分子量

  • 379.92

性状

  • 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末である。
    本品は水、エタノール(95)又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、無水酢酸に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
    本品は吸湿性である。

融点

  • 95〜100℃


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